アートセラピー「心のお絵かき」の世界

アートセラピストで妻で母で女の、楽しく豊かでゆるい人生後半日記。

「ずるーい」の次は??

2013-08-08 16:00:18 | 心や気持ちのお話
で、そういう思いで、今まであったそういう場面・・・夫が好きなように行動する場面を
じっと思い返してみました。

よけいなこと・・・あー言っただの、こー言われただの、そういうことは全部捨てて、
自分の気持ちにだけ目を向けるようにして、思い出していきました。

・・・と、あるセリフが思い浮かんできました。

自分の気持ちを押し殺し、平静を装いながら、胸の中で言ったであろう言葉が。

「ずるい。いつも自分ばっかり。」

なるほど。

これだったか。

このセリフの次には、たいがいどんな言葉が続くかっていいますと、たぶんこうではないかしら?

「アタシだって、そうしたいのに。」

そっか。
やっぱり、似たもの同士だったのね。

同じものを持っていながら、夫はそれを自由に表に出して行動し、私はそれができなくて
内側に引っ込んでしまっていた、ということらしい。

「夫はワガママ」と裁いていたけれど、それは間違いだったのですよね。
悶々怒る自分を正当化させていたのかもしれません。

真実は、夫はワガママでもなんでもなくて、自分に素直に生きているだけのことで、
それは、ある意味、とても魅力的なこと。

私は、単に羨ましかった妬ましかっただけなのですね。

ま、今までは確かに、家のこと・子供達のこと・仕事のことなど、女性特有のいろんなことが絡み合っていて、
好きなようにできませんでした。

でも、子供達が大学を卒業し、ずいぶん枷がはずれました。

ならば、もう「ずるーい!」は、通用しないワケ。

さ、今度はあーたの番よ、と私が私の方を向いたわけですよ。