お気楽忍者のブログ 弐の巻

ミニカー収集/お魚採取/動植物フォト/行楽記・・・趣味のごった煮ブログ

2024 お気楽行楽記総集編(24)

2025年01月07日 12時00分00秒 | 行楽・旅行記5

9月

東寺真言宗大本山 石光山 石山寺(滋賀県大津市)

石山寺は、聖武天皇の発願で、天平19年(747年)に東大寺開山の僧 良弁が聖徳太子の念持仏であった如意輪観音をこの地に祀ったのを始まりとする古刹。

本堂(国宝)は奈良時代に創建されましたが、大火で焼失し、現在の本堂内陣(正堂)は永長元年(1096年)に再建され、外陣(礼堂)は慶長7年(1602年)に淀君の寄進で増設された滋賀県内では最古の木造建築です。

そして、本堂の相の間の東端にあるのが「紫式部源氏の間」で、紫式部が源氏物語を起筆した場所と伝わります。

紫式部が手近にあった大般若経の裏に「今宵は十五夜なりけり・・・」と、須磨明石の二帖を書きだしたのが源氏物語の始まりでした。

2024年のNHK大河ドラマは、平安時代の貴族社会を舞台に、千年後の世でも読み継がれる源氏物語を書いた女流作家の紫式部を主人公にした『光る君へ』でしたね。滋賀県では大河ドラマとタイアップして様々な観光キャンペーンが行われました。

光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館

大河ドラマは見てませんでしたが、ミーハーだから、『光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館』にも入ってみました ww

劇中でまひろ(紫式部)と友人のさわが石山詣でで身に着けていた懸帯や竹水筒、ファーストサマーウイカさんが演じた清少納言の衣装なども展示されてました。

甲賀市信楽伝統産業会館(滋賀県甲賀市信楽町)

信楽焼は昭和50年(1975年)に国から伝統的工芸品に指定され、昭和52年(1977年)には信楽伝統産業会館が開設されました。その建物も古くなったため、令和2年(2020年)に信楽高原鐵道信楽駅そばの観光駐車場横に新しい信楽伝統産業会館が竣工しました。

常設展示の信楽焼ミュージアムでは、鎌倉時代から現代までの信楽焼が紹介されてました。

新宮神社(滋賀県甲賀市信楽町長野)

紫香楽(しがらき)一宮である新宮神社を4年ぶりに訪れました。

前回来たのは、コロナ禍で学校が休校になり退屈してる息子を連れて、旧信楽伝統産業会館で開催されていた当時のNHK連続テレビ小説『スカーレット』のイベントを見に行った時でした。

信楽焼の代名詞ともいうべきタヌキの置物

タヌキの置物の歴史は比較的浅く、明治期に陶芸家の藤原銕造が作ったものが始まりと言われてます。戦後の昭和26年(1951年)に昭和天皇が信楽町を行幸された際、たくさんの信楽焼のタヌキに日の丸の小旗を持たせ沿道に設置したところ、昭和天皇は大変喜ばれ、それ以降、全国に信楽焼のタヌキが知られるようになりました。

昭和天皇は幼少の頃からタヌキの置物を集めるのが好きだったと云われていて、信楽行幸の時には「おさなとき あつめしからに なつかしも 信楽焼の 狸を見れば」と歌に詠まれました。

中秋の名月

かねふく めんたいパークびわ湖(滋賀県野洲市)

バイク免許の本試験を受ける息子に付き添って守山市の免許センターへ行った帰り、今年2回目となるめんたいパークびわ湖を訪れました。

6月に妻と来た時は長蛇の列ができていたフードコーナーも平日はガラガラ。

しかし、尿酸値高めの管理人にとって明太子は大敵です(悲)

琵琶湖と比良山系

クルマに釣り道具を積んであったから、釣り具店で餌を買って、久しぶりに息子と琵琶湖で竿出し。

あまりの暑さで、30分ほどでギブアップしちゃいましたが、フナとニゴイが釣れました。

4, 5年前までは外来魚のブルーギルばっかり釣れましたが、最近はその姿をあまり見かけません。。

過去記事<2024 お気楽行楽記総集編(23)

よろしければ、応援クリックお願いします!


