日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 







オックスフォード大学教授の著者。

彼は 世界中の10億ドルを超えるメガプロジェクトの結果データを分析

それも、 × 1万6000件以上(汗)




となると、有名な建築物はだいたい登場してくる

・エンパイア・ステート・ビル

・シドニー・オペラハウス

・グッゲンハイム・ビルバオ

・ウォルト・ディズニー・コンサートホール(奇しくも? L.A.)

・フーバー・ダム

・ペンタゴン

・ヒースロー空港

 etc…  × 258件にも及ぶ!


これらの中で 予算内・期限内 で終了したプロジェクトは僅か。
数にして、0・5%…

それがこの中のどれかは本をお読みいただくことで知識を深めていただきたい!




一方でこの本で思い出した映画が。

= 映画 ブルータリスト

こちらも途方もない建築を一から作り出そうという内容。
建築家の主人公はパトロンを得て、その大プロジェクトに乗り出す。

が材料に凝りすぎた結果、その材料を運ぶ列車が転覆!(汗)
これでプロジェクトはいったん破綻する…

(ブルータリスト とは 建築手法として一世を風靡した ブルータリズム と後で知った)


大型プロジェクトは常にブラック・スワン化しやすいことを本からも映画からも学ぶことになった。
NGワードは常に「最大・最高・最長・最高・最速」





さらに映画のみならず、もう1つ当ブログ的にはたまらないパートが…

それは、左の CATEGORY の1つでもある オリンピック!

「永遠の初心者症候群」呼ばわりされている(汗)


確かに常に予算超過はもちろん、期限内ギリギリにしか仕上がらない…
(特に思い出されるのは アテネ2004、北京2008、リオ2016 など)

本では、モントリオール1976 が名指しで ケチョンケチョンに…




と、予想外に面白い読書になった!

というわけで結論、

 = 恒常的に ブラック・スワン化 しやすい 大型プロジェクト とは何かを学ぶ、貴重な機会を提供する一冊。

 

 


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昨日のアップはなかなか好評で、某所でも ヒット率 高し!


ただこういう質問も想定されてしまう(笑)

Q:台所のシンクを twitter に持ち込んだ日付とか、妙に詳しいねー 
  (あまりに不勉強、あまりに野次馬的、あまりに…)




そこで種明かし。

今日アップのこの本がベースになっているのだ!
(自分でネタバレすんなー)





まずはこの本の章立てをサクッと

【目次】

第Ⅰ部 ツイッター1・0

第Ⅱ部 羽ばたけ

第Ⅲ部 ツイッターを巡る攻防

第Ⅳ部 ツイッター2・0
 第16章 シンクを抱えて新たなボスはやってきた
 第17章 マスクの暴走は止まらない
 第18章 ツイッター・ブルース
 第19章 民の声は神の声(最終章)

この紹介の仕方からも容易に理解できるが、この Ⅳ部 がこの本の読みどころ!
(294ページ~)



マスク氏の登場で僅か100日の間にどれだけのカオスがあったか × 4 箇条書き
実は「マスクの 発言・ツイート の1つ1つ」がカオス(笑)


(1)サブスクリプションの考え方(当時その売上はほぼゼロ)

マスク「サブスクリクション収入を全事業収入の50%まで伸ばせるはずだ」
 ( → やたら有料版へのアップグレード?を推奨してくる、の理由か!)


(2)ヘイトスピーチ急増

マスク就任直後から、ヘイトスピーチが大量にタイムラインに!

マスク本人自身すら陰謀論をツイートし、燃え盛る業火にガソリン投入!
ペロシの夫が襲われた事件に関し、男娼との痴話喧嘩説を主張(のちに削除)

(3)こうしてまともな広告主は出稿をカット、マスクの怒りを買う(笑)


(4)容赦ない人員整理(レイオフ)
社員を50%カット
しかも方法は「一切の告知なく社内インフラが使えなくなる」ことで社員が思い知る(汗)

上記の責任が自分にあることを全く自覚していないマスクがまたツイート
マスク「収益の大幅な減少、は活動家のせい」


結論:いかにメディアとしての価値が破壊され、イーロン・マスク・チャンネル化したか(汗)


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当ブログ、最近の マイブーム =「視聴率はともかくファンを掴んでいるだろう個性的なテレビ番組」がある。

それは「そこに山があるから」「タローマン」での実際の経験値からきたもの!








