日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



この映画、去年にアメリカ版のDVDでみて気に入っていた作品。
2007-12-05に、「The Illusionist イリュージョニスト(日本未公開DVD)渋いマジシャンもの」としてアップしてたもの。
インディペンデント系で2006年に制作されており、それが日本でも無事公開されたことはこの映画のファンとしてはウレシイ。


気に入っているのはまずこの映画に一貫したトーン。
20世紀初頭のウィーンのじっとりした雰囲気の中、話がじわじわ展開していく。
おそらく観た人のほとんどは、この空気感に魅せられるのではないか。

そして、その雰囲気がマジックのいい演出となって、そのミステリアスさを増している。
CGも最低限だけ使用されており、その控えめさも好感がもてる。
(話がそれるがインディジョーンズの新作はそういう点でかなり酷いらしい?)


主演は、エドワード・ノートンと、ポール・ジアマッティ。
2人とも好演しており、この映画をより魅力的なものにしている。
ポール・ジアマッティが狂言まわし的な役割りで、いい味だしてるかな(この人そういう立ち位置の方が向いているような)

ネタバレになってしまうのでもうあまり表現できないが、この映画、絶対観ろというわけではないが、あとでじわっとくるタイプでその感触があとあとまで残る(最近そういうのって少ないよね~)
公開されている映画の中でお薦めと問われれば一押しかな!

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少なくとも、来月6月は即席だとしてもこういう状態では?!
まあ確かに....



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トゥーロンで開催されている国際トーナメント(Toulon Tournament)、日本代表U23は、1試合めでオランダ、開催国フランスに連勝。
決勝トーナメントへ進出しました。

決勝トーナメントの相手はイタリアで、先ほど終了。
結果は0 vs 0
森本あそこは決めとかないと...
その後のPK戦でイタリアが勝ち、日本は3位決定戦へまわることになりました。
若き日本代表、ただいまお勉強中という感じです。

日本の3位決定戦のお相手は、コートジボアール(キリンカップのフル代表と2連チャンですなあ)
梅崎、次は出れるのかなあ、
日本、実は2002年にこの大会で3位を獲得しているので次は点取っていただきたい!

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一瞬、よくある薄っぺらいノウハウ本のようにみえるが、国際政治学者である著者の中西輝政氏が世界(特にイギリス)で蓄積した貴重な経験から確立した考え方を × 56にわたって去年の暮れにまとめた本。
第1章~第6章まで分かれているが、どの章も方向性にそれほど変化あるわけでないので、章の区切りにはあまりこだわらず読める。

その × 56の中で、特に今の自分に刺さった考え方を2つあげてみる。
おもしろいのは、これはあくまでも現時点であって、例えば1年後には全く違う考察が刺さるかもしれず、それを俯瞰した時に自分の成長あるいは停滞または後退をジカクすることになるのだろうか...


最も刺さったのは、作者の長いイギリスの経験から彼がイギリス外交について一言で語ったコレ。

『「早く」みつけ、「遅く」行動する』

綿密で性格な情報を専門家にたよらず独自のネットワークで収集し、政策に反映するタイミング、方法論を間違えると情報の価値がゼロになるため、「遅く」行動するという意味の言葉。
確かに外敵が現れたときに、その脅威にすぐ対処しなければならないという脅迫観念が判断を誤らせることはありうるわけで、ぎりぎりのタイミングまで松ことのできる「強い神経」を養う修練こそ、外交では必要なのかもしれません。

他の章でこの言葉の続きが載っていたのでそれもついでに。
『「早く」みつけ、「遅く」行動する。非常に頑固に主張し続けながら一瞬にして妥協する』
なるほど(あまり真似したくはないが...)



