タイトルが出て、豪華すぎるキャスティングのスターたちが次々と表示。
期待が高まる。
そして、最後に監督の名前が。
=シルベスター・スタローン
えっ?
スタローン監督までやってるの?
この瞬間に鑑賞気分を180度切り替えた(笑)
事前の期待は、エクスペンダブルズ=消耗品、 というタイトルから、数々の闘いの中、死にぞこなって生き延びてきた強者どもが、自分の死に場所を探して最後の闘いに挑み1人1人死んで行く.....という「野獣死すべし」的なもの。
その個々の運命をどう感じさせるか、というところがポイントだった。
が彼が監督では、到底そういう世界には行くはずも無い(笑)
当然、「ロッキー」「ランボー」的なシリーズ化をアタマに置いているだろう。
だから「運命的に死んでいく」展開はありえない。
いかにもハリウッド映画(例えばナイト&デイ)を楽しもうという気分に切り替えた。
そしてその予感通り、やや大味なプロット・アクションが次々と。
介入する事件へ思い入れる理由も、正直笑っちゃう。
でもみていて思った。
「これはこれでいいのではないか。
たまにはアメリカン・ステーキが無性に食いたくなるように、こういう映画もありだよねえ。スタローン映画に期待される内容はふまえているし」
最後はスカッと気持ちよくエンディング!
季節が急に変わって体もついていけない中、今日も憂鬱な雨。
こういう中、強すぎるオッサン軍団の活躍に身をゆだねるのはアリ!
観賞後、無性に肉をがっつり食いたくなったし(笑)