こうして今 最新 の マイブーム! が 本 のタイトルの番組(汗)


元々、キャスティングであえて「パペット」を番組の中心に据えるのは「星野源の おんがくこうろん」で慣れてたつもり。



「パペット」化されることで、こんなメリットがあると当ブログは感じてきた。

1. ある種の「フィルター化」現象が起こる

2. それは例えば、実の人間よりも入ってくる情報量がコントロールされ、「ハナシ」にフォーカスしやすい

3. このため、赤裸々な「ハナシ」がバンバン登場!(汗)

4. 一方でその人の個性が「キャラ立ち」する部分もある





司会の × 2人 は当然のようにパペット。

山里 亮太 と YOU、がそれぞれキャラ化、「ねほりん」「ぱほりん」


そしてブタのキャラで登場、は「顔出し絶対バツ」な人たち(汗)
彼らの赤裸々な話を掘って掘ってほりまくる!!!

そんな トンデモ!な番組(笑)

(このため、 × 2人のキャラ もモグラ!)





ではどんな「顔出し絶対バツ」な人たち はどういう人たちか。

本から例えばで引用すると、

・SNSで東京のリア充OLのふりをする地方在住の “偽装キラキラ女子"

・「東大」卒 以外は人間ではないと言い切る “ハイスペ婚の女"

・「覚醒剤」のつらい薬物依存体験をリアルに告白する “元薬物中毒者"

・公職選挙 での闘いの苦労を語る "元国会議員秘書"

・宝くじ で1億円当たった人

・2次元(アニメ)でしか本気で愛せない女たち

・超有名「占い師」

・養子(この回、泣ける!)

・元薬物中毒者(汗)

などなど…

あまりにヤバい、ヤバ過ぎる…感じが多少は伝わったかと(汗)




当ブログが気づいたときには既に Season 9 に突入中
なので、こうして既に「本」化まで(汗)

とはいえ、楽しみ尽くすしか、ない!!!




次回は今週の金曜、3月 7日 放送(NHK Eテレ)で内容は、

・婚活を諦めた人


こりゃまた 必見だあ!!!(汗)...


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マリファナ吸わない、ジャマイカから一歩も出ない、レゲエ一筋のエンジニア、キング・タビー


その彼にフォーカスした約500ページもわたる、キング・タビー論。




 
当ブログのド・センターの関心事は以下 × 2

① シングジェイ、という様式はいつどうやって生まれたか

② 同様に、ダブ DUB という様式はいつどうやって生まれたか


この本にはその解答らしきものが、しっかりあった!

① パラゴンズ On the Beach のオリジナル版を作成中、ミスが発覚!
 バックの音楽だけのレコードができてしまったのだ…
ところが「そのままでいい!」となり、夜のダンスでかけ 生DJ したらバカうけ!(ほんとか?! 笑)


② The Phantom DUB
冒頭はVo. がちょっと入るが、数秒後にはリズムギターが消え…(後略)
(こちらも諸説あり)

例えばその時期(1960年代後半)の初期曲の例として、
・リー・ペリー Tacko
・U・ロイ Ok Corral のB面 Sit Back
・News Flash(ジョー・ギブス プロダクション)
・リトル・ロイ Hard Fighter のB面 VooDoo
・ザ・メイトーンズ Serious Love のダブカットJumping Dick


当ブログが興味深かったのが、テクノロジーの発展がまた ダブ DUB の進化に寄与したこと。

2チャンネル録音 → 4チャンネル録音 が大きなターニングポイントに!
これで音の出し入れが容易に。


不思議なのが、現地ジャマイカではその進化した ダブ DUB はあまり人気がなく、英国やその他の国で弾けたという点。
新しい音楽を求めていたニーズにガッツリ響いたよう!





そしてラスト、日本人 驚愕 の 瞬間が降ってくる!
(例え、それがくると知っていても)

それはレゲエ音楽のデジタル化、の章。

スレン・テン という有名リディムは、カシオトーン標準の音源 そのまんま!!!

WOW!

