昨日、畑沢へ稲刈りの手伝いをしてきました。稲刈りと言っても稲を刈る主体は、コンバインです。人が鎌で刈るのは、コンバインが入る入口やコンバインが方向を変えるコーナーだけです。それでも、天気が良くて、それなりに暑い中での作業でした。畑沢では、まだ本格的な稲刈りの時期にはなっていません。稲を刈っているのは、早稲種です。
稲刈りの時期に多い「イナゴ」は、ほとんど見当たりませんでした。不思議なこともあるようです。その代わりと言ってはなんですが、農道に珍しくも恐い物がありました。
汚い物で申し訳ありせん。動物の「糞(ふん)」です。色を見ると、時間が経っています。カモシカの糞は、山羊と同じようにポロポロと大きな粒になっています。ノウサギも同様です。すると、これは熊の糞である可能性があります。山中で何回か熊の糞を見たことがありますが、こんなに人の気配がする場所にも熊が出没することには、驚きです。
ところで、訃報をお伝えします。つい、先日、畑沢の区長さんがお亡くなりになりました。まだ70代になって数年の方です。優しい静かな畑沢の先輩でした。面倒見がよくて、そっと人の世話をなさっていました。決して、自分の手柄を自慢するようなことはしません。逆に人への感謝を忘れない方でした。まだ十代のころは、常盤地区対抗の駅伝大会で選手になっていたことが思い出されます。まだまだ、私も教えていただきたいと思っていたのですが、残念です。葬儀は、23日の午後2時からです。