ひとつの季節を無事に終え、土に帰る準備の葉たち。
最後まで輝き、感動させてくれる植物の命のいとなみ。
私もこんなふうな人生でありたいと思う秋の夕暮れのひととき。
未来に自分の生きた証を残したい、残してあげたいと思うようになったのはまごちゃんが出来てからの事です。
それまでは、今の自分だけを考えて生きておりました。
「そうなんだよ、そうなんだよ、だから俺は孫のためにアパートを建てたんだ」
と、先日いとこの旦那さんが堰を切ったように話し出しました。
財産らしいものを残してあげる事は私たち夫婦はちょっと難しい・・・
でも、何かを残して未来に繋げたい、と、とても強く思うのです。
では、何を残してあげられるのだろう。
愛に満ち溢れ、自然と共に在る人の営みのすばらしさをそして、その尊厳を永遠に残しつなげたい。
つまり
家族を大切にし、愛し合い、尊重し合って生きたい。
物を大切にし、やさしい暮らしを重んじたい。
と、送られてきたまごちゃんの運動会のDVDを主人と何度も眺めながらしみじみ思う本日です。