(YouTube で sleng teng と検索するとそのリディムを使用曲がずらっと出てきます)



結論:ダブの創始者 キング・タビーを通し、南国ジャマイカで発展を遂げたレゲエ音楽の真髄に浸る一冊


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タイトルの通り、ホワイトカラーという領域では、サバイブできないかも?…を説く
一言にいうと「これまでの常識に捉われ過ぎているとこうなりますよ」を解説している



次にざっと全体がわかるように 章立て をご紹介

序章 労働力消滅、ふたたび

第1章 グローバル企業は劇的に変わらざるを得ない

第2章 ローカル経済で確実に進む「人手不足クライシス」

第3章 エッセンシャルワーカーを「アドバンスト」にする

第4章 悩めるホワイトカラーとその予備軍への処方箋

第5章 日本再生への20の提言


面白かったのが、時々登場する 著者 冨山 和彦 の仕事の中で実際の会話。
あまりに無自覚なコメントに、著者のみならず読む側も「…」となる!




そしてラスト章

20の提言の中に「これだ!」と声が出ちゃうレベルの提言が!

各省のエッセンスがここに凝縮していると感じた。


のでその × 20 をご紹介したい。

   1. 歴史的な大転換の認識を共有せよ
   2. 豊かなローカル、強いグローバルの国を目指せ
   3. 人口減少の危機的局面を国と社会の再生の
   4. シン列島改造論のすすめ ー 人口8000万人時代に「多様性」で「密度の経済性」を実現できる国づくりを
   5. あらゆるレベルで新陳代謝を加速せよ
   6. 古来の伝統からつながる江戸の庶民の世界観、社会性、人間性を再評価せよ
   7. 「複雑性」「ややこしさ」が勝負、シン基幹産業が何かを間違えるな
   8. 昭和の身分制を破壊せよ
   9. 昭和なホワイトカラー身分による中間搾取を排除せよ
10. シン学問のすすめ ローカル才能、グローバル才能それぞれに可能性をフル追求できる教育システムを
11. カイシャ共助型から社会共助型セイフティネットへ
12. 国も企業も付加価値労働生産性向上の1本勝負!
13. 人的資本の強化に向けて労働市場の変革を急げ
14. チープレーバー型でない国際的な多角化を
15. アドバンスト型現場人材の時代、シン「分厚い中間層」づくりを急げ
16. 労働所得と資産所得のバランスを進めよ
17. 超長期的な人口戦略を実施せよ
18. 為政者、リーダーは日本社会の変革特性を理解せよ
19. アンラーンとラーン、スキリングとリスキリングを国民運動へ
20. 青年はローカルを目指す ー ローカル経済圏を

どれが「これだ!」とは言わないが…(笑)



結論:サバイブできないかも?な ホワイトカラー領域 の危機をわかりやすく解説する一冊


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通常であれば当ブログ、本に関するアップは「読後評」


なのだが、今回はあまりに特殊なため、タイトルは「本:」
写真すら違う(汗)




その理由は明確にタイトルにもある、「タローマン」に関する章が存在!

そのインパクトが強すぎ、他の章がスッカリ霞んでしまった…(笑)



そこで当ブログの動きとしては、「タローマン」攻め集中、を選択!






さてその内容は、以下のよう
(元々の趣旨は既に紹介済も下の方で ← ネタバレしにくい配慮 笑)

・「愛情のないふざけ方」はNG。「べらぼうなふざけ方」は ◯

・昔忘れかけられていた番組の発掘という主旨から、映像は意図的にVHSテープに落とし荒くしていた(汗)

・この仕掛けに流石のNHKも絶句し、ギリギリ許容できるところまで調整(笑)

・実はスタッフは、特撮物の隆盛時代を実際には経験していない世代

・この番組の視聴者は喜んで「乗っかった」とされる(確かに!)
 つまり「乗っかるエンターテイメント」

・仕掛け人はNHK の ◯◯。
 藤井氏の企画力・製作力を目の当たりにしていた彼女が発注!

