おねっと日記

日々の出来事を感じたままにつづります

親の気持ち

2011年10月20日 | 家族

近くの公演の桜の木。
青空に輝く黄金色。素敵な秋の日、人は自然からのみエネルギーをいただくような気がします。



朝は長女からのスイスからのメールやブログを読み無事に生活をしている様子に安心し、
日中は三女のお引越しのための実家の片付けをしながら、心を鬼にして思い出の品々を撤去処分、
夜は二女から子育てや職場の悩み事相談を聴き、すぐにでも駆けつけたい気持ちになり、

どこにいても愛する娘たちの動向は気になる母です。
そして、少しでも親として何かしてあげたいって思うものです。
それでも気持ちを行動に移すにはいろんな事がありすぎて気持ちだけで終わってしまう日常。
ファイト!娘たち。

父は昨年あたりから夜中の幻聴に悩まされております。
83才にもなるのだから、何か身体に変調が起きてもおかしくないので、自然現象として受け止めている私ですが
肝心の父がそれを受け止められないでいるのです。
それを「幻聴」である事を理解したくないのです。
誰にも聴こえないのですから真実幻聴なのですが、それを押し付けるとすごく落ち込んでしまう父。
言葉を選びながら納得してもらうのかなり気を遣いますが
そうこうしているうちに本日は母の命日。
スケジュールが合わず今年ははじめて、父ひとりでの墓参となりました。
母があちらに行ってちょうど10年。私にとっても人生の節目ともなりそうな年となりました。