日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



<<おととい、有楽町ガード下は、例えて言うと「銀河系宇宙」と評したワタクシが、

<昨日は大阪なんば、に(写真:旧)

そして東京に舞い戻り、夕刻大阪へ!!
ちょっとよれていて申し訳ないが、つまり今「かな~り忙しい」状態(笑)


今日の難波こそ、「銀河系宇宙」だなあ~
金曜は新地、そして今日土曜は若者がはじける街、なんば(写真:帰ってアップします)

タクシーー運ちゃんの間でも「難波から翌朝の午前に乗せる若者には気をつけろ」指令が出ているそう。
なんたって、汚物が出た時の事後処理代がすでに3000円。
そりゃたまらないよね。。。



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2008年の韓国映画とはまったく別物(笑)のNYを舞台とした刑事もの。

原題をみてもわかるとおり、ブルックリンが舞台。
なので、かなり生ナマしい展開になる。
犯罪多発地区ゆえに。。。

かつ、監督が「トレーニング デイ」のアントワン・フークア。
だけに、ますます重苦しい(笑)


主人公は、全く違う環境下の3人の刑事。
これらが交差する(クロッシング)瞬間、それぞれの運命が決する。

演ずるは、以下の3人。
ドン・チードル、リチャード・ギア、イーサン・ホーク(写真)
このと豪華かつ個性的な面々が、それぞれが汚れ役をきっちり演じていて頼もしい。

そしてクライマックス、タイトルの通り、3人がぶち当たる。
かなり壮絶な展開。

なのだが、個人的にはもう少し「あっ」と言わせて欲しかったというのが本音。
やや、なし崩し的な展開なので(あ~ぜいたく。。。)

どう感じるかは、それぞれの感性でみていただければと思う!
明日よりロードショー。

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おととい、有楽町ガード下は、例えて言うと「銀河系宇宙」と評したワタクシが、昨日は。。。。

大阪なんば、に(写真)
ちょっとよれていて申し訳ないが、つまり今「ちょっと忙しい」状態。

これも「銀河系宇宙」だなあ~
大都市の魅力をまたかいまみたような気がする。


気になったのは、やはりここでも増え続けているアジアからの観光客。
ここ日本「魂」の街、大阪でもとは。
すごいねえ!



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たまには下らないネタで......
今日、夜の会合開始時間までチョット時間があったので、ふらふら街中を浮遊した末に、有楽町ガード下の焼き鳥屋に。

感想=「有楽町ガード下は、銀河系宇宙」
あらためて素晴らしいと実感。


楽しかったのが、行き交う人々をウォッチングすること。
白黒いろいろな外人部隊や、カップル、女子同士デートの方たち、こ洒落た老紳士々などなど、みていて全く飽きない。


写真(クリックすると大きくなります)をよくみると、店に張ってあるポスターがある。
コピーは、「ロンドンのパブも渋いけど、有楽町のガード下も捨てがたい」

御意!!

 

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2005年5月に、現在とは全く違うテーマでテスト的に始めた当ブログですが、本日なんと開設から数えてぴったり2000日!

まだ2週間たたない2010.10.13(水)、その日のアクセス人数(IP)で 5107IP!
と、ぶっちぎり1位のハイ・スコアが出て喜んでいた(過去の最高記録が、2000IP程度)
そしたら今度はこういう節目が。

年数でいうと5年半。
って、長いんだが短いんだか自分でもよくわからないが、少なくともブロッギングのおかげなのか、2000~2005年に比べると充実していたんではないかと。


そこで今日は、過去書いてきた「ブログのいいところ」を再掲・追加しつつブログの定義に挑戦(大胆だねえ)

1.自分の考えや興味ごとが整理でき、かついつでも取り出せる
2.ポジティブさをキープするツールとなる
3.継続性~日々の更新にイミがある
4.瞬間・変化・進化を捉える有効なツール
5.変革への有効なツール
6.現在・過去、そして「未来」をつなぐことが可能
7.様々な局面で「トライ&エラー」を簡単に行えるツールである。
8.毎日のP.D.C.A感覚で、自分を磨くツールとなりうる
9.そうしていくと、ブログ=「自分発信力」の日々自主トレ・ツール(なんか体育会ぽいねえ 笑)化する。

現在、9か条まできたので、あと1つで×10(だから何なんだ)



話戻って、次の目標はとりあえず3000日ということになるが、本当は3650日、つまり10年(=Decade)が目標かな?
写真は恒例、数字でググって出てきた画像。
個人的にはとってもなつかしいシドニーオリンピックのロゴ。
なんたって、この開会式に行ったし(凄かった)とても良い思い出。
もう10年なんだねえ.....