・岡本太郎のコトバをミュージックビデオ風にした提案など複数の企画が、あった

・タローマンを演じる ◯◯ をチョイスした理由

・番組の最後、タローマンを懐かしく語る サカナクション山口 の起用秘話 

・糸井 重里 が藤井氏をバックアップしていた話は有名だが、その理由が示される
 糸井は藤井の作風をこう語る(敬称略)
 「具体的なパロディというよりは、そういう世界観のパロディを作っている感じ、◯◯なもの」

・各地で実施された展覧会はいずれも大盛況で、時に子供連れが目立った(汗)
 (つまり、子供に予想外に刺さった!)

・今週も放送がある「おやすみタローマン」は関連番組扱い(笑)
 (関連番組というには、あまりにシュール過ぎくないか…)

・やはり滅茶苦茶「な大嘘博物館 カプレルトイ2億年の歴史展」
 ここに至るまでの経緯を説明




さてここからは本を離れ、

(1)「タローマン」とは何か。

(2) タローマンの歴史(リアル版 汗)




さて(1)「タローマン」とは何か。

アートディレクションの最高峰 ADC賞 獲得 展示@GGG、での監督 藤井 亮 氏のコメントを引用し、「タローマン とは何か」の解説としたい
オリジナル番組放送開始は 2022年 7月 で、 × 2年半 経過 なのでもう時効かと(笑)

「展覧会 岡本太郎」のPRになる番組を制作してほしいと頼まれたのがきっかけでした。岡本太郎の番組はドキュメンタリーをはじめ過去に多く作られていたので、今回は新しいアプローチとして岡本太郎の思想を物語に組み込みつつ岡本ら等の作品をタローマン、および奇獣と言う特撮キャラクターに落とし込んだ特撮番組を制作しました」




② タローマンの歴史

以下、時系列に組み直した「タローマンの歴史」
  
① 元々は 1回 ×5分、全10回 のテレビ・シリーズから始まった。
(2022年 7月)
 
 
 
 
 

放送だけではない。
以下のような リアル・イベント すら放送から派生して実施されている。
 
(2022年11月)


 
そして、

(2022年 12月)

そしてまたも!リアル・イベント…
(2023年 7月 8日 ~ 8月31日)


⑤ 遂に、 NHK総合 にまで到達!
(2023年 7月)← リンクをみればわかるがアップは周回遅れ
            登場当初はあまりの 狂気 マシマシに沈黙していた(笑)
(2023年 7月17日)



⑥ 更に、 NHK総合、かつ ゴールデンタイム直後 にまで到達!
 
(2023年 8月)


 ⑦ で、遂に ADC賞 を受賞!!! 
 
ADC賞はあくまでも大きな実績のある方がセレクトする賞。
このため、「タローマン」が受賞したことの意義は、大変大きい!


未経験の方はこの5日後の9日(日)深夜「なんだこれは」から始めましょう(笑)
(推奨は生視聴だが、例え録画だとしても十分に発している 狂気 を感じ取れるはず...)


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読後評:簡潔さは最強の戦略である

読み始めから本の趣旨はクッキリしていた
      ↓
「言葉の洪水」に襲われている現在、このカオスを生き抜くには、
あらゆる言葉を「簡潔にする」以外にない。




基本、そりゃ、そうだ!

当ブログ は元々、

① 各エントリーを可能な限り短く、がモットーではある
    映画の感想も基本ネタバレ禁止でダラダラとは書かない(ように心がけているはず…)

そして、

② プラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う


このため、実はあるエントリーで早速「簡潔にする」にトライしていた!

そのアップは × 10回前の、




これまでだと、

「 × 1400UU 超!記念」

「 本日 開設 × 7205日目 」

をタイトルにも入れ込んでいたのだが、試しに外してみた。



が結果的にはイマイチだったため、後からせめて付け加えたのが、

「 × 1400UU 超!記念」


実験結果としては、

SNS のタイトルについては、そのSNSの特性に合わせ「簡潔」にしつつも、「必要な情報はしっかり盛り込む」
(タイトルに使用できるテキスト文字量の上限ギリギリの範囲内で)





で本もラストに差し掛かかったところで、第8章 でこんな項目が登場。

・SNSを簡潔にする



この章の中で、タイトルの付け方に関する注記もあり、

「プラットフォームの特性を意識する」


なんだ、早く言ってよ!(笑)


(おしまい)


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まずタイトルに驚く

インターネットは「文明」とな!!!




