大阪北区天神橋にある大阪天満宮を2年ぶりに訪れてみました。
菅原道真公を主祭神とし、日本三大祭(祇園祭、神田祭)、大阪三大夏祭(愛染祭、住吉祭)のひとつ大阪天神祭を主催する神社としても有名ですね。
過去記事<大阪天満宮散策 通り抜け鉛筆・・・>
立派な本殿でお参り・・・。
天神さんと言えば梅ってことで、様々なところに梅鉢紋が描かれてます。
享保の大火や大塩平八郎の乱で焼失し、現在の本殿は天保14年(1843年)に再建されたものだそうで、太平洋戦争時の大阪大空襲の際は辛くも焼失を免れることができました。
空襲で燃える自宅を横目に見ながら氏子たちが、「天神さんだけは焼いたらあかん!」と守り抜いたと言われています。
蛭子門の外で微笑む御神酒笑姿(おみきえびす)。
かつて蛭子門の横には戎社が祀られていて、年三回の十日戎の日にはこの門を通って参詣者がお参りしたそうです。
現在の門の位置は当時と違ってるそうですが、門の名前だけは今も残ってます。
江戸時代、大阪の井戸水は決して良水ではなかったそうですが、天満宮の井戸水は千日前の福井の水、道頓堀の秋田屋の水、聚楽町の愛宕の水と並んで大阪四カ所の清水としてその味が評判だったそうです。
今は毎月3日間だけ井戸の扉が開かれ、取水して頂けるということです。
本殿の裏手にある境内社の白米社。
白米稲荷と書かれた赤い提灯がたくさん飾られてます。
祭神は稲荷大神で創始年や由緒はよく分かってませんが、地域の皆さんの厚い信仰の対象になっています。
大阪天満宮の北門すぐのところにあるのが『天満天神繁昌亭』。
戦後60年以上、落語の定席が無かった大阪にあって、2006年にオープンした上方落語の定席です。
2003年に6代目桂文枝(元 桂三枝)が天神橋筋商店街で落語会を行える空き店舗の提供を商店街側に依頼したことに始まり、上方落語協会の尽力と市民の寄付によって出来た新しい上方芸能と笑いの殿堂です。
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