平成31年4月15日(月)は畑沢のお祭りがありました。私も退職してから、いつの間にか7回目の出席となりました。初めて出席するころは、正直申上げて遠慮しがちでしたが、今では極、当たり前のような顔をしてお邪魔しています。
今年は、いつもの神主さんではなくて別の方が来ました。いつもの神主さんとは女性で、今年、赤ちゃんが生まれたばかりだとのことで、旦那さんが来てくださいました。神主さん方は、美男美女の若い御夫婦です。
下の写真に人影が見えませんが、この時、既に新区長たちが熊野神社に集結していました。天気はかなり気まぐれで、日差しが燦燦と注いだり、比が陰って強い風が吹き込んだりしました。私は入り口に座っていましたので、天気の影響を大きく受けます。
畑沢の最上流部にも足を伸ばして最高峰の大平山も拝んできました。里は雪がほとんどなくなっているのですが、さすがに高い山は雪で覆われています。大平山を源流部とする千鳥川には、雪解け水が真っすぐに流れ下っています。ところで、大平山の向かって右側には立石山があり、何となく土俵入りでの太刀持ちのような雰囲気でがあり、中々、立派な風景です。
大平山方向から右へ90度ほど向きを変えると、背炙り峠への登り口があります。今年は雪解けが早そうなので、去年よりも早く通行できそうです。ただし、工事による通行止めがないならばです。いつもですと、雪が解けても延々と工事による通行止めが続くのですが、今年はどうなるのでしょう。
積雪と除雪による傷跡がありました。どんなに上手く除雪しても、あれだけ雪が積もりますと、何らかの被害を被ります。ガードレールの支柱を支える基礎が傾いていました。
雪による傷跡は、山の斜面にも見えます。千鳥川が尾根を侵食して、断面が三角形になっています。そのような地形はどこも急斜面になっています。それもそのはず、絶えず川の水が斜面を削っているからです。特に融雪期は、雪崩も一緒に侵食します。
まだ雪がありますが、川岸の柳は新緑を芽吹かしています。正しくは川岸でなくて、耕作放棄した田んぼです。やはり悲しくなります。
田んぼに鮮やかな「青」の標柱が立っています。高齢で耕作できなくなったお宅が稲作を委託している会社の名前です。畑沢でも多くなりました。
祭りはあくまでも神事です。仏さんを祀っている地蔵堂は関係ありませんが、ちょっとだけ仏さんもお祭り気分のようなオーラを発しているように見えるのですが、気のせいでしょうか。
私には神も仏も一緒です。上畑沢の墓地の入り口には、神と仏の石仏が立っています。石橋供養塔と六面幢(六地蔵)です。ただ単に立っているのではありません。何百年も畑沢を見守ってきました。皆さんもご一緒に拝んでください。御利益がありますよ。
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