ところが読み始めてみると、大いに説得されてしまった(笑)

というのも著者は日本のインターネットを創ったと言ってもいい慶応湘南藤沢 教授、村井 純 だからだ!(敬称略)


その彼が「自分の言葉」でインターネットの歴史を丁寧にたどり、どう懸案事項を克服したか等を解説していく(汗)
このためその視点は、大変に俯瞰された目新しい視点なので、いちいち面白く読ませる!

例えば、どうインターネットの世界で日本語が使えるようになったのか、とか。
(その答えは本をお読みいただきたい)



その他にも面白い指摘が続々。

・国際的にみても非常に厳格な電波行政の日本、が一気にその遅れを挽回し先頭に立った技術とは?
 (その答えは本をお読みいただきたい)

・同様に日本の進化を促したのが実は災害。311 でスマホ・モバイル通信がいかに重要か理解が一気に進んだ(汗)

・そこで登場は、重要キーワード = 「誰も置いてきぼりにしない日本」→ 彼のインターネット世界の解釈へ向かう

・iPhone の真に画期的だった点 = キーボードをハードウェアからソフトウェアに変えたこと
 確かに映画「ブラックベリー」でも、その動揺がブラックベリー側でも通信会社でもパニック状態に!
 (その主張が概ね正しいとも思いつつ一言 = SWキーボードは Newton で既に実装 → ジョブスが潰した)

ここまでだけで プロローグ ~ 第1章 ~ 第2章




これ以降は、目次をご紹介しておくことで概要をざっと理解いただきたい!

第3章 日常生活に不可欠となったインターネット
 1. インターネットにおける文化の多様性
 2. インターネットがビッグテックを生んだ理由
 3. オンライン課金の仕組みと暗号セキュリティ
 4. メディカルインクルージョンの実現に向けて

第4章 インターネット文明の政策課題
 1. プライバシー保護と監視社会
 2. インターネット規制と国際協調
 3. 言語と出版文化
 4. サイバーセキュリティの三つの空間
 5. デジタル庁の発足と日本のDX

第5章 国際政治におけるインターネット
 1. インターネットと地理学
 2. インターネットと地政学
 3. 米中摩擦とインターネットの未来

第6章 インターネット文明で果たすべき日本の役割
 1. 日本の技術開発の底力を見せるとき
 2. インターネットの公共性と持続可能性

エピローグ インターネット文明の未来
 1. 人類がふたたび月面に立つ
 2. より良いインターネットを維持するために


結論:日本のインターネットを切り開いてきた著者が解説する過去・現在・未来。これは間違いなく、現代人 必読!


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映画ベスト10に続き、今度は「本」でベスト10、いってみます。
こちらも毎年一度の楽しみ化している!
 
アップに至った本は多くはないが、それ以外にも数的には倍以上は読んでおり、 × 10で。
1行目はタイトルとアップ時のサブタイトル、2行目は今回のコメントとなります。
 
 
 

1位


2024年を代表する一冊といえば、これになってしまわざるえない...



 
2位

 
これも興味ある向きには 必読本 じゃね?!
 


3位


究極の監視社会の軋みの一方、経済「兵器化」で エコノミック・ステイトクラフト化




4位


WBC日本優勝に貢献した大谷とダルの知見、で一気に掴まれた!




5位


日々患者を診ている医学博士が書いただけに、迫力あり!




6位

 
 生成AIの登場で半導体の進歩が「軍事力」に直結する時代に?!?




7位


深い「競技愛」があってひじめてなんとかやり遂げられる過酷な世界(汗)
 



8位


サッカー経験者でもないのにサッカーの母国イングランドのうに。
 



9位


課題を与えられてから考え始める人間はクリエイティブにはなれない =クソ 響く!




10位


最後は当ブログが全く知らない世界、のコレで。
 


さて来年はどんな本に出会えるのだろうか、楽しみ!!!


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冒頭で先ず度肝を抜かれる

2007年 ゲーム用新商品発表会(@日本)

2011年 自動車用ダッシュボード向けチップ Tegra 2 発表(@日本)

2016年 既に エヌビディア NVIDIA 社全体がA I に特化

元々はゲーム用チップを作っていた会社が、→ 自動車用 → A I  用 に進化していたのだ!


