さて、目も回る混雑のドイツ館を抜け、今日はイタリア館です。
...と書き始めたところ、気づいたことが!
日本経済新聞 夕刊の1面に記事があるではないか!!
今日からですが、「水の惑星 愛地球博のメッセージ」シリーズが展開していて、今日の立ち上がりは、ずばりイタリア館なのでした。
イタリア館は、さすがデザインにうるさい彼ららしく、洗練された展示が売り物のパビリオンといえましょう。
最大のお勧めは、記事にもあるように、ギリシア神話のサティロス像に尽きると私は思います。
(他にもいっぱいありますが)
この展示がおもしろく、会場内に巨大な球体があり、その中に入り、ぐるりと周回しての見学です。
興味深いのは、この球体内で、刻々とライティングが変わっていき、サティロス像の表情がどんどん変わっていくことです!
こういう見せ方もあるんだなあと素直に感心させられました(反論もあるでしょうが)
一つの像がこれだけいろいろな表情を見せてくれるのは、はじめての経験でした。
こういう企画は他の美術・芸術品でもできそうでいいヒントのように思います。
で、あさってからの日経さんの記事展開はどうなるのでしょうか。
なんにしても、最近は外国館の情報量も飛躍的にアップしていて、種々のガイドブックも写真を多く取り込んだりして、開催当初から比べると雲泥の差となっていて、喜ばしいことではあります。
最後に1970年のイタリア館の話を。
こちらも、ものすごくデザインしていました。
斜め45度に突き出た幾重ものガラスばりの直線的な建築物が、段々に5つそびえ立つ凄い建物でした。こちらはコンペで勝利したトマーゾとジルベルト・ヴェルレ兄弟が手がけたものとのことです。
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