次に、

『「迷い」は将来への投資と考える』

ここは本文から引用したい。
「人は迷ったり悩んだりすると、「早く迷いを振り切ってすっきりしたい」ために、「まあ、いいか、こっちで」という切り捨て方をしてしまいがちです。切り捨てば日々生きていく上で、戦略的には手短で効率がいいように見えますが、人生の1番いい部分をわざわざ捨ててしまうようなものです。そこでもうひと踏ん張りするのです。もう一方の自分自身をどこまで大切にするか、どこまで意識して持っていられるか。その「もうひとつの自分自身」を、つねに意識して磨いていくことで、どんな状況にあっても簡単には切り捨てられない大切なものになっていきます」

その切り捨てられないものを磨いていきたいものである。
それで今世紀が見えてくるかも?
ということで、なかなか刺激的な一冊だった!

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先週5/19に放送された番組をビデっておいたので、週末にみた。
ロンドンが世界の金融の中心地化していることは認識していたが、こうやって映像でみせられるとまたリアルに感じられる。
ロシア、インド他の人材流入を促進するとともに、資本も取り込み国際化を進めることで巨大化してきたと。

驚いたのは、この番組のほとんどメインに据えられていたのが、Football!だったこと。
チェルシーのオーナーになったアブラモビッチ & 古いサポーターの比較、マンチェスター・シティのオーナーになったタクシン前タイ首相、そしてアーセナルのロシア富豪による買収騒動などで、番組の70%くらい締めているのではないか?
う~ん、これじゃサッカー番組だぞお!

一方こうなると突っ込まざる得ないのは、なぜマンチェスター・ユナイテッドについて触れていないかだ。
イギリスの代表的なFootball Clubであり、今年のチャンピオンズ・リーグを制したマンチェスター・ユナイテッドも既に外国から買収されている。
しかもそれは、アメリカNFLタンパベイ・バッカニアーズのオーナー、マルコム・グレーザー。
買収されたのは、2005年 5月16日。
また第3のチームリバプールでさえ、既にアメリカ資本に組み込まれている。

さらにそもそもの資本の流入は、メディア王マードックから始まった。
オーストラリア人だが、1986年にアメリカでFOXテレビを創設した際に放送法の関係でアメリカに帰化し、アメリカ合衆国国民となっている。
そして1989年彼が率いる「BスカイB」という衛生の放送局を開局。
先行していた2つの放送局を追い越すために、プレミア・リーグをイングランド・リーグから独立させ、その独占放送権を一手にし、一時は上記のマンチェスター・ユナイテッドの買収にも動いた(失敗したが)


結論をいうと、この番組のテーマ(ロシア、アジアからの人材、資本流入)とこのFootballまわりの騒動はやや合致しない。
Footballまわりの騒動は、あくまでも優良コンテンツをめぐる争いという文脈に入るように思う。
(と言っても番組自体はたいへんに楽しめたし、いつもNHKスペシャルには期待しているのでそこは誤解のなきよう)

そして最後に蛇足でふれざるえないのが、それだけ資本投入されているのに、あるいは投入された結果?EURO2008にも出場できないイングランド代表のことである。
この話になると、またいきなり番組とシンクロしてくる。

そうか!
英国籍のサッカー選手も、外人労働者によって仕事量が減少した国内労働者とおんなじことか!!



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8/3チップというのは、日本のチームが予選を2チーム勝ち抜け、昨年優勝のレッズも加え、8チーム中の3チームとなったからです。
思えば、隔世の感があります。

去年のレッズまで、アウェイをちゃんと戦えるJリーグチームは皆無でしたから。
まけにJ2落ちした某はチームが過酷なJ2を戦いつつ辞退もしないでますますドツボってたりして、最悪。
まあ今も変わらずJリーグのスケジュールを調整しようとしないJリーグ側の対応も全くもってヒドいとは思うが。
スペインの柔軟さをみるにつけ、その爪の垢を煎じて飲んでほしい(笑)


話戻って.....
今日マレーシアで(日本時間15時)2008年AFCチャンピオンズリーグ準々決勝の組み合わせ抽選が行われ、準々決勝、準決勝の対戦カードが以下のように決定いたしました!