にほんブログ村


マジョレット60周年 トヨタ FJクルーザー

2025年01月07日 01時00分00秒 | マジョレット2

本日はミニカーのお話です。

2024年11月に発売されたマジョレットPRIME MODEL ANNIVERSARY EDITIONから、「トヨタ FJ クルーザー」をご紹介。

フランスのダイキャストミニカーメーカーのMajorette(マジョレット)が1964年に設立されて今年で60年なのを記念して発売されたアソートの中のひとつです。

カバヤ食品と提携して日本国内で菓子付き販売が開始されたのは1978年のことでした。

Majoretteのロゴがあしらわれているのが素敵 60周年のマークも特別感がありますね。

マジョのFJクルーザーの金型はボリューム感があって好きな車種のひとつ。ノーマルタイプのFJクルーザーとはホイールも変えてありますね。

マジョレットは経営悪化や買収などの紆余曲折を経て、今は Simba Dickie Groupの傘下となってます。

よろしければ、応援クリックお願いします!


にほんブログ村


2024 お気楽行楽記総集編(23)

2025年01月06日 13時00分00秒 | 行楽・旅行記5

8月

天台宗阿星山 長壽寺(滋賀県湖南市)

奈良時代、世継ぎの無かった聖武天皇の子宝祈願を僧 良弁が阿星山中で行ったところ皇女が誕生し、喜ばれた聖武天皇は勅願寺としてこの寺院を建立させたと伝えられています。

ご本尊は50年に1度ご開帳される秘仏の子安地蔵菩薩像で、子授かり、安産のご利益があります。

平安時代には近くの常楽寺とともに阿星山五千坊と呼ばれるほどの天台仏教園を形成していました。

山門のそばの長壽庵の座敷には映える仕掛けがいろいろ・・・

最近はインスタ映えも意識しないとダメなんですかね~。ご苦労なことです。。。

この長壽寺を訪れたのは、境内のコスモス畑でブルービーが見られるとローカルニュースで盛んに報じていたから。

コスモス畑でしばらく粘っていたら、見ると幸運が訪れると言われるブルービー(瑠璃紋花蜂、ルリモンハナバチ)が飛んできてきくれました

9月

8月末から9月の頭は稀に見る迷走台風の10号に翻弄されましたね。

速度も遅く、九州では暴風雨、四国・近畿・東海・関東では大雨による被害が出ました。滋賀でも警報や避難指示が出たところもありましたが、大きな被害はありませんでした。

南郷水産センター(滋賀県大津市)

12年ぶりにやって来た瀬田川のほとりに建つ南郷(なんごう)水産センター。

南郷水産センターは滋賀県漁業協同組合連合会が管理・運営している魚のテーマパークで、「さかなと自然と人間とのかかわり」をテーマに掲げ、魚と戯れることができる行楽施設になってます。

池のそばに立つとソウギョがうじゃうじゃ寄ってきました。

妻が餌の棒状の麩を差し出すと、デカい口でバリバリと音を立てて食べる姿は迫力満点!

コイ池でも、餌を貰おうと猛アピールする姿はもはやホラー

旧瀬田川洗堰(南郷洗堰)滋賀県大津市)

現在の瀬田川洗堰から100mほど上流にある明治29年(1896年)に造られた南郷洗堰。

治水土木の貴重な資料として、今もその一部が残されてます。

水のめぐみ館 アクア琵琶(滋賀県大津市)

『水のめぐみ館 アクア琵琶』は、国土交通省琵琶湖河川事務所が運営し、治水や利水、砂防、琵琶湖の水環境に関する展示のある施設。

その中に南郷洗堰の模型がありました。

かつては32ある水通しに八寸(24cm)角、長さ14尺(4m)の角材を人力で挿入して、水を堰き止めていたそうです。

そのため、全閉操作には24時間、全開操作には48時間もかかって、台風のような異常出水には対応できなかったようですね

過去記事<2024 お気楽行楽記総集編(22)

よろしければ、応援クリックお願いします!


