おさかな’sぶろぐ

日々感じたことを徒然なるままに。。。

細川家住宅(香川県さぬき市)

2006年04月22日 08時39分58秒 | 四国の紹介
前山ダムを後にして、車をしばらく走らせると細川家住宅という看板が目に入りました。これはちょこっと寄って見なければ。。。細川家は、代々この地に住んだ農家だそうです。このあたりは江戸時代には額邑(がくむら)と呼ばれていました。額を南北に走る道は、阿波から志度への塩買いの道であり、源平の屋島の合戦おいては、源・平両軍がこの道を通ったそうです。



国の重要文化財に指定されている建物で、江戸中期の代表的な農家のたたずまいを残しております。



細川家住宅は、1間を6尺5寸とした6.5間×3間の長方形の建物で、屋根はカヤ葺きです。



間取りは横一列で、上手が竹床の座敷、次が土座、そして広い土間が続く3間取りとなっています。柱は栗材、梁は松を使用しているようです。まがりくねった材料をうまく使っていますね~。下の写真は囲炉裏のある土座です。土間の上に竹を敷き、座をつくっています。客の接待、家族の団らん、食事などに使われていたそうです。



座敷も竹床となっています。板に比べて入手が容易であり、通気性も高める効果もあったのかな~。でも、冬は寒いだろうな(^^;;



小屋組です。丸太を使ってますね。なんだかとても美しいですね。



◆細川家住宅 概要
 住所:香川県さぬき市多和額東46
 見学:見学自由、無料

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