嫌な時代 カムのも技術か 必要です

2010年04月19日 | 僕…
カムとは…発言が××になる事です。
今では世間一般で…使われる言葉です。
昔は業界用語で…あまり知られていませでした。

講演会の進行役を…急遽頼まれます。
何も把握せずに…安請け合いする僕です。
指令は…ザックバランの会にして欲しいとの事です。

会場は…満杯の聴衆者です。
皆…笑顔の中にも緊張があります。
これから何が始まるか…緊迫感があります。

開演5分前に…前説をします。
注意事項等を…楽しみながら話します。
そこで皆の緊張も溶けたようで…一安心です。

しかし…また嫌な空気に戻ります
そこで僕は…スタッフに公言します。
『ここはカムしかないね…次にカンでくるね』

苦笑いのスタッフを背に…僕は登壇します。
『ではこれから××』と…軽く甘カミを試みる僕です。
しかし聴衆は甘カミをスルーしばがらも…少しピクリの反応です。

やはり空気は…重く会場を埋め尽くしてます。
そこで僕は…講演会のタイトルを大カミする事にします。
『只今より…#%&’&&’(()=)~=)()((=~』

会場は…和みます。
会場は…大笑いです。
会場は…大拍手です。

カミで笑いを取るのは…卑怯です。
しかし…この手法は一番疲れるのです。
何故なら…最後まで二度とカメないからです。

そして楽しい講演会が…始まります。
一人の大カミは…皆の緊張を解します。
独りの犠牲が…明るい笑顔を作ったのです。

普段の僕のカミ癖が…世界を救ったのです。



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