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2007-09-26 のアップ(iPod touchその後。タッチ & フィーリングに満足)からはじまったiPod touch使い倒し。
丸3年以上に渡って、使い倒してきた。
当時のブログ、2007-09-01 Calfornia~L.A. その(2) i-phoneサワタ!!を振り返りながら、当時の状況を。


タイトルからみても思い出すのは、当時アメリカではi-phoneが既に発売されていたものの、日本では未発売だったこと。
そして、この独特の操作感に感動したことが書いてあった。

<タップしての反応。
<機敏にサクサク動く。
<気持ちよい。

<特許を取得している、二本指による画面縮小、拡大アクション。
<実にスムーズ!
<何回か使うと、これは当たり前のように感じるくらい自然。

<ロスで体験してはいたものの、実際にWi-Fiが立ち上がり、Googleの検索画面が表れて
<このアクションでどんどん拡大してみると、このスムーズさにあらためて感動でした。
<いや~こういう発想はやはりAppleならでは。
<これだけで買ってヨカッタと思ってしまう私はただのアホ!
 
<またカレンダー入力の有無という点でも、現状全く入力できないので、ここにも今後に期待する次第。

あ~この頃は、機能が激しく制限されていたのだった!


で、何でこんなことを振り返っているかというと......
iPhoneに移行後も継続して2台使い状態(その理由は2010-03-02に)だった。
のだけれど、やはり2台使いは少々かさばること、本機との接続にも少々問題が発生するようになってきたことが気になりだして検討しはじめ。iPod nanoの第6世代モデル(写真の右)に先日落ちたことで、遂に現役引退に!


3年以上こき使ってきたので、本体は傷だらけだし、前面にも細かいヒビが(写真左)
よくこれだけ使い倒したものだと自分でも思う。


今後は、以下のような使い方を考えている。
1.専用スピーカーにつなぎ、朝の出勤時のBGM用。
2.出張時の長時間用使用をバックアップ
3.もともと考えていた、Mozart-pod

現役引退とはいえ、十分にまだ使い倒しているかも?(笑)


追記:あとで知ったのだが、SONYがウォークマンの国内向けの生産を中止とは、たまたまとはいえ、ひとつの区切りがここでも.... 
   30年というスパン、3年というスパン...

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サンフランシスコとニューヨーク間の遠距離恋愛を描く。
三ヶ月に一度しか会えない2人。

演ずるは、最近監督業も好評のドリュー・バリモア。
共演に、「ギャラクシークエスト」のオタク少年、ダイハード4.0」のネットオタクで育ったジャスティン・ロング(笑)


映画がはじまり、タイトルバックからして、サンフランシスコとニューヨーク双方の景色を眺めているだけで嬉しくなってしまう私。
なのだけれど、それでもある点で、そう感じた「瞬間」に、どうしても受け入れない根本問題が。
それは。。。


ドリューの衰えが、あまりに激しすぎる。
相手役のジャスティン・ロングが若々しいだけに、このギャップが致命的。
途中で高校の同窓会が出てきて、そこで50才以上の女性を口説くかというシーンがあるが、究極でいうと、そこにいても違和感ない(えっ?)というくらい。

その点を割り引いても、とにかく下ネタに無理矢理もっていくギャグセンスには、かなり閉口した。
こういうレベルの下ネタが、アメリカの映画館ではうけるのだろうか?!
一度本国の劇場で体感してみたいものだけれど、時差と戦いながらこのレベルの映画を見るのは、渡米期間が少々長めでないと、ちと辛いかも。。。
ウディ・アレンのねちっこいけど、ちゃんとファニーな笑いが懐かしくなってきた。

救いは、ジャスティンの役がレコード会社の現場で、実際のバンド The Boxer Rebellionが登場し、ライブ演奏を何度かみせていること。
これが、なかなか素敵。
この説得力が、効果的に物語にプラスに作用するのがうれしい。

ということで、結論。
恋愛映画だというより、音楽・2つの都市の風景を楽しむべし!
(って、それでいいのか?)

