ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

安倍総理の衆議院解散

2017-09-26 23:15:34 | 徒然の記

  今月の臨時国会の冒頭で、衆議院が解散となり、総選挙が行われます。9月19日の千葉日報の一面に、トップ記事で掲載されました。

 「10月衆院選」「首相、消費税で教育財源」

 「民進、争点隠し批判」という見出しです。

 産経新聞を見ましたら、

 「内閣支持率が5割回復」「解散・総選挙決断の後押しに」

 「安倍晋三首相不信の払拭は " ? " 」・・でした。

 毎日新聞の見出しは、

 「消費税・北朝鮮問う」「28日に解散」

 「来月22日投票」「国難突破と強調」と、意外に大人しい書きぶりです。

 他に朝日、読売、日経もあるのですが、面倒なので省略します。どうせ「大義なき解散」とか、「党利党略」とか、安倍氏批判の見出しに決まっていると、最近は偏見が先行します。

 民進党は、「内政に課題を抱えた首脳が、対外危機対応で、」「国民の目をそらすもの」だと言い、「北朝鮮対応や、消費税問題が、」「国民の審判を受けるのに、なじむのか。」と疑問を呈しています。

 安倍総理がどういう思惑で解散を決断したのか、事実は知りませんが、総理にとっても、野党にとっても、大きな節目の選挙となるのは間違いありません。

 総理は「消費税の使途」につき国民の審判を受けると、説明しているようですが、今回の選挙の争点は、「憲法改正」だと、勝手に推測しています。

 離党者が相次ぐ民進党が、沈みかけた泥舟のようになっているのが、総理の決断の大きな要因だとそこは否定しません。しかし昭恵夫人のことや、加計問題を考えますと、安倍政権にも厳しい目があります。とくに「お花畑の住民」たちは、国際情勢などお構い無しですから解散は大きな賭けです。

 反安倍マスコミが言うように、「争点隠しの解散」でなく、「争点審判のため解散」でもあると見ています。「大義なき解散」でなく、大義のある解散だと、また独り合点しています。

 解散の大義は、「憲法改正」と「争点審判」の二つです。

 これを堂々と出せない、安倍自民党を不甲斐ないと思います。相変わらず、「国民には知らしめず、依らしむべし」の高慢さと。曖昧さです。いつまでも、国民の意識の変化に気づかない、奢れる自民党の悪しき体質を見ます。

 マスコミも同じです。実態を知りながら、「憲法改正」と「争点審判」を、真正面から伝えない姑息さです。こちらは、自民党の高慢さを真似ているのでなく、ただ自民党が敗れればいいと、国民に事実を伝えない、いつもの反日の立場です。

 事実を言わない自民党と、事実を伝えない野党と反日マスコミを前に、せめて自分だけでも立場をハッキリさせたくなりました。世のことには、常に優先順位があります。安倍総理のグローバリズムと、野党の反日・売国と、いずれの愚策が優先するかです。

 そうなればやはり、反日・売国の野党の消滅が先です。

 グローバリズムも反日も、いずれ日本を崩壊させますから、油断はなりません。喫緊の課題として、「憲法改正」と「女系天皇反対」がありますので、安倍総理がこの旗を降ろさない限り一票を入れます。

 新聞の報道を見ましても、自民党の議員ですら国民の悲願を無視し、「憲法改正」に及び腰です。憲法改正で、総理以外に憲法問題を取り組もうとする議員が、他にいないという不甲斐なさ。これでは、安倍氏以外の選択肢がなく、幻滅しても総理しかいません。

 野党や、野党支持のマスコミのように、「自民党政権は、総理への消極的支援が支えているにすぎない。」とは言いません。「不毛の選択」であっても私の一票は「積極的支援」です。

 昨日私は、李恢成氏への書評の中で、韓国の政情を批判しましたが、日本にしてもたいして誇れるものではありません。

 しかし理想は高く手は低く、一歩ずつ進むしかないと、静かに考える今夜です。外はスッカリ秋の気配で、ねこ庭にすだく虫の音と心地よい涼風が、日頃の短気を忘れさせます。

 これから風呂へ行き、少しばかり本を読み、眠りにつきます。愛する息子と、孫たちよ、お休みなさい。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする