8月9日
滋賀県野洲市、三上山(みかみやま)の麓にある御上(みかみ)神社に行ってきました。
今からおよそ2,200年前の孝霊天皇の時代に天之御影命(あめのみかげのみこと、天照大神の孫)が三上山の山頂に降臨し、御上祝(神主の祖)が三上山を御神体として祀ったことに始まると伝えられています。
神社の前から望む三上山は標高432mで、俗に近江富士と呼ばれています。
三上山の麓からはこれまでに24個の銅鐸が発掘されていて、古代から祭祀が行われる場所であったことが分っています。天之御影命が鍛冶の神であることも興味深いですね。
因みに藤原秀郷(俵藤太)が大ムカデを退治したという伝説の舞台がこの三上山です。
御田祭(おんださい)
6月1日に植えた稲の苗が人の手を全く加えることなく枯れれば豊作、稔れば凶作になるということですが・・・
今のところ枯れてませんね
手水舎の龍の吐水口は修理中。。
楼門は室町時代の造りで国の重要文化財。
右随身像
左随身像
奉納された酒樽。
調べてみると滋賀県愛荘町の藤居本家の日本酒のようです。
鎌倉時代後期造営の拝殿も国の重要文化財に指定されてます。
本殿(国宝)
養老2年(718年)に藤原不比等が勅命を拝し、現在の地に社殿が造営されました。
武家執政の世になっても、源頼朝を始め各武将が崇敬し、徳川幕府に至るまで代々神領を寄進し、社殿の修営を行ったそうです。
神輿庫の中にあった神輿は高貴な人が乗ることができる仕様になってました。
おまけ
ちょうどここで愛車の走行距離が70,000kmになりました。
滋賀の有名な古社とラッキーセブン・・・縁起いいかも(笑)
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