準々決勝(9月17日 and 24日)
  (1) サイパ(イラン) vs クルフチ(ウズベキスタン)
  (2) 鹿島アントラーズ(日本) vs アデレード・ユナイテッド(オーストラリア)
  (3) アル・カディシヤ(クウェート) vs 浦和レッズ(日本)
  (4) アル・カラマー(シリア) vs ガンバ大阪(日本)

アントラーズは、オーストラリアのチームが相手ですかあ~
でもコレ勝てば、日本勢とは決勝まで当たらないですね(これはいいこと?)
逆にレッズとガンバは勝ち上がると宿命の対決がこのAFCチャンピオンズリーグでも実現、ってもしかして最高?

果てさて、マンチェスター・ユナイテッドと戦うかもしれない(レッズはやってたな~)のはどこか?!?
いずれにしてもいい経験値を積み重ねるチャンスですぞ!(→J3チーム)
優勝して、また準優勝チームにアジア代表を譲ろう!!
(できるかな...)

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1試合めでオランダを破ったU23日本、2戦目も開催国フランスに2 vs 1(梅崎ー前半16分、森本ー後半15分)で連勝、決勝トーナメント進出を決定したとのニュースが!
点を取ったのが大分→フランスでうまくいかなかった梅崎とイタリアで活躍中の森本というのもうれしい。

この大会は、地中海の都市、トゥーロンで開催されている国際トーナメント(Toulon Tournament)。
決勝トーナメントの相手は現地時間今晩18:30~、グループ最終戦 vs チリ戦の結果で決まるが、その相手はイタリア、トルコ、コートジボアール(ここだとキリンカップのフル代表と2連チャンですなあ)のどこかで相手に不足はない。


去年の7月カナダで開催された、U-20ワールドカップでもこの世代の試合は非常に楽しめた。
決勝トーナメントに堂々出場するも、優勝国のチェコに前半は2店差で勝っていたが後半終了間際に逆転されるといういい勉強をしている。

実は2002年にこの大会で3位を獲得しているので、この先のさらの活躍を期待したい!

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つい先ほど終了したUEFA チャンピオンズリーグ2007-2008 。
決勝の地は、ロシア モスクワ。

決勝の組み合せは、マンチェスターU vs チェルシー。
両方ともイングランド勢かつ強力な資本をバックにもつチーム同士。
決勝とあって、さすがに緊張ぎみの両チームの選手。

この重い雰囲気の中、やってくれたのはクリスチャン・ロナルド!

初めてのチャンスにきっちりゴールド左隅にヘッドで。
この男のふてぶてしさ実にニクイ。
彼にボールがまわると、何かが起こりそうな感じがぷんぷんとする。
マンUがここ数年じっくりと育成しててきた選手だが、彼がここまで大物になると誰が予想しただろうか。
と思っていたら......

その彼がPKを外して苦悩したあとに、思いがけない勝利が待っていたとは......


主将ジョン・テリーが気の毒で仕方ない。
攻め込んでいたチェルシーだけにヒジョ~に残酷な結果だが、これも運命としか言いようがないか。
this is football!(ドーハな監督の名言)









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ドイツ映画『マーサの幸せレシピ』(2001)をリメイクしたものが、今回のハリウッド版『幸せのレシピ』。
これは絶対やばいと思っていたが、DVDになったので恐いもの見たさでレンタルしてみた。


結論 = めっちゃやばい!(悪い方の意味で)

その確信は、最初の5分以内に押し寄せた。
料理一筋、異性関係も数年間もたず、口数が少なめの暗めのキャラ、がんこに料理道を突き進むストイックな女シェフの独白から始まる。
その主演のキャサリン・ゼタ–ジョーンズ(Catherine Zeta-Jones)、どうみても料理の手つきとか全然下手!!
指導はいろいろうけているのは間違いないが、それでも隠しきれないものはあるのだ。

だいたい彼女のキャラと全然違う。
彼女のキャラを代表する映画は、「トラフィック」での麻薬取引に手を出す功利的な主婦とか、「ハイ・フィデリティ」での男を次々と乗り換える女とか、etc...である。

この映画がまったくのサラ地に建てられているのならまだしも、リメイクという点でその差が決定的に映画を破壊してしまっている。
このせいか、子供とからんでいるので感動へのテンションは高まるストーリー展開のはずが(旧作とほとんど同じ流れで構成している)異様にちぐはぐな映画に仕上がってしまった。

