日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 




イタリア館に続き、今日は、渋そうに思えるけど、実はお勧めと言っていい、クロアチア館いきます。
こちらはイタリア館から出ると、ちょうど横が入り口になっているので、そういう順番でまわると良いのではないでしょうか。

こちらの館の「白」な外観ですが、写真の時からは多少変化しています。
クロアチアの国旗は、赤と白で構成されていますが、この国旗色を使った「凧」が飾られています。
まだ新しいこの国の未来への「飛躍」にかけてのメッセージなのでしょうか、
このさりげない「凧」があとで意味を持ってきます。

入館すると、まずは映像プレゼンテーテョンがあり、そのあとメインゾーンに入っていきます。
そしてさらに展示、そしてさらなる展開が....
(ここからは自主規制でストップ)

ここのプレゼンテーションはそのユニークさゆえに、その館の存在感を来館者に強く残します。
(個人的には、やや抽象的すぎる気もしなくはありませんが)

とここまで書いて、またもやで恐縮ですが、出張のため一週間ほどお休みいたします。
また海外出張となってしまいました.... ホントここ数年全くなかった海外出張なのですが。
再開後は、全館制覇というよりは、お勧め館を中心に飛ばしていきたいと思います。ご参考にしていただくにも、このペースでは役にたたないので....

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さて、目も回る混雑のドイツ館を抜け、今日はイタリア館です。

...と書き始めたところ、気づいたことが!

日本経済新聞 夕刊の1面に記事があるではないか!!

今日からですが、「水の惑星 愛地球博のメッセージ」シリーズが展開していて、今日の立ち上がりは、ずばりイタリア館なのでした。
イタリア館は、さすがデザインにうるさい彼ららしく、洗練された展示が売り物のパビリオンといえましょう。

最大のお勧めは、記事にもあるように、ギリシア神話のサティロス像に尽きると私は思います。
(他にもいっぱいありますが)

この展示がおもしろく、会場内に巨大な球体があり、その中に入り、ぐるりと周回しての見学です。
興味深いのは、この球体内で、刻々とライティングが変わっていき、サティロス像の表情がどんどん変わっていくことです!
こういう見せ方もあるんだなあと素直に感心させられました(反論もあるでしょうが)
一つの像がこれだけいろいろな表情を見せてくれるのは、はじめての経験でした。
こういう企画は他の美術・芸術品でもできそうでいいヒントのように思います。

で、あさってからの日経さんの記事展開はどうなるのでしょうか。
なんにしても、最近は外国館の情報量も飛躍的にアップしていて、種々のガイドブックも写真を多く取り込んだりして、開催当初から比べると雲泥の差となっていて、喜ばしいことではあります。

最後に1970年のイタリア館の話を。
こちらも、ものすごくデザインしていました。
斜め45度に突き出た幾重ものガラスばりの直線的な建築物が、段々に5つそびえ立つ凄い建物でした。こちらはコンペで勝利したトマーゾとジルベルト・ヴェルレ兄弟が手がけたものとのことです。


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再開いたします!
さて、今日は再開にふさわしく、外国館で人気ナンバー1の、アレ、です。

「ドイツ館」

ずっと超満員で、人気の企業館にも劣らない待ち時間(最大4時間!?)という、恐ろしいパビリオンです。
今年は、日本ではドイツ年、そして来年はサッカーワールドカップ開催と話題が豊富なのがどうしても気になるドイツですが、さて実態は?!

結論からいうと、
行くべき人はこういう人です。

(1)ドイツがどうしても好きで行かないと万博を終われない人
(2)他の外国館は全部観た(私のような人ですね)だから行かないと気がすまない
(3)ライドものが異常に好き
(4)混んでいるところが異常に好き

つまり、よほどの人でないと行くべきではありません。
その時間をもっと他の外国館で過ごすべきです!

こう言い切れるのも、ドイツ館の長蛇の列を管理されているドイツ人の皆さんからもそのムードが伝わるからです。こんなにすごいことになるとは、まったく予想しておらず、「まいったな」感がじわじわと出ているのですね。「なんでウチだけこんなに....」

混む最大の原因は、ライドもので個々の車両の間がけっこう空いている(ホンテッドマンションとは明らかに違う。アレは次々と並んでますよね)こともあって、人数の消化が遅いことですね。
まだ比較的空いていた4月でも既に2時間待ちだったので....

内容は、どちらかというと、科学から見たドイツ、を抽象的に表現しており、ドイツ年、そしてサッカーワールドカップ開催などの文化的面はほとんどありません。ご安心下さい?!?

ということで、外国館ナンバー1人気となっている状況のドイツ館でした(タメイキ...)

p.s. 1970年当時のドイツ館は青い球でしたなあ....その時はまだ西ドイツ館でしたなあ... 



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