お気楽忍者のブログ 弐の巻

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京都写ん歩 壬生寺 境内散策

2021年11月27日 11時00分00秒 | 行楽・旅行記3

壬生寺にある新選組ゆかりの壬生塚を見学した後は境内をブラブラしてみます。

過去記事<京都写ん歩  新選組ゆかりの壬生寺

壬生寺は地蔵菩薩を本尊として祀る律宗のお寺。

律宗は戒律の研究と実践を行う仏教の一宗派で、日本には鑑真によってもたらされました。

なので、律宗の総本山は鑑真によって開基された奈良の唐招提寺になります。

千体仏塔

およそ千体の石仏たちは明治時代の京の町の区画整理で集められたものや後の地下鉄工事で出土したものだそうです。

寺務所

水を掛けて祈ると、ひとつ願いが叶う水掛け地蔵。

病気平癒や子供の夜泣きにご利益がある夜啼き地蔵。

その昔、菅原道真が流罪に処せられることになった時、壬生の地に住む親類を訪ね、ここで一夜を明かしたと云われてます。

この一夜天神は一夜にして知恵を授かるご利益があるとか・・・

受験生にとってはありがたい天神さんですね

弁天堂

大きな桜の木も紅葉してました。

およそ900年前、京都の公家 浦内淡路守が佐賀の伊万里に居を構えた際、望郷の念にかられ、壬生寺から桜の苗木を運ばせ植えました。

1992年、伊万里から壬生寺へ里帰りしたこの桜は「明星桜」と呼ばれ、桜の下で火を焚くと、薄紅の花弁が夜空に映えて、明星の趣があるそうです。

安政3年(1856年)に再建された重要文化財の大念仏堂は壬生狂言が行われる舞台です。

つづく

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