おもしろがって探してみた公開時のインタビューでも、自虐的な部分があって笑ってしまった。
「25歳年上の俳優マイケル・ダグラスと結婚して7年。2人の子どももいるママさん女優でもあるキャサリンですが、実は料理は苦手でほとんどやったことがなかった。(中略)そしてこの映画で料理を覚えたことを主人はいたく喜んだ」

明らかにラジー賞ものの結果だと思うが、最多8冠を獲得したリンジー・ローハンに隠れて受賞はしていないよう。
というより、主犯?はキャスティングにあるような......
個人的には、「史上最大級のミスキャスト映画」として記憶に刻まれた映画になった。
お口直しにリメイク前の『マーサの幸せレシピ』をもう一度借りよっと!

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本日、北京オリンピック競泳陣にとって大きなトピックともなっている「水着」問題になんらかの示唆を与えそうな可能性のあった日本水連公認の試合、第80回 早慶戦(辰巳国際プール)の速報のPART.2です。

さて、チーム平井、午後の首尾はどうだったか?!



「中村礼子」(アテネオリンピック胴メダル)
100m背泳ぎに、オープン出場。
出だしから、ブッチ切りの強さ!(写真)

この協議でのスイムウエアーは、スピードの例の新水着(レーザー・レーサー)
で、結果は。


日本記録から約0.19秒度の遅れで、フィニッシュ。

BUT!!!! BUT!!!! BUT!!!!
彼女のベストタイムからは、0.3秒の遅れ!!
試合に向けての調整がない日々ハードな練習のまっただ中状態で、ここまでの記録が出せるとは......
かなりびっくりでした。
ゴールする直前までは、「日本記録を目撃するかもしれない」、と本気で思うほどの75m時点でのスピード!


一方、今までの水着(ミズノ)で出場した「北島康介」(アテネオリンピック金メダル) 
100m平泳ぎ(オープン出場)でまずまずのタイムではあるが、午前中に抑えてのぞんだ割には本人的にはどうだったか。

総合した判断を平井コーチにヒアリングした。
そして一言、
「中村礼子の記録に答えがあります」
そうか.......



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本日、北京オリンピック競泳陣にとって大きなトピックともなっている「水着」問題になんらかの示唆を与える可能性のあるイベントが実施されている。

それは、慶應義塾大学と早稲田大学が実施している早慶戦。
今日辰巳の国際プールで日本水連公認の試合として実施されている。
この「水」の早慶戦、なんと今回で80回。

この早慶戦に、
チーム平井の「中村礼子」(アテネオリンピック胴メダル)
   そして「北島康介」(アテネオリンピック金メダル) がオープン参加中。

ちなみに平井コーチは早稲田大水泳部出身。
ということもあって、テストする機会として今日の機会をつくったよう。



今日の午前中の競技が終了したので、この速報をば!

「中村礼子」(アテネオリンピック胴メダル)
200m背泳ぎに、オープン出場。
スイムウエア:スピードの例の新水着(とみた)

泳ぎは大きくゆっくりと泳いでいるように見えたが、それでもタイムは日本記録から約1秒程度の遅れ。

「北島康介」(アテネオリンピック金メダル) 
200m平泳ぎに、オープン出場。
スイムウエア:ミズノ 今までの水着(とみた)

一緒に泳いだ3人の早稲田の選手を引っ張るように少し前をキープしながらこちらも大きく泳いだ。
タイムは平凡なものだったので、午後の100mに向けて今の水着の感触を確認するように泳いだのではないかと類推している。

午後は14時半から競泳の競技が再開される。
ということで、100m背泳ぎ、100m平泳ぎの競技が特に注目!
(写真はイメージ映像)

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昨年の秋に発売された新書で、著者は石川勝敏さん。
この人は、ライフビジネスウェザー社の代表取締役で、Yahoo!動画へ気象情報番組を配信したりのビジネスをしたり気象まわりのコンサルタント的な人。