あとで知ったのだが、この2人、実際に恋人同士とか。
(って、それでいいのか?)

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先週の日本オープン、期待されていた石川 遼選手がパットで苦しむ一方、韓国のライバル 金 庚泰(キム・キョンテ)に優勝をさらわれた。

ブログではまるでアップしていないが、実は1日だけコースにいた(写真)
(そう、実は当ブログ、別に自分の全ての活動を記録しているわけではない)
今日は、この時にみた内容をベースに。


その日は、プロアマという、スポンサーとプロがセットでラウンドする日。
プロにとっては、直前のコース側の説明からこの日は、グリーンまわりをプレーのみならずチェックできる機会となった。
9番で、各チームがハーフを上がってくるのを見学していたが、どのプロもお客さんがラウンド終了してから、数球をパッティングして難しいグリーン攻略にアタマを悩ませていた。


実は、その中で最も組織的に、かつ戦略的にデータを取っていたのが、金 庚泰(キム・キョンテ)。

まず違い①=組織的なデータの取り方。
キャディだけでなく、もう1人動員し、カップの切られる位置を考えつつ、短い時間(ほんの2分程度)に、いろいろなラインでのボールのコースを検討しメモ。

そして違い②=道具も他の人にない工夫が。
皆が今後のカップを切る位置を考え、そのコースを検討するために「打つ目標」として置いていたのは、パターヘッドを守るケースなど。
これでは、穴の位置は「まあこのへん」のレベル。

ところが、彼の場合は違った。
1人、カップサイズの丸い板を複数用意し、よりリアルにグリーン上のコースを湛然に検討。
3人がそれぞれ詳細にメモし、あとでそれをまとめて1本化したデータにしていたのだろう。


試合がはじまり、彼の成績に注目していたのだが、初日2日めは中位レベル。
データをあれだけ集めても、まあそんなに簡単じゃないんだなと感じていた。

ところが最終日、彼がそこまでの集大成でスコアをぐんぐん伸ばし、コースレコードで優勝!
彼の成績は全くフロックではなく、完全に緻密なデータの収拾・分析などの努力の成果。

それでふと考えた。
アジアでの韓国や中国との競争に勝つには、(当たり前の話なんだけど)緻密なデータ収集・戦略構築、そして精神の集中が必須かなと。
もちろん石川選手も金選手までとは言わなくても、何度もラインを検討し、他の選手にない集中をみせて彼の凄さの一端は感じさせており、この話は彼に対するものではない。
彼以外の日本人ゴルファーに向けてのものである。


ところが上記をアップしようとしていたら、とても残念なニュースが入ってきた。
最終日の2番ホールで、失礼なカメラマンしかもそれはキム選手への行為に、石川選手が切れざるえない状況となり、彼のリズムが狂ってしまったという話。
それはあまりに彼がカワイソウ.......

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たった今気づいたんだけど.....

世界の21世紀の新しい気分を、ちゃぶ台をひっくり返すがごとくターンオーバーした911から既に9年。
そして来年には、もう10年。
もうdecadeという単位がたつことへ正直、いろいろな想いが交錯する。

今年1月に行ったTribute WBC Visiter Centerの感想を NY旅行記シリーズ(1)~(4)で紹介したが、その時のことを思い出した。
その冒頭に、「人類の愚かさの21世紀最新版」というタイトルをつけたのも、上記のような気持ちから。
やっと読み終わりそうな1000ページもの大著「憎悪の世紀 なぜ20世紀は世界的殺戮の場となったのか(上)(下)」を読んでいても、感じる事。
それは、「世紀をまたいだくらいで、この愚かさは果たして解消に向かうのか」

そうでないことをはっきりさせたビンラディンの功績は大きいかもしれない......



