
朝、放送を聴き始めて初めて知る。
今日はラジオ放送開始 100年!
当然NHKのみ(他局は未だ100年なんてあり得ない)
写真は前に愛宕のNHK放送記念館で撮影したもの。よくみると初期10年の経緯が解る。
記念すべき100年ということで力が入っていて、朝 9時 ~ 16時 までの × 7時間スペシャル!
(途中ニュースなどを挟みつつ)
ということで予定を変更し(花粉飛びまくってるし)できるだけ向き合ってみた。
全体は大きく × 2部構成 で、
~ 第1部 ~ 戦前編
【司会】ピーター・バラカン,秀島史香(敬称略)
【ゲスト】満津岡信育,サラーム海上,市川紗椰,ゴンチチ(敬称略)
放送が始まったころの番組はほとんど音楽放送だったそう。
しかも当時の感覚だと、
洋楽 ≒ クラシック音楽
邦楽 ≒ 日本の伝統音楽! ← 実際に聴いて驚いた!!!
出演者も当時のことは分かるわけもなく、伝聞なのが当たり前とはいえ興味深かった...
~ 第2部 ~ 戦後 → 全盛期時代編
戦後、英米の音楽が積極的に放送されるようになり、海外のポップス全盛期時代。
そしてFM全盛時代を迎え、名物番組も次々と登場。
【司会】ピーター・バラカン,秀島史香(敬称略)
【ゲスト】大友 良英,萩原 健太,久保田 利伸,湯川 れい子,江﨑 文武(敬称略)
以下、主な構成。
①番組 JAZZ Tonight 司会のこぼれ話、前任 小山氏 はFM放送開始時から引き継ぎ
ビル・エヴァンス特番=2時間40分を濃縮した圧縮版を放送
②萩原 健太 コーナー =ミュージックシティに出演 バラカンも同様
・DJ視点からの、エアチェック談義(死語!)
・BBC音源が現在、CD最初の際にエクストラに頻繁に入ってるワケ
・その延長上での、ビートルズBBC音源紹介!
・「ネーションワイド」と伝えると、結構な有名人が番組に出演していただいた!
当ブログの認識だと、言葉「ネーションワイド」は現在でも海外で驚かれる ≒ 全国放送はそうない
③湯川 れい子 コーナー
・朝から映晩まで何度も同じ映画をみて映画漬け
・プレスリー Heartbrake Hotel を聴いて一発でゾッコン!→ でこの道に
そして驚きの目玉が!
④サウンドストリート by 坂本 龍一!(1983年11月22日放送)
その日は驚きの、デビット・ボウイ出演回!!!
やはり、存在感が違うねえ…
(通訳)若き ピーター・バラカン
しちゃったよ エアチェック(死語!)
⑤佐藤 輝 さん(サウンドストリート他で、サザン・佐野 元春・山本 達郎 などを担当したディレクター)
・佐野 元春 編 NYから届いたレコードが割れていた! ジングルも自分に作る
・山下 達郎 編 シュガーベイブのダウンタウン → LF オールナイトニッポンの第二部で実現 ド深夜
・海外のアーティスト例(1)J-wave バリー・ホワイト
ブラコンかける番組は企画通らない… 企画書上は世界一セクシーな人を起用→ バリーホワイト! 東京にいるようなコメントをいっぱいマジ全録音し当日ダビングして放送(生成AI のアナログ版 笑)
・海外のアーティスト例(2)マーヴィン・ゲイ に怒られた話―東京タワーの下で入るノイズ
この後外出したため、最後のコーナーは聴けなかったが概ね上記のような内容だったかと…
結論:ラジオの放送開始 100年!、を当日追っかけで体験してみました!(汗)
(追っかけ配信じゃないよ〜 笑)
P.S. 昨日の朝日新聞一面 萩本 欣一登場はいいが、テレビ放送100年にミスリードしてないか?!?