本にもあるように、「気象情報」はある種のビジネス、特にディズニーランドなどのように集客に大きく関係する業種ではかなり綿密にデータ収集、分析をしている。
そして、もうひとつこの気象データ収集とお互いに影響を及ぼした業界がある。


それは言うまでもないが(笑)、
20世紀末~21世紀になって全国規模に広がった「コンビニチェーン」。
これも当初はアメリカから輸入されたものだったが、いつの間にか本国を買収するというびっくりの展開にもなった。

話を戻すと、過去は個店レベルで店主の感覚でやっていたことを、「コンビニチェーン」が全国規模に広がって展開することで巨大マーケティング化したわけである。
そしてこの作者はこれにかかわった人の話だから、おもしろくないわけがない。


タイトルの「8月のおでん」の他にも、「2月の冷やし中華」の謎とき、「小分けそば」事件、アイスクリームの季節の話など非常におもしろい。
新書ではなく、もっと数字によるデータの裏付けも提示されながらより深く納得させられたい気分にもなってくる。

そして次にこれらの現象を説明する概念として、「昇温期」と「降温期」が提示される。
通常の春・夏・秋・冬で考えるアタマを完璧にまで破壊されてしまうところが痛快だった。
この論述も日本ならではの部分もあるところが興味深い。
それと「人間の基礎代謝量」の変化が組み合わされた説明が続くが、自分的には肉体の感覚的に、腑に落ちる内容がかなりあった。

ここまでが第2章の内容で、第3章以降は、「慣れ」、「飽き」、「おいしさ」、熱中症、雨の話などがこの「昇温期」と「降温期」の話をベースに展開する。
前半とは違い、食品以外の商品、例えば「蚊取り線香」も取り上げられ、これはこれで楽しめた。

私的には、たとえ第2章までだけだとしても、読む価値はあると思える一冊であったと思えるくらい、1&2章のインパクトがあったと申し上げてお薦めしておきたい!



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以前のアップで紹介(Calfornia~L.A. 2(8)フェリーニ 8 1/2 (日本未DVD)2007-11-22)していた、フェリーニ 「8 1/2 」(Otto e Mezzo)の初DVD化ですが、そのごも日本ではDVD化されていませんでした。
が、やっと5月31日(土)に日本でも発売になります。

そして....
どうも仕様がアメリカ発売版とは、だいぶ違うよう。

情報では、
<■パッケージも豪華な「愛蔵版」仕様!
<この映画史に残る傑作の初DVD化を記念して、豪華な体裁のボックスに様々な特典を封入。

<・特製紙ジャケット仕様
<・映画の名場面をデザインしたフォトカードを8と1/2枚!

<・48ページのブックレット
<中条省平さん、菊地成孔さん、小沼純一さん、杉原賢彦さんらが執筆!

<本編の美しい写真と共に、作品の詳細な解説やスタッフ/キャストのプロフィールを掲載

<並のDVDパッケージとはひと味もふた味も違う、

<永遠に手元に置いておきたくなるようなコレクターズ・アイテムです。

<名作の重み、素晴らしさを、モノとして、手触りとしても感じ

<■特典映像について
<そして特典ディスクには2003年にイタリアで制作されたドキュメンタリー

<『ザ・ロスト・エンディング』(50分)を収録。 

パッケージが日本のマニア好みの紙仕様(笑)に。
アメリカ版では、Guido役、マルチェロ・マストロヤンニ の大写しで背後は例のシーン。
パッケージの背も最小限の文字しかなく、実に「美し」かった.......
 
日本版は画像でみる限りは、なかなか悪くはなさそうだがやや負けてるのでは?
 