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上半期の充実が激しく、年間ではこぼれてしまう作品が多くなりそう(汗)ということで、上半期(1月~6月)映画ベスト10をやったのですが(2010-06-29アップ)、続いて7月~9月分でもやってみます。
さすがにここでは、×5で(笑)

1行目はタイトルとアップ時のサブタイトル、2行目は今回のコメントとなります。
記憶保存装置としてのブログって本当に便利だねえ~とあらためて感心しつつ、以下5本 。


第1位
「ロビンフッド」 Robin Hood 運命的にヒーローになる男の姿。すぐにでも続きが見たい(笑)
これは実に燃えた(写真) リドリースコット&俳優陣による 会心の作。12月の日本公開が楽しみ!
(2010-09-07アップ)

第2位
「トイストーリー3」 Toy Story 3 3部作の映画で、もしかして史上最高レベル?!の傑作。
間もなくDVDリリースになるが、再鑑賞がタノシミで仕方ない1本。
(2010-07-03アップ)

第3位
「借りぐらしのアリエッティ」 今、この物語を映画化する「意味」とは。
最近「ナウシカ」をBlu-rayし感動したが、そのテーマ=「うっすらと見える 未来への希望」を形をかえ 現在でやったような印象。
ところで、まだ公開中、って凄くないか?!
(2010-07-23 アップ)

第4位
「彼女が消えた浜辺」 その国「独自」あるいは「普遍的に共通」な感性を発見できるのが醍醐味。
上記に書いた通り以上のコメントが思いつかない(笑)が、強い印象を残した1本。
(2010-09-19アップ)

第5位
「ナイト&デイ」 Knight and Day 主演2人が生き生き+良いテンポ=おもしろくないわけがない
最後はお気楽な1本を。ニコニコと暴言しゃべりまくるキャメロンがあまりにハマり役!
(2010-09-25アップ)

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さきほど起きてきて、アレコレごそごそやりながら、なにげで昨日のアクセス数をみたら......

2010.10.13(水)   5107 IP    17 位 / 1478793ブログ

えっ!
過去の最高記録が、2000IP程度なので、ぶっちぎり1位のハイ・スコア。。。



アクセス分析すると、どうも前日のアップ「日韓戦感想:これまでと「ひと味」違う、今後のジャパンをライバルにみせつけた今日の試合の意義は大きい」にヒットした結果のよう。

確かにあの試合のテレビ視聴率もニュースに登場するくらい高く、関東で26.8%とゲゲゲも凍る(笑)数値ではあったけど、自分のブログにまでその波が波及するとは思いませなんだ。

写真は、遊びで5107で検索して出てきた写真。
広島電鉄の1901「東山」(左)と並ぶ5107(右)
(ちなみに、私は鉄ちゃんではありませんので誤解のないよう。これしかなかったんです 笑 )


しっかし5000人超とはねえ。。。
恐るべし!日本代表パワー。。。。。


追伸:人気記事ランキングでも、第9位。 画像とともに表示されていた(初!)

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熱戦に感謝。
非常に面白い試合だった。

これまでになく、それぞれの個性がハーモナイズし有機的につながる日本のパスに、韓国は終始、そうとうにあせっていた。
それは試合終了直後の各チームの表情にくっきりと表れていたように思う。

特に、本田の満足げな顔が印象的だった。
そういう顔になったのも、十二分に理解出来る内容だっただけに。
(試合後のインタビューで、本人は完全否定していたが 笑)


今回の目的は勝敗もそれなりに大事だが、「チームとしての形」が出来る事が、ザックJAPANの今回の最大の目的だった。
この点において、100%とは言わないまでも、かなりの完成度と言えよう。
今後の日本代表のあるべき方向性の可能性をくっきり感じられる内容に、拍手を送りたい。

次の2014年に向け、アジア最大のライバルに対し、最新のジャパンがこれまでと「ひと味」も「ふた味」も違うということを、きっちりみせつけることができた今日。
この試合の意義は間違いなく大きい!

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今日はNYなネタ。
まずは写真をご覧下さい。
(クリックすると大きくなります)
なんかシュールな空間!

本棚があるのが、頭上、奥の壁、そして足下!
左の壁が、床にあたる空間、右の窓が本来の天窓、ということだろうか。

ミソは、この空間があるのがNYのNew York Public Libraryの近くということ。
ワンブロックくらいのところらしい。

つまり、New York Public Libraryでアタマが「うにゅうにゅ」になってしまったた人が、ここに来てコーヒーでも飲むと、また新しい発想もできるかもということ。
(じゃないかなあ~)

来年1月にNYした時(約3ヶ月後)にはまだあるかな?
行ってみたいけど。
こういうのって旬が短いだけに.....

