この「新三銃士」のお人形は、木でできているようです。
木だから、表情は硬い。はず。
目は、閉じたり開けたりや、目玉が左右に動きますし、口も開けたり閉じたりできます。
これは、人間と同じですね。
でも、木だからねー、頬を動かしたりできないわけで、基本硬いわけです。
それなのに、どういうわけか、表情がリアルに感じられてしまうのです。
特に、リシュリュー枢機卿やミレディが秀逸。(悪役ばっかりですが)
照明とかカメラの角度とかの技術ももちろんあるのでしょうが、うつむいてガラスの大きな
目玉がギョローと動いたり、細い目や指先が鋭く動くだけでも、たかが人形なんだけど、
何とも言えず不気味なの。
「なぁんか、悪いこと考えているよねー。」
というのが、無言のセリフと人形の細かな動きだけで、わかってしまう。
人形劇って奥が深そうですね。
見る側の感性や洞察力が問われているようで、案外大人向きの芸術なのかもしれない、
などとも考えます。
同じようにミレディがうつむく場面を見ても
「ミレディは悪いことがバレて、言うことが無いから下向いてるんだ。」
って、子どもなら単純に解釈するかもしれません。
が、大人はその場面を見て
「ミレディは、強がってるけど、本当は哀しいんだな・・・」
と、感じることができる。
人形劇は、人形ゆえに、幅広い年代の人が見ることができて、そのレベルに応じた見方を
楽しむことができるんだなぁと、おとなのおばちゃんになって見たワタクシは感心いたしました。
木だから、表情は硬い。はず。
目は、閉じたり開けたりや、目玉が左右に動きますし、口も開けたり閉じたりできます。
これは、人間と同じですね。
でも、木だからねー、頬を動かしたりできないわけで、基本硬いわけです。
それなのに、どういうわけか、表情がリアルに感じられてしまうのです。
特に、リシュリュー枢機卿やミレディが秀逸。(悪役ばっかりですが)
照明とかカメラの角度とかの技術ももちろんあるのでしょうが、うつむいてガラスの大きな
目玉がギョローと動いたり、細い目や指先が鋭く動くだけでも、たかが人形なんだけど、
何とも言えず不気味なの。
「なぁんか、悪いこと考えているよねー。」
というのが、無言のセリフと人形の細かな動きだけで、わかってしまう。
人形劇って奥が深そうですね。
見る側の感性や洞察力が問われているようで、案外大人向きの芸術なのかもしれない、
などとも考えます。
同じようにミレディがうつむく場面を見ても
「ミレディは悪いことがバレて、言うことが無いから下向いてるんだ。」
って、子どもなら単純に解釈するかもしれません。
が、大人はその場面を見て
「ミレディは、強がってるけど、本当は哀しいんだな・・・」
と、感じることができる。
人形劇は、人形ゆえに、幅広い年代の人が見ることができて、そのレベルに応じた見方を
楽しむことができるんだなぁと、おとなのおばちゃんになって見たワタクシは感心いたしました。
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