
ハッピーエンドとは、人生の最期、の選び方、という意味。
イスラエルのエルサレム、老人ホームに住む発明好きの主人公 ヨヘスケル(写真:右)
彼は、親友に頼まれ、自分がスイッチを押すことで安らかに最期をとげることを可能にする装置を発明してしまう。
彼と妻、そして周囲の友人たちの運命が、このことで変わっていく…
装置に括り付けられ、家でない場所で死を待つのではなく、「人生を、自分らしく終えたい」と思う人は多いだろう。
この映画は、このテーマに真正面から向き合っており、観ていて息苦しくなる。
それも、笑いながら!
ヤバいねえ…
正にポスター(写真)のコピーにあるように、この映画 SUPERBLY IRONIC !
こういう映画を頻繁に観る気にはなれないが、時々ならOK。
監督シャロン・マイモンとタル・グラニットは、今作は同じ「死」を描いた「おくりびと」に影響を受けているという。
日本人としては、コンプリメントとわかりつつ、ちょっとウレシイよね(笑)