日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 






こうしてやっと今作(今展示の象徴?)に到達!


・Aluminumfrau Nr. 16(Aluminum Woman No.16)  2005(写真)



もはや説明の必要もあるまい(笑)


NYタイムズにも書かれた表現「A Slippery Devil 」もさりなん?な彼ならではワールド(笑)

彫刻、版画、デッサン、建築、インスタレーション、水彩画 と多彩といえば多彩。

だが、見事に掴みどころがない…


以上!


~ その(1)へ ~


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 No.1 に続き、今度は...

・Aluminumfrau Nr6(Aluminum Woman No.6)  2001(写真)
 

シュッテらしく?、色々な素材を使い分ける中、今回は アルミニウム!


肉体すらズタズタに切り取られており、当ブログには「もがいている女性」にしか見えなかった…



実はこの様子は シュッテの初期からあるモチーフ












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これまで × 16回 に渡り、MoMAの最上階の最新展示を紹介してきた


が、今日がラスト。

というのは、会期終了が1月18日(土)に迫っているので!


当ブログの意図 = 万一駆けつけたくなった人が出現した場合にギリ間に合う




さて当企画の最終コーナーは、いくつかの部屋をぶっ飛ばし今回の展示に使われている 作品群 を


まずは、

・Stahlfrau Nr.1(Steel Woman No.1) 1998(写真)


部屋の入場口からだと、珍しくノーマルな女性の裸体の彫像だな、と思った矢先、

「 あれ?!?   顔。がない?!?」



作品群 と先に説明したのも、これはシリーズで Frauen series と呼ぶそう。
( Frauen = 女性)



背景にあるスケッチから生み出された今作を本人が語る。

この作品群 の No.1 を構成しているのは、

・ピカソ的な「顔」

・ウォルト・ディズニー的な「腕」

・マティス的な「ボディ」

そして

・絵本的な「胸」


と、過去の人物像の歴史に対し、かなり挑戦的なのだ!









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今年も色々大詰め。

明日からは

・極私的 映画ベスト10
・極私的   本 ベスト10

を展開する予定。



一方、コロナ禍中に始めた、

・極私的 MUSIC ベスト10

については、「極私的」とついているとはいえ、いろいろな雑誌を読むにパスかなと…



というのは当ブログのコロナ警戒は未だ継続中。

このため復活機運の強い世の中で、ベスト選出はちょっと厳しいかな、と。




とはいえキープしていた2024年のナンバー1ライブ、を今日やっと!


それは今年10月12日、NYはWEBSTER HALL、LEMON TWIGS!!!

デビューから注目されていた彼らだったが、今回も素晴らしいステージだったのだ
演奏テクといい、60年代的なポップセンスといい、もう惚れ惚れするばかり!
(前座がクソバンドだったので、彼らの才能がよりキラキラ見えたせいもあるが 笑)



以下セットリスト。


1. My Golden Years

2. The One

3. In My Head

4. What You Were Doing

5. Church Bells

6. If You and I Are Not Wise

7. I Only Did it 'Cause I Felt So Lonely (The Choir カバー)

8. Any Time of Day

9. I Wanna Prove to You

10. Foolin' Around

11. Peppermint Roses

12. They Don't Know How to Fall in Place

13. A Dream Is All I Know

14. I Don't Wanna Cry (The Keys カバー)

15. You Are Still My Girl

16. Ghost Run Free

17. How Can I Love Her More?


 ~ アンコール ~

1.  Corner of My Eye(アコ弾き語り)

2. When Winter Comes Around(アコ弾き語り)

3. Time Will Tell On You (The Rock Club カバー =父のバンド、を2人の父と!) 

4. Rock On (Over and Over)


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先の作品に寄ってみた(写真)


センターに 指導者、周りに国民?という図がはっきりしたかと…

このシリーズでは触れないが、政治指導者を茶化した彫像が大量に展示されていた
実は思想・偏見?に縛られもがいているのが指導層というところが面白い








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作品名 = GroBer Respect(Large Respect) 1994


(9)でご紹介した彼の原型? Mann im Matsch Man in Mud(1982、2014)に非常に似ている(汗)

が、違うのはそのサイズ、具体性。


原型では抽象的だった人物がここではセンターに指導者、周りに国民?が(汗)

次で も少し近くに寄ってみます!






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この企画も第三コーナーをまわったところ(笑)


今日はまず基本情報のおさらいから。

トーマス・シュッテ Thomas Schütte はドイツ オルデンブルク生まれ(西ドイツ側)

東ほどの軋轢はないエリア、ではあった。
とはいえ、西・東に分断されていた母国 への想いがあっただろうことは間違いない…

その後デュッセルドルフに。
The Academy of ART で学び現在までデュッセルドルフ住まい。



ここまでの学び?から、彼の基本モチーフは「現実にもがく人物」ということのよう。

確かに冒頭に紹介した「移民」モチーフ もそのテーマに貫かれている。

心ならずして移民を選択するしかなかった人々、は今 2024年現在 も拡大中(汗)
昨晩に発生したシリア政府の崩壊で、この傾向は増加?!?

非常に現代的なテーマということか?




