好き嫌い ちゃんと言えば 良いことが

たまに行く…ラーメン屋さんです。
年末なのか…お客さんは疎らです。
ゆったりと待っている…僕でした。

大柄な男性のところに…ラーメンがきます。
チャーシュー多めの…大盛ラーメンのようです。
大食漢に相応しい量に…食べる気満々の彼なのです。

しかし僅か数分で…彼は食べるのをやめます。
ムッとした表情で…店を出ていってしまいます。
テーブルには…殆ど食べ残したラーメンがあります。

チラッと…そのラーメンを覗いてみます。
ラーメンは…そのままの状態で残してます。
チャーシューは…噛み切ったあとがあります。

僕が注文した…普通のラーメンがきます。
スープをすすり…チャーシューを食べます。
しかしチャーシューは…全く噛み切れません。

彼が残したラーメンを見てる…店員さんに言います。
「すいませんが…今日のチャーシュー硬すぎですよ」
すると店員さんは…なにかを納得したような感じです。

そして奥から…大量のチャーシューを持ってきます。
「申し訳ないです…こちら好きなだけお取りください」
僕は「そんなにチャーシューはいりません」と…断ります。

ラーメンを残した男性も申告したら…
　　　好きなチャーシュー食べ放題だったのにね？