書名:南極1号伝説 ダッチワイフの戦後史
著者:高月 靖
出版社:文春文庫
出版年:2009年
ジャンル:ノンフィクション
内容紹介(背表紙説明より)
南極越冬観測隊員が持参したといわれるダッチワイフ。その真偽はさておき、知られざるダッチワイフの戦後史を綿密な取材で掘り起こすとともに、「ラブドール」と呼ばれる精巧なシリコン製ダッチワイフが開発されるまでの苦労話、エンドユーザー達の悲哀と楽しみを現在進行形で描いた異色のノンフィクション。
大衆風俗や性風俗といったいわば表には出てこない部分にフォーカスした著作を読み漁った時期がありました。そういった世界も人間の疑わざる本質の一部ですからね。
本書はダッチワイフからラブドール(現在はそう呼ばれます)に至る特殊用途愛玩人形の歴史や開発者たちの苦労話を丁寧に掘り起こし、真面目に取材した1冊でした。
裏プロジェクトXにでもできるんじゃないの(笑)
最近のラブドールの造形には目を見張るものがありますからね。
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