テレビ放送とオリンピック、を 3つのオリンピックから考察してみる。
3つとは、ローマオリンピック1960、東京オリンピック1964、そして 東京オリンピック2020
まず、ローマオリンピック1960 の放送(日本国内)
●ローマオリンピック1960
・開会式の放送は、なんと3日遅れ!(参考:「ラテ欄で見る昭和」)
放送局はNHK。
衛星放送システムが未だ確立されていない状況。
ローマから撮影されたフィルムを空輸、到着後に編集をかけた後にやっと放送(汗)
こりゃ3日かかるわ…
ちなみにラジオ放送は生放送(NHK総合、民法4波?)深夜24時~
次に,
●東京オリンピック1964
・衛星生放送! で国内放送。
NHK総合、民法4波、の合計5局が同時に放送。
だけでなく、世界へ電波を送信(NHK)
・カラーテレビの普及に貢献
さて、56年後…
●東京オリンピック2020 で初めて起こること(予想含む)
・聖火ランナーによるトーチリレー 3月26日 開始、
これを生放送で、徹底的に追いかける。
だけでなく、
・ネット同時配信開始 by NHK
3月~テスト期間
4月~本放送開始
= 聖火ランナーによるトーチリレー 3月26日 開始、を徹底的に追いかける。
これで東京オリンピック0202機運を、全国的に育成していく!
「お茶の間」という概念がこれで遂に完全に崩壊?!?
いつでもどこでも東京オリンピック(写真は、平昌オリンピック2018 での実験放送)
だけでなく、
・可能な限りの競技をも東京オリンピック期間中及び前後(タイムシフト視聴)で「ネット同時配信」
NHKが保有する権利をも越え?!?
こうしてみてみても、やはり テレビ放送 と オリンピック の関係は深い。
まるで、恋人たちのよう(笑)
P.S. 上記ではNHKの独走ぶりが目立つ、が民放も黙っちゃいない(笑)
民法5局連合で、東京オリンピック向けスペシャル特番を同時サイマル放送予定!(金曜、18:40〜)