昨日、平塚市美術館でのワークショップが無事終わり、ものすごくほっとしているところです。
平塚は、本当に緊張する。
前夜は、2時近くまで眠れませんでした。
結局、参加者の皆さんと自分を信頼しようということで落ち着きましたが、逃げ出したくなる気分。
でも!
やっぱり行って良かった!
やっぱりやって良かった!
パステルを使って、心をほぐしながらの絵画表現。
1枚目は自由に。2枚目は「秋」をテーマに。そして3枚目は「私の中の太陽」というテーマで。
12才から72才まで、ありとあらゆる年代と立場のの男性、女性が一緒に絵を描くのです。
最初はこわごわ、でも最後は夢中になって、全員笑顔いっぱいで終了しました。
同じ画材、同じテーマで絵を描くのに、ひとつとして同じものはなく、その作品ひとつひとつが
まるでその人自身のように、輝きを放っていました。
しかも、心底楽しげに。
杖をついて厚いメガネをかけた、最高齢のおじいちゃんが参加してくださいました。
最初は、美術館職員もおののくほど、不機嫌そうでした。
「わたしはずっとね、写真やお手本を見ながらパステルで風景画を描いてきたんですよ。」
と、むずかしい顔でおっしゃる。
ワタクシ、ニッコリ笑い、おじいちゃんの眼の奥をじっと見つめて
「そうでしたか。今日は、見本もお手本も無くて、自由に楽しく描こうと思うんです。」
と申し上げました。
おじいちゃんの席は、まるで孫のような歳のおとなしくて可愛い中学生の女の子のお隣でした。
ちょっと心配だったので、描き始めてからも何回か、おじいちゃんのそばに行き、話をしました。
すると、だんだん
「楽しいな。」「自由に描くって、こんなに楽しいんだな。」
と、ノリノリに。
できあがった作品は、ちょっと恐そうなお顔と裏腹に、すごく可愛らしくて明るいのでした。
「今日は楽しかった!」
と満足げに帰って行かれ、朝との違いに職員もびっくり。
ワタクシのプログラムは「楽しくて、安心してできる」を重点にして作りますが、それでも
「自由な表現」は、「自由」なだけに、初めての人は一瞬不安になります。
お年を召しても、その一瞬の不安を乗り越えて心から楽しんでくれた、おじいちゃんの若々しい心に拍手です。
画像は、残念ながらおじいちゃんの作品ではありません。
(忙しすぎて、写真取りとかできませんでした。)
私の「秋の実り」です。
平塚は、本当に緊張する。
前夜は、2時近くまで眠れませんでした。
結局、参加者の皆さんと自分を信頼しようということで落ち着きましたが、逃げ出したくなる気分。
でも!
やっぱり行って良かった!
やっぱりやって良かった!
パステルを使って、心をほぐしながらの絵画表現。
1枚目は自由に。2枚目は「秋」をテーマに。そして3枚目は「私の中の太陽」というテーマで。
12才から72才まで、ありとあらゆる年代と立場のの男性、女性が一緒に絵を描くのです。
最初はこわごわ、でも最後は夢中になって、全員笑顔いっぱいで終了しました。
同じ画材、同じテーマで絵を描くのに、ひとつとして同じものはなく、その作品ひとつひとつが
まるでその人自身のように、輝きを放っていました。
しかも、心底楽しげに。
杖をついて厚いメガネをかけた、最高齢のおじいちゃんが参加してくださいました。
最初は、美術館職員もおののくほど、不機嫌そうでした。
「わたしはずっとね、写真やお手本を見ながらパステルで風景画を描いてきたんですよ。」
と、むずかしい顔でおっしゃる。
ワタクシ、ニッコリ笑い、おじいちゃんの眼の奥をじっと見つめて
「そうでしたか。今日は、見本もお手本も無くて、自由に楽しく描こうと思うんです。」
と申し上げました。
おじいちゃんの席は、まるで孫のような歳のおとなしくて可愛い中学生の女の子のお隣でした。
ちょっと心配だったので、描き始めてからも何回か、おじいちゃんのそばに行き、話をしました。
すると、だんだん
「楽しいな。」「自由に描くって、こんなに楽しいんだな。」
と、ノリノリに。
できあがった作品は、ちょっと恐そうなお顔と裏腹に、すごく可愛らしくて明るいのでした。
「今日は楽しかった!」
と満足げに帰って行かれ、朝との違いに職員もびっくり。
ワタクシのプログラムは「楽しくて、安心してできる」を重点にして作りますが、それでも
「自由な表現」は、「自由」なだけに、初めての人は一瞬不安になります。
お年を召しても、その一瞬の不安を乗り越えて心から楽しんでくれた、おじいちゃんの若々しい心に拍手です。
画像は、残念ながらおじいちゃんの作品ではありません。
(忙しすぎて、写真取りとかできませんでした。)
私の「秋の実り」です。