ゲーム用のチップ(GPU)を使った方がCPUより速いとわかった業界が、一気にその動きが加速(汗)
並列計算ができたことから、こういう使い方がされるようになったらしい


さらに 自動車用ダッシュボード のようなクルマクルマした世界にも参入!

で究極は、自動車用 → A I に特化!



そうなると現在ではスパコン上位10社のうち、 × 6社が エヌビディア製 を採用
(日本の 富嶽 は GPU なし)

6月 独 SA P と提携、シスコシステムズと提携、欧州のデジタルバンク Bunqと提携、と次々と手を打つ(汗)




ラスト2章は、そのタイトルからして刺激的(汗)

第11章  A I 技術の進化は、半導体の進化でもある

第12章 現実の A I 、これからの A I 


「学習はクラウドで、推論はエッジで行う」→ パソコンなどでの追加学習だけで A I がモデル可能に。
つまり専用A I だったはずが 個々のシステムの中で学習することにより、汎用 A I 化!

因みにA I でいうと、かのChat GPT はマイクロソフトが出資しOpen A I が開発



でもう結論に。
文系のアナタ(私含め)に送る、超・最新理系理解のための 教則本(笑)


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読み始めて理解したのは、著者 菅村 雅信 氏はクリエイティブ領域にお済みなお方、だということ。

彼の主張を一言にまとめると、それは常に「意図的な選択」をすること

何を読んで、何を読まないか
何を見て、何を見ないか
何を聴いて、何を聴かないか


この考えに当ブログもおおいに共振するところは、ある!

ゲームは一切やらない
パチンコ、絶対しない
賭け事、基本しない
スマホをお友達にしない、時々チェックするレベル

理由:基本、時間の無駄だから!(笑)



課題を与えられてから考え始める人間には、クリエイティブにはなれない

ここも響くわあ~
自分のやってることと同んなじ!




自分には未見の領域で大変面白く読めたのが2か所。

①写真家による写真集にもっと触れろという視点
 (ていうか、儲からないと難しいゾーンかな?)


② #(ハッシュタグ)をタイトルとともにつけまくって保存すべし




まあ彼の主張に100%全て同意するわけではない

が、これだけヒントを得られた点で、及第点の読書、かな?(笑)


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〈ステイタス〉という曖昧だが確実に存在する「世界の隠された〈力学〉」を解き明かそうという野心的な 一冊。

ビートルズの〈マッシュルームカット〉が全世界に引き起こした激震から幕をあけ、アイデンティティ、階級、サブカルチャー、アート、ファッション、流行、スタイル、リバイバルにまで広く概念や現象を解き明かそうとする。




読み進んでいくうちに、いたく気に入ってしまった表が!


写真は353ページにある表。(By James Lavor 1937)

当ブログが時々読後評でやらかす「天邪鬼」(あまのじゃく)な行動で申し訳ない…


これがいたく気に入ってしまったので、ブログ上でも保存しつつ表に(笑)
(通常は当該本の表紙が写真、ではある…)





そしてその直後、最も強力な〈ステイタス〉チェンジを迫る クライマックスへ!

そのガラリと様相が変わるチェンジな「章」とは、インターネット!!!
(ていうか、スマホ?、インスタ?)

コンテンツの爆発的増加 が過去を塗り替えようとしている?!?

つまり、写真の「表」ですら、過去のものとして葬り去られるかもなレベル(汗)





その IV章 の章だてをご紹介しておこう。

IV インターネットは〈ステイタス〉の構造と価値に何をもたらしたか

・インターネット、バズり、そしてステイタス価値の下落
・新興成り金の台頭とその反動
・オムニヴァス(センス否定:カッコ当ブログ)のセンス
・レトロマニア vs ネオマニア

非常にわかりにくいと思う… 
後は実際にお読みいただく方が良いかと!


結論:21世紀に入り、ガラリと変わった革命的な現在 を、〈ステイタス〉で切ってみると、意外にわかりやすいかも?!?


