ちょっと待て わたしゃ痴漢じゃ ありません

2010年08月19日 | 僕…
稽古帰りの…夜道です。
0時が過ぎ…辺りも静かです。
あまり人も居ない…寂しい道です。

女性が一人…僕の前を行きます。
イヤホーンし…道の真ん中を歩いてます。
隙があるのか隙がないのか…良く解らない状態です。

微妙にチンタラと…歩いてます。
このペースだと…彼女を抜かす僕です。
しかし彼女の背中は…ピリピリしています。

彼女に…追いつきそうな僕です。
急に現れたら…吃驚させてしまいます。
そこで僕は…足音を大きく急ぎ足にします。

ピリピリの彼女に…追いつき抜かします。
その瞬間…彼女は立ち止まり僕を追いやります。
完全に僕を危ない人物と判断した彼女は…震えてます。

彼女の口から…言葉が漏れてます。
「キャ・キャ」と…悲鳴を出す用意です。
何かあったら「キャー!」と…いつでも叫べる状態です。

もし叫ばれたら…僕は痴漢扱いされてしまいます。
そこで非常に早足で…僕は彼女から離れていきます。
しかし立ち止まっている彼女は…動いていないようです。
若い女性は…早く帰宅するようにね。
若い女性は…暗い夜道は歩かないようにね。
若い女性は…僕を

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