で写真。

やはり現実?にもがく × 3人の人物たち(汗)

作品名 = Grober Geist No.6( Large Spiritt No.6 )   1996

    = Grober Geist No.8( Large Spiritt No.8 )   1996

    = Grober Geist No.17( Large Spiritt No.17 ) 1996

(左から)


(9)でご紹介した彼の原型? Mann im Matsch Man in Mud(1982、2014)に非常に近い(汗)

次も彼の原型の発展系?にいきます!



~ その(15)へ ~




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続いて、こんな部屋さえ存在(汗)

彫刻(移民などのStruggle系人物)
      ↓
 × 2次元(絵画) × 3次元(模型)
      ↓
カード、図  + 絵画 + 彫刻 etc!
      ↓
今度は、建築モデル だらけの部屋!


1982年 1986年 頃までの、彼が設計を試みた建築モデル類。



この傾向は後まで続き、最後の部屋では各シェルター(実物大)すら登場(汗)

何考えてんだ、この人!(笑)







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続き、これまた 奇っ怪 としか言いようがないシリーズ


作品名 = Alan Colas 1989 カード、図  + 絵画 + 彫刻 etc!


 Alan Colas は実在したフランス人で、1978年のヨットレースで死亡した人物

その日はちょうど トーマス・シュッテ の誕生日…


何考えてんだ、この人!(怒)








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これまでの(1)~(10)までだと、トーマス・シュッテ は 彫刻・立体物 の人か?、となってしまいそう(汗)

シリーズ冒頭 にも申し上げた通り、

<この人、彫刻、版画、デッサン、建築、インスタレーション、水彩画 と多彩
<だが、見事に掴みどころがない…




NYタイムズにもこう書かれている(「」当ブログ)

A Slippery Devil 」Finally Gets His Moment at MoMA.

この書かれ方、凄くないか(笑)



というわけで違う方向に。


作品名 = Mein Grab (My Grave)1981 絵画 + 模型!


先の Mann im Matsch ( Ⅰ.Version)と同じようなタイミングで彼が発信したのは…

自分の お墓!




1996年 3月 25日 に自分は死ぬと決め、2次元(絵画)と3次元(模型)で作品化


これは確かに、掴みどころがないわ!(笑)




次も、これまた奇怪としか言いようがないシリーズ…








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彼の基本モチーフは、「現実にもがく人物」らしいことを前回指摘した。


というのは彼の初期 の作品、

作品名 = Mann im Matsch ( Ⅰ.Version)1982  ~ その(9) ~


のみならず、

  × 38年後 にも手を加えている点で

作品名 =  Man in Mud ( [1st Version] ) 2014(写真)


この指摘はこうして「確信」に至る!

パーソナル な事象ではなく、中央の人物は周囲から がんじがらめ に(汗)







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さて × 4人の移民作、作品名 = Die Fremden(The Strangers)1992 から展示場内へ



最初にご紹介するのは、

作品名 = Mann im Matsch( Ⅰ. Version)1982
      Man in Mud( [1st Version] )  2014(拡張版)

オモチャ程度の大きさしかない今作 だが、面白いことに制作年が2つ!
(後年のが拡張版 → 次回ご紹介予定)

シュッテ自身の思い入れが強い作品だと予想される


となると…

彼の基本モチーフは、「現実にもがく人物」ということか!?!

確かに冒頭に紹介した「移民」モチーフ もそのテーマに貫かれている。

心ならずして移民を選択するしかなかった人々、は今 2024年現在 も拡大中(汗)
昨晩に発生したシリア政府の崩壊で、この傾向は増加?!?

非常に現代的なテーマということか?



次に  × 38年後の拡大版 をご紹介する所存!





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作品名 = Die Fremden(The Strangers)1992


同年のドクメンタ 9 で初めて公開、現在はフリードリッヒ広場「das macht SiNN」の柱廊玄関に

と、形がこうだとは決まってる訳ではない作品。



シンプルな青い台を中心としたハコの上に設置された × 4人の移民

今日はこの MoMA での展示にあった × 4人 にフォーカス。




今回は、ラスト4人目

コチラも民族系っぽい容姿・服装(ユニークな色合い、デザイン)をした 女性

この人物も目を伏せている
(ていうかこのシリーズ全員)

前回の男性同様、憂いを抱えた表情、そんな印象



次は彼のアートの最初の作品に行く予定だが、今作と共通したテーマ(汗)










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作品名 = Die Fremden(The Strangers)1992

シンプルな青い台を中心としたハコの上に設置された × 4人の移民




そして 3人目(順路のコースで見るだろう順番)

コチラも民族系っぽい服装(ユニークな色合い、デザイン)をした男性


この人物も目を伏せている
(ていうかこのシリーズ全員)

前回の男性よりも憂いを抱えた表情、そんな印象

移民だからか? 






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作品名 = Die Fremden(The Strangers)1992




シンプルな青い台を中心としたハコの上に設置された × 4人の移民


今回は2人目(順路のコースで見るだろう順番)

民族系っぽい帽子を被った中年男性か
服装もユニークな色合い、デザイン

コチラの人物も目を伏せている
(ていうかこのシリーズ全員)

心静かにしようとしている、そんな印象






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