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大統領選挙が終わったので、まず冒頭に当ブログなりの整理を。

第39代:ジミー・カーター = 民主党

第40代:ロナルド・レーガン = 共和党

第42代:ビル・クリントン = 民主党
      ×2期在任

第43代:ジョージ・W・ブッシュ = 共和党
      ×2期在任

第44代:バラク・オバマ = 民主党
      ×2期在任

第45代:ドナルド・トランプ = 共和党

第46代:ジョー・バイデン = 民主党


こうしてみるに、大統領交代のたびに 民主党 と 共和党 が入れ替わる構造。
(スイングステートとはよく言ったもんだ 笑)

そう考えてみれば、次が共和党、そしてトランプが返り咲くというのもらしいといえばらしいかも?


というのは、以下の理由(汗)

第40代:ロナルド・レーガン = 俳優あがり

第45代:ドナルド・トランプ = テレビのセレブあがり

詳しくは  TV 3大ネットワーク NBC  アプレンティス(1〜シーズン6)のメインキャラ

「カマラ! お前は首だ!」と失礼なことを平気で言うのも、そのTVのメインセリフだから...

ぶっちゃけ、所詮パッと見、とか、知名度 が重要なのだ!(涙)

言葉には絶対出さないものの明らかに「反知性主義」を売りにしているのは間違いない…





さて本に戻る。

 場合によると、読書中止・読書休止 の可能性も想定していたが、この本はもはや「これから何が起こるか PART Ⅱ 」の重要な予言書?なのだ(笑)

という視点で読破!


著者ステファニー・グリシャムは前半、ファーストレディー メラニア・トランプ広報責任者と首席補佐官、なのでトランプとの関わりはやや「外周」

だが本の後半に入り、彼女はホワイトハウス報道官兼広報部長 に(汗)
混乱の渦のド真ん中に放り込まれる…

そしてコロナが発生…
彼女も早々にコロナ感染し、チームから離脱!
彼女は ウエストウィングからギリ抜け出し、またメラニア担当に戻る。

が…

2021年1月 6日、議事堂襲撃事件 が発生
メラニアに送った「不法と暴力は許されない」とtweetすべきとの必死のメッセージに対し、「NO」の返信一言。

これで遂に自ら辞任…




この本で学んだこと、再確認したこと、を以下、箇条書き


・飽きられるか、心からの忠告のはずがウンザリするとクビ!が続々と…


・首席補佐官 は在任中の4年の間に ×4人

 ラインス・ブリーバス→ジョン・ケリー→ミック・マルバニー→マーク・メドウズ

・国防長官 =7人!(代行含め)

ジェームス・マティス→マーク・エスパー→クリストファー・ミラー…


他にも記憶にある名前が次々と…(汗)

レックス・ティラーソン(国務長官)
マイク・ポンペオ(国務長官)

ショーン・スパイス(広報官)
ジョン・マッケンティー(パーソナル・アシスタント)
サラ・ハッカビー・サンダース(ホワイトハウス報道官)


ハテサテ、2025年1月の新政権は第2次リボルビング・ドア政権になるのか?!
前回は準備不足で共和党から押しつけられた人物も多く存在したそう。
今回はその点からいうと進化しているのか?退化しているのか?!?



一方この情報も小さめながら今後役に立ちそう?(笑)

・トランプは大統領専用機の中でも「寝ない」
 ずっとテレビを見ている(らしい)
 そのテレビにリアクションし突然の tweet、部下への指示
 このためお付きのスタッフは時差ボケと疲労でクタクタになる…
 (一方 ファーストレディー メラニア はよく寝るそう 笑)


さて新体制、現状の顔ぶれは、

・首席補佐官 = スーザン・ワイルス
・大統領補佐官(国家安全保障担当) = マイケル・ウォルツ
・国土安全保障長官 = クリスティ・ノーム
・国防長官 = ピート・ヘグセス
・国務長官 = マルコ・ルビオ
・厚生長官 = ロバート・ケネディ・Jr
・国連大使 = エリス・ステファニク
・ホワイトハウス報道官 = キャロライン・レビット

そして目玉は...

・政府効率化省 = イーロン・マスク!(汗)



こうして書けば書くほど、世界の明日を憂い、戦々恐々とするしかない(汗)

2025年はどんな年になるのか?!?


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本来、読 後 評となるはずが、なぜか? このタイミングで(汗)


その理由は 2つ

① 読み始めて直ぐ、強烈なショックに襲われた(笑)

② 場合によると、読書中止・読書休止(の可能性も…)



なぜなら著者ステファニー・グリシャム、元ホワイトハウス報道官兼広報部長

でもあり、ファーストレディー広報責任者と首席補佐官も歴任

ファーストレディー とは、 メラニア・トランプ!!!





