おねっと日記

日々の出来事を感じたままにつづります

正義と不義

2009年10月01日 | 
「正義を重んじ不義を嫌う」ロハスな人。

それがアルテック建築工房代表谷内誠氏。



彼は普段とてももの静かな人です。
ふわっと木の香り漂う事務所にお邪魔するといつも、美味しいコーヒーをたててくださいます。

人の話を聴く時、よく目をつむってじーっと聴き入ります。
それはしっかり言葉を受け止めようとするしぐさなのですが、
ある有名な先生の講演会の時、真中の列で講師のお話をそのポーズで聴き入っておりましたところ、
講演の終わった講師の先生がぽつりと私に言いました。

「今日は私の講演を眠って聴いてない人がいてね、それがずーっと気になって話にくかったんです・・」

講師の方はとても大きな誤解をしてしまったのです(笑)
確かにそうも見えるかも・・
講演慣れしている偉大な先生にまで影響を与えてしまった存在感。
のりのいい、体育会系の講師の人にはどうやら苦手なパフォーマンスだったようで
思わずひとりで笑ってしまいました。

彼の相手に対する支援は本気、本物です。

私がお金儲けが下手なのを知っている人たちはよく
「がんばってください。儲けててくださいよ」と私に言ってくださいます。
いつもありがたい励ましだと思い感謝して耳を傾けている私です。

谷内氏はそんな言葉と共に
「これお願いします。」と、そこに何のためらいもなくお仕事を依頼して来ます。

『相手のために自分は何ができるか』を即行動で示す人なのです。
わかっていても、そう簡単にできることではありません。


ある時、私と谷内氏と知人と3人で食事をしたことがあります。
私の知人と彼は初対面でした。
その知人からある人の話がでた時、彼は突然大きな声で激怒しました。
私と友人はびっくりして茫然としてしまいました。
なぜなら、いつも、もの静かな彼しか見たことがなく、大声を聴いたのはこの日初めてだったからです。

(しかも彼は前置きの無い会話が得意です(笑)いつも本題が直球でやってきます)

その「ある人」は彼の正義からは途方もなくかけ離れた所に存在する人でした。
彼は正義と不義はきっちりしている人だということをあらためて確認した出来事です。

今年に入り突然の入院というアクシデントに見舞われ、
彼は
「もっと生きたいから本物の仕事をしたい!」と言いました。
自然志向、ナチュラル、無添加、いろんな言葉があふれている建築業界ですが

彼は正真正銘の「地球と共にある家づくり」に専念しております。



「もっと生きたいから。」

そんな谷内氏が開催する「三角屋根のOpenHouse」見学会はもうすぐです。

その家は私たちが地球に生かされている事を肌で感じることができるんです。

ご一緒に地球の未来(人類の未来)を本気で考えてみませんか!

http://www.onetplan.com/OpenHouse20091003.pdf