にほんブログ村


コンビニおまけ インプレッサ WRX STI(WRC仕様)

2025年01月06日 04時00分00秒 | 缶コーヒーおまけミニカー

本日はコンビニおまけのお話です。

2008年にコンビニ限定でアサヒ飲料の缶コーヒーWANDA1本に1個付いてきた『WRC Rally Japan公認 ワンダプルバックカーコレクション』から、「SUBARU インプレッサ WRX STI」をご紹介。

2008年のラリージャパンに参戦したTEAM ARAIのマシンで、ゼッケン31は新井敏弘選手ですね。

小さなおまけミニカーなのに、スポンサードステッカーの再現度が凄い

とても可愛くデフォルメされたプルバックカーで、WRC Rally Japan参戦のマシン全6種のアソートでした

よろしければ、応援クリックお願いします!


にほんブログ村


2024 お気楽行楽記総集編(22)

2025年01月05日 13時00分00秒 | 行楽・旅行記5

8月

鳥羽市立海の博物館(三重県鳥羽市)

20数年前からパールロード沿いの案内看板を見る度にずっと気になっていた海の博物館を初めて訪れました。

南国情緒漂う素敵な建物が並び、自然風景を取り入れたその博物館建築は、日本建築学会賞や日本文化デザイン賞を受賞しているそうです。

博物館のコンセプトは、『海と親しく付き合ってきた海民(漁師、海女、船乗り、海辺に住む人達)の歴史と現在、さらに未来をまるっと体験!』。

鳥羽市の神島(三島由紀夫の潮騒の舞台となった島)の元漁師で、潜水作業会社を興した藤原豊吉氏が昭和33年(1958年)に造った潜水艇の白鯨號(HAKUGEI GO)が展示されてました。

この白鯨號は青函トンネル建設時の海底地盤調査などでも活躍したそうですよ。

ドーマンセーマンは魔除けの印

星型のセーマンは平安時代の陰陽師 安倍晴明が用いた五芒星(あるいは清明判)に由来するとされ、右の縦5本、横4本の線は、修験道で呪力を持つとされる九字を表し、ドーマンの名は清明のライバルであった蘆屋道満に由来すると言われてます。

鳥羽や志摩の海では古くからトモカツギと呼ばれる海の妖怪伝説があり、この怪異から逃れるため、海女さんは海に潜る時に襦袢や手ぬぐいにドーマンセーマンを描いて身に付けます。

収蔵品も多く、海に関わる人たちの歴史、伝統、文化、信仰、祭り、環境をテーマに様々な展示があり、素敵な海の博物館でした。

イルカ島・鳥羽湾めぐり(三重県鳥羽市)

鳥羽マリンターミナルから観光船のフラワーマーメイド号で鳥羽湾めぐりへ。

船内1階はこんな感じ

デッキに出ると、天気も良くて、海も穏やかで最高でしたね

空と海の青、島々の緑のコントラストも素敵でした

イルカ島(三重県鳥羽市)

鳥羽湾にある無人島の日向島は、その島の形からイルカ島と呼ばれます。

昭和34年(1959年)に近鉄グループの志摩マリンレジャー(株)がイルカ島海洋遊園地を開業し、イルカショーやアシカショーの施設、展望台、海水浴場などが整備され、今年で開業65周年を迎えました。

初めてイルカにタッチしました

この日最後のイルカのショー『イルカのあそび時間』が始まりました。

小さいプールなので、派手なショーではありませんが、トレーナーのお兄さんがイルカの体の特徴や身体能力を説明をしたり、お客さんの質問に答えたりと双方向の何とも穏やかなショーでした。

鳥羽一番街(三重県鳥羽市)

イルカ島から本土に戻る最終便の観光船に乗り込み、マリンターミナルに戻ってきました。

伊勢志摩旅行の締めくくりは、鳥羽一番街でお買い物。

今度来る時は海女さんの歴史や文化にフォーカスした観光も面白いだろうなぁと思いつつ、鳥羽の地を後にしました。

過去記事<2024 お気楽忍者行楽記総集編(21)

よろしければ、応援クリックお願いします!


にほんブログ村