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タイトルが出て、豪華すぎるキャスティングのスターたちが次々と表示。
期待が高まる。
そして、最後に監督の名前が。
 =シルベスター・スタローン

えっ?
スタローン監督までやってるの?


この瞬間に鑑賞気分を180度切り替えた(笑)
事前の期待は、エクスペンダブルズ=消耗品、 というタイトルから、数々の闘いの中、死にぞこなって生き延びてきた強者どもが、自分の死に場所を探して最後の闘いに挑み1人1人死んで行く.....という「野獣死すべし」的なもの。
その個々の運命をどう感じさせるか、というところがポイントだった。

が彼が監督では、到底そういう世界には行くはずも無い(笑)
当然、「ロッキー」「ランボー」的なシリーズ化をアタマに置いているだろう。
だから「運命的に死んでいく」展開はありえない。
いかにもハリウッド映画(例えばナイト&デイ)を楽しもうという気分に切り替えた。

そしてその予感通り、やや大味なプロット・アクションが次々と。
介入する事件へ思い入れる理由も、正直笑っちゃう。

でもみていて思った。
「これはこれでいいのではないか。
 たまにはアメリカン・ステーキが無性に食いたくなるように、こういう映画もありだよねえ。スタローン映画に期待される内容はふまえているし」

最後はスカッと気持ちよくエンディング!
季節が急に変わって体もついていけない中、今日も憂鬱な雨。
こういう中、強すぎるオッサン軍団の活躍に身をゆだねるのはアリ!
観賞後、無性に肉をがっつり食いたくなったし(笑)



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著者は、ニーアル・ファーガソン(ハーバード大学歴史学教授)
今年読んだ本で最も面白かった「マネーの進化史」の作者なので、手に取った。

ところが、今回は上下2冊、計1000ページもの大著。
しかも中身がタイトルにあるように、最大の世界的殺戮の場となった20世紀を、彼の手で再構成。
このため極めて残虐な記述がえんえんと続く。
このため、再構成された情報量が多いだけでなく、一気に読み抜けることはとうていできなかった。
8月の夏休みにそうしようとトライしたが、もう10月(笑)


「マネーの進化史」の時のように、特に刺さった部分を以下メモ。
2冊あわせると長くなりそうなので、まず(上)から。

「第一次世界大戦」という言葉を考えだしたのは、ロンドンの「タイムズ」紙の特派員チャールズ・ア・コート・レビントン。
彼の功績は「第一次」を命名した点にある。つまり、世界大戦がその後も起こる可能性を予見していた。
イギリスには地球上の四分の一におよぶ領土と、それを上回る広い海上交通路を支配しながら、
「情けないほどの」小規模な地上軍しかなく単独には戦えないため、世界規模で連携して戦争を繰り広げるしかなかった。

前線における憎悪が激しくなっていく過程を最も雄弁に物語るのは、敵の捕虜に対する扱いの変化だ。
西部戦線で「捕虜を捕らえるな」というムードが次第に醸成されてきたため降伏をおもいとどまる兵士が増えた。
これは消耗戦のなかで自然発生的に起きる、暴力連鎖の一環だった。

ユダヤ人に対する暴力は、対戦が始まる前から、東ヨーロッパでひんぱんに起きていた。
1901年の時点で、将来どの国でユダヤ人の大量虐殺が起きるかと予測した場合、ドイツなど候補にも上がりそうも無い国だった。
ユダヤ人はドイツの全人口の1パーセントにも満たず、しかもそれに先立つ20年間は減少してきたからだ。

アルメニア人の皆殺し、国会のギリシア人の虐殺、そして「合意に基づく」ギリシアとトルコの相互人口移動は、
アレッポ大司教の警告が正しかったことを明確に裏付けた。
つまり、他民族国歌が民族国家に生まれ変わろうとするとき、必然的に大量虐殺に結びついてしまう。
それは、近代的な均質性という表面的な大義名分のもとに、だれもが持つ根底的な本能の最も低俗な部分が、
部族的な対立による流血という自体を引き起こしたのようだった。そのできことには経済的な合理性などなかった。

これだけでも十二分に凄まじいが、(下)に入ると、第二次世界大戦に突入、恐怖のホロコーストに突入する。
まだ読んでいる途中だが、輪をかけて....

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