9月
東寺真言宗大本山 石光山 石山寺(滋賀県大津市)
石山寺は、聖武天皇の発願で、天平19年(747年)に東大寺開山の僧 良弁が聖徳太子の念持仏であった如意輪観音をこの地に祀ったのを始まりとする古刹。
本堂(国宝)は奈良時代に創建されましたが、大火で焼失し、現在の本堂内陣(正堂)は永長元年(1096年)に再建され、外陣(礼堂)は慶長7年(1602年)に淀君の寄進で増設された滋賀県内では最古の木造建築です。
そして、本堂の相の間の東端にあるのが「紫式部源氏の間」で、紫式部が源氏物語を起筆した場所と伝わります。
紫式部が手近にあった大般若経の裏に「今宵は十五夜なりけり・・・」と、須磨明石の二帖を書きだしたのが源氏物語の始まりでした。
2024年のNHK大河ドラマは、平安時代の貴族社会を舞台に、千年後の世でも読み継がれる源氏物語を書いた女流作家の紫式部を主人公にした『光る君へ』でしたね。滋賀県では大河ドラマとタイアップして様々な観光キャンペーンが行われました。
光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館
大河ドラマは見てませんでしたが、ミーハーだから、『光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館』にも入ってみました ww
劇中でまひろ(紫式部)と友人のさわが石山詣でで身に着けていた懸帯や竹水筒、ファーストサマーウイカさんが演じた清少納言の衣装なども展示されてました。
甲賀市信楽伝統産業会館(滋賀県甲賀市信楽町)
信楽焼は昭和50年(1975年)に国から伝統的工芸品に指定され、昭和52年(1977年)には信楽伝統産業会館が開設されました。その建物も古くなったため、令和2年(2020年)に信楽高原鐵道信楽駅そばの観光駐車場横に新しい信楽伝統産業会館が竣工しました。
常設展示の信楽焼ミュージアムでは、鎌倉時代から現代までの信楽焼が紹介されてました。
新宮神社(滋賀県甲賀市信楽町長野)
紫香楽(しがらき)一宮である新宮神社を4年ぶりに訪れました。
前回来たのは、コロナ禍で学校が休校になり退屈してる息子を連れて、旧信楽伝統産業会館で開催されていた当時のNHK連続テレビ小説『スカーレット』のイベントを見に行った時でした。
信楽焼の代名詞ともいうべきタヌキの置物
タヌキの置物の歴史は比較的浅く、明治期に陶芸家の藤原銕造が作ったものが始まりと言われてます。戦後の昭和26年(1951年)に昭和天皇が信楽町を行幸された際、たくさんの信楽焼のタヌキに日の丸の小旗を持たせ沿道に設置したところ、昭和天皇は大変喜ばれ、それ以降、全国に信楽焼のタヌキが知られるようになりました。
昭和天皇は幼少の頃からタヌキの置物を集めるのが好きだったと云われていて、信楽行幸の時には「おさなとき あつめしからに なつかしも 信楽焼の 狸を見れば」と歌に詠まれました。
中秋の名月
かねふく めんたいパークびわ湖(滋賀県野洲市)
バイク免許の本試験を受ける息子に付き添って守山市の免許センターへ行った帰り、今年2回目となるめんたいパークびわ湖を訪れました。
6月に妻と来た時は長蛇の列ができていたフードコーナーも平日はガラガラ。
しかし、尿酸値高めの管理人にとって明太子は大敵です(悲)
琵琶湖と比良山系
クルマに釣り道具を積んであったから、釣り具店で餌を買って、久しぶりに息子と琵琶湖で竿出し。
あまりの暑さで、30分ほどでギブアップしちゃいましたが、フナとニゴイが釣れました。
4, 5年前までは外来魚のブルーギルばっかり釣れましたが、最近はその姿をあまり見かけません。。
過去記事<2024 お気楽行楽記総集編(23)>
よろしければ、応援クリックお願いします!