アメリカ版の特典デュスクは、以下。
1.「フェリーニの監督ノート」 
2.ニーノ・ロータの自伝的テレビ番組(ヨーロッパの放送局制作) 
3.インタビュー集
(1)Carla役の、Sandra Milo サンドラ・ミーロ  
(2)この映画から映画製作に参加し、映画監督になった、Lina Wertmuller
(3)撮影クルーとして参加していた、Vittorio Storaro
4.Gideon Bachmann 氏による、秘蔵撮影フォト。
5.撮影時のスチール。

写真集の中には、本編では使用されなかった、もうひとつのエンディング撮影シーンも。
そうか~そういう構想もあったのか~とたっぷりと堪能しました。


上記のほとんどをカットして?収録されているのは、2003年(イタリア)のドキュメンタリー
『ザ・ロスト・エンディング』(50分)
これはそのもうひとつのエンディングのドキュらしい。
DVDの特典でよくついてくる「カットされたシーン集」と同様に、カットされた必然性を確認・納得するためのものか。
これはこれで興味はあるが、写真で既にみているし、写真集、インタビューもそうとう楽しめたので、この内容変更はかなり微妙~としか言いようがない。

最後に、右の写真は公開時のポスター。
この映画の場合、デザインはやはり生命線か?




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当ブログでゴルフの話題はめずらしいが、びっくりするほど話題になっていない割に今日は重要と思えるので。

今年から日本以外の国での日本ゴルフツアー機構の初めて!の公認大会となった、北京オープン(Pine Valley Beijing Open)
CSのゴルフ専門放送局で生中継があったのでこの週末はおおいに楽しんだ。

優勝したのは日本から出場の藤田選手で、昨日まで稼いだリードをきっちりキープし首位を守り、外国勢を退けた。
準優勝も日本選手 甲斐選手が食い込み、ワンツーフィニッシュ。


もちろん、過去は日本でしか実施されなかったこの規格の競技が、日本を離れて中国で行われるという事態は、あまりおもろしくないという考え方もある。

が、逆にポジティブに考えると、世界へ出ていくのにいきなりヨーロッパやアメリカでなく、より近いアジアというちょうどいい?位置でのポジションが増えたととらえられる。
アワェイをここで選手に経験してもらういいチャンスだ、と考えると、やや閉塞ぎみの日本男子ゴルフの活性化効果が期待できると考えられる。
それで人数も多く送り込んだのだろう。


なので、この優勝 & 準優勝の意義は大きいと思う。
韓国では空前のゴルフ・ブームというし、「アジアでの日本」で日本ゴルフを捉え直す絶好の機会となったのではないだろうか。
日本に帰ってきた選手たちの感想を聞きたいものである。

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1988年公開のアメリカ コメディ映画(監督:ジョン・ウォーターズ)が14年たって2002年にブロードウェイ ミュージカルになり、さらにこの舞台版ミュージカルを映像化したのがこの『ヘアスプレー』(2007年版)
やっと観ることが出来た。

で、
鑑賞した直後、もう一度観るためにレンタルの返却を大幅に遅らせることを決定。
こんな展開は年にそうない!


感想を一言にいうと、これはアメリカの輝ける「Golden 60's 」。
主人公のあの容姿にもかかわらず高くキープしているトレイシー役のポジティブさ、そしてストーリー展開。
これにアメリカのその時代、を嗅ぎ取ってしまう。
(この後、アメリカはベトナム戦争を契機に泥沼状態に突入していくのだが)


トレイシー役、主演のリッキー・レイク、もちろんとってもGOOD。
 が、助演ではクリストファー・ウォーケンの怪演ぶりが際立っている。
もともと踊りが上手というのは,Spike Jonesが監督したFatBoy SlimのWeapon Of ChoiceのPV(深夜のホテルのロビーでのスーパーかっこいいダンスパフォーマンス)で有名だが、この映画でもばっちり活躍。

そう考えると、トラボルタの母親役としての起用もよく理解できる。
この2人がからむダンスシーンの見事かつ異様な?名シーンとなっていて笑いが止まらない。
2人がついにはキスしちゃうんではないかとヒヤヒヤさせられる(笑)
ミッシェル・ファイファーの悪役ぶりも完全に食ってしまう出来。

万人にお進めできる映画と言ってしまっていいだろう。
テーマ的には、容姿や人種による差別に対しての視線が先にアップした「アメリカの精神」に近いものがあるが、この映画は理屈ではなくて素直に楽しんでしまいたい。
自分的には、劇場公開時に大スクリーンで観ておくべきだった映画だったなと大後悔してしまった!

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