支援物資を…受け付けています。
支援物資の一覧が…配布してます。
そこで僕も…支援物資を届けに行きます。
数名の方々が…二列になって並んでいます。
僕も列の後につき…受付の順番を待ちます。
受付で…種分けと新品か確認をしています。
いよいよ…僕の順番がきます。
僕の物資を…確認する受付の方です。
種分けをしておきましたが…少し手間取ります。
僕の横の列に…若い母子がきます。
「品物はなんですか?」と…聞かれてます。
「あの…生理用品です」と答えるお母さんです。
「新品か…確かめます」
「すいませんが…出して下さい」
小さな間が…隣の列から生まれます。
僕は…何気なく隣を見ます。
すると母子は…僕を見ています。
そして「今…出すんですか」と答えます。
まるで僕が…悪いようです。
まるで僕が…変態のようです。
まるで僕が…それに興味があるようです。
僕の受付が…終わります。
僕は…背を向け出て行きます。
そこで物資を出す気配の…母子です。
「ありがとうございます」と…ボランティアの方の声です。
しかし釈然としない…僕の小さなボランティア活動です。
ボランティアした気が…何か悪者扱いされた気分です。
僕は…
生理用品に…興味はありません。