読み始めて直ぐのショックとは…

トランプ が大統領に就任し、報道官 ショーン・スパイサー は最初の記者会見を行うはずだった。

がこの一発を直前にくらい、姿を現さない…

「なぜ俺の就任式はオバマより群衆が少ないんだ!」



この対応に追われた彼はその後姿を表すものの、こうコメント。

「トランプの就任式には史上最大の人数が集まった」


この時点で当ブログは絶句…




当ブログに US の投票権はない(今のところ)

が、それを持つ全ての人にこう言いたい。


Go Vote! 

 棄権meaning less相手を利するだけ

 個々の案件で受け入れられない部分がありうるのは、わかる。

 だが、棄権してはいけない。

  (例え僅かな差だとしても)マシな方に 投票 すべき





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冒頭、まずビックリ!

昨年の最大のハイライトだったとも言える、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)日本優勝。

キャンプから参加 = ダルビッシュ
その後駆けつけた = 大谷 翔平


この 2人 が日本代表選手たちに大きな影響力をもたらした事は、

この上記のドキュメント映画で知るところ、ではあった。



が…

この本の冒頭で、その「大きな影響力」の 中身 がわかる!

それは、2人共通して「一球一球データを確認」

日本選手たちもデータは重要視していたものの、それは練習後とか。
ところが2人は、「一球一球

つまり一球投げる・打つ毎に、
「自分の感覚と ⇄ データが示す数字 が合っているかどうかを確認している」
≒ 自分の「仮説」があり、それをデータによって確認・修正

2人から日本選手たちが学んだコアはココだったのだ!



その後、アナリストを選んだ人たちを追う章ののち、第3章。
より具体的に個々のツール特性、進化について語る!

・トラックマン
・ラブソード
・ホークアイ
・ブラスト

そして「日本のドライブイン」とも呼ばれる、より詳細なプロ仕事を紹介



だけじゃなく、これまたオドロキ!、だったのが、その後 続く 第二部。
ここ以降は、野球がいかにデータ化してきたか、を語る。
野球記録データの記録法から始まり、日本でのBISのスタートなどを紐解く。

でここでも当ブログに刺さるビックリが!

1952年 ドジャースの魔法! by アル・キャンパニス

この本ではスモールベースボールを説きつつ、サインの盗み方までをも披露(汗)




そして時代の変革がやってくる(汗)

それは、セイバーメトリクス!

それまではオタクや好事家の世界とされてきた セイバーメトリクス
これをMLBに取り入れ実践

この内容は映画にもなっており、当ブログでいうと、

マネーボール Moneyball 今年有数の面白さ ≒ 原作の内容 × 映画のドラマ性 × 俳優陣 × 現代性!

実はこの映画化の頃には導入された理論をはるかに超える展開がMLB各チームで進んでいた…(→ アスレチックスは今シーズン限りでラスベガス移転 汗)


という進化の過程で次々と 新指標 が登場(汗)
・OPS = OBP(出塁率)+ SLG(長打率)
・WHIP =(与四球+被安打)÷ 投球回
・K/BB = 奪三振 ÷ 与四球
・RF = 9 ×(刺殺+補殺)÷守備イニング
・RC27…

上記のみならず安打を偶然の産物としデータ化を深めていく…

結果、さらにDIPS、BABIP、ZR、UZR、DRS… 究極はWAR(汗)
このWARの普及に伴い「WARの申し子」と称される選手まで登場(汗)
(その人物はよく知られる有名な人物だが、ここでは書かない 笑)

そして最新事例として、既に聞いたことあるだろう、このコトバが登場、

・スタッドキャスト

これで オンタイム で選手のパフォーマンスを公開情報として把握できる!
(MLB公式データ)

こうした進化の結果、データのブラックボックス化・歪みが…
それは当ブログが心配する「誰もが皆、AI」に対する懸念と合致、は たまたまか?!?



結論:「個々のプレーを単位化することが可能」という点で「データ化しやすい」野球のデータ化は止まらない、止められない(それを「進化」と呼ぶ)


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