アネッティワールド

日常の体験から・・・

飫肥が生んだ小村寿太郎

2024年12月21日 22時03分49秒 | 宮崎県

 宮崎県に飫肥(おび)と言う地名があることは知らなかったです。

期待せず訪れたのですが、まず案内所へ行きました。

そこでボランティアのガイドさんと出会い

1・2分話すと「時間はあるのですか?」と聞かれ

「十分ありますよ」と答えると

微笑みながら「では参りましょう」と。

まずは飫肥(おび)というところは

飫肥杉という有名な杉が生産されるところなんだそうです。(日本一とか?!)

油分があって建材として優れているそうです。

(水を弾くそうです。)

パワースポットに立つと不思議な力を受けることができるそうです。

(ガイドさんの頭皮に頭髪に異変が起きました

そして今回一番感銘を受けたのは

ガイドさんから解説を受けた「小村寿太郎」のことです。

教科書で習った小村寿太郎は日露戦争後ポーツマス条約の時の外交官、外務大臣。

日露戦争は日本が勝ち朝鮮半島や清国の租借権や樺太の南半分は取れたのですが

賠償金を獲得するところまではいかなかったのです。

 

実はそこに大きな判断があったそうです。

もし日本が賠償金をロシアに求めていたら

ロシアは終戦を認めず戦争は泥沼化になり海軍で終わらず

陸軍が主体の地上戦がさらに激化するとなっていたそうなんです。

 

英語もロシア語も堪能な小村寿太郎だったので

敵はフランス語で話し合っていたのだそうです。

その内容を聞くと「これ以上賠償金を求めることは

日本にとって良くない」と判断して講和条約に調印したそうなんです。

 

その結果日本に帰ってきた小村寿太郎は国民から総スカンくらったとか。

ガイドさん曰く「もし小村寿太郎がいなかったら今のウクライナの様になっていたかも?」

150センチにも満たない小さな小村寿太郎が大男の欧米人と渡り合った姿を想像すると

今の日本があるのは小村寿太郎のお陰かも?なんて大袈裟ですが

ガイドさんの話を聞いてそう思えました

なんと2時間以上ガイドをしてくれました。

  

許可をもらって撮影させていただきましたが

70歳には思えない若々しいガイドさんでした。

ご本人は「あの4本の杉の真ん中にいつも立ってるからパワーをもらっている」と

 


お食事処 さき

2024年12月18日 14時54分17秒 | 宮崎県

 宮崎に入って最初の食事。

目的地は飫肥(おび)なので

そこに一番近い店を選びました。

 お食事処 さき

立派な骨組みの平屋です。

宮崎はチキン南蛮が有名と聞いていたのでさっそくランチに選びました。

  当たりです

タルタルソースがめちゃ美味しく

揚げた鶏肉もしっかり漬け込んでいて白ご飯が進みます

 

 

こうして旅行先の食事が当たるとテンションも上がり

先行き楽しみになるんです。

 

実はその通りで 飫肥(おび)と言う街で思わぬ出会いが


サンメッセ日南 モアイ像

2024年12月14日 00時56分34秒 | 宮崎県

青島神社神社の次に立ちよったのが

<サンメッセ日南>

ここには7体のモアイ像がたてられています。

 

モアイ像には興味深い話があって

まず一つはチリ領のイースター島にあるモアイ像は地球の縮図とも言われていて

イースター島の人口が急激に増えたことで森林伐採が盛んになりついには滅びてしまったこと。

船を造ったり多くのモアイ像を作るための運搬用に多くの木が使われたからだそうです。

もう一つは世界で初めて日本だけがモアイ像を作ることが許可されたこと。

ここには黒柳徹子さんが関係しているそうです。(本人が言ってました)

クレーンがあれば倒れたモアイ像を修復できるというニュースを黒柳徹子さんが

テレビで言ったのを香川県の建設会社の社員が聞いて会社が動いたそうです。

そのお礼で日本だけにレプリカの許可を与えたそうです。

「モアイと海を見る

     ヴォワイアン」

ヴォワイアンとはフランス語で「見る人」

部族間の争いや食糧不足で滅んだイースター島ですが

5世紀ころにはヤシの木に覆われた島だったということが

ヤシの木の花粉の化石からわかっているそうです。

 

今では西洋人の奴隷狩りや疫病で人口が減ったという説も出てるとか?

 

それにしても香川県高松市の(株)タダノが無償でクレーンを出して

モアイを修復してそのままクレーンを寄贈したなんて

立派な会社があるもんなんですね。

 


青島神社 鬼の洗濯板

2024年12月10日 16時44分37秒 | 宮崎県

11年前に長男と二人で福岡から鹿児島まで縦断した時に立ち寄った宮崎県を

今度は夫婦で宮崎県だけをゆったり回りたくてやってきました

都井岬までは行けませんでしたが

宮崎市の青島神社からスタートです。

11年前の記憶が鮮明に思い出されました。

意外に覚えているんだなぁ

向こうに浮かぶ島が青島神社です。

行きは干潮でなかったので帰りに期待してまずはお参り。

宮崎は読売巨人軍のキャンプ地ですが

青島神社に優勝祈願で訪れるみたいでたくさんの有名選手の絵馬が掛けられています。

ん!?

よく見ると

「くたばれ読売

 阪神がんばれ」の札が・・・

 (阪神ファンも来てるんだ)

ここは面白い海岸で

干潮時に顔を出すんです。

鬼の洗濯板」と呼ばれていて

岩の硬さの違いにより波の浸食で凹凸ができたそうです。

日南海岸のいたるところで見ることができるんです。

帰るころには観光バスが到着して

外国人観光客がわんさと

12月の第1週

気温は20℃~22℃と大阪より10℃は高いんです。

キャンプ地としては最高なんでしょうね。

 

まだまだ続きます

 

 


カーフェリー ろっこう

2024年12月06日 18時43分46秒 | 長崎県

 久しぶりのカーフェリーを使っての旅行です。

大阪から利用したことのあるカーフェリーは

住之江区から出てるサンフラワー

泉大津から出てる阪九フェリー

神戸から出てる三ノ宮フェリー

だいたいこの三つを利用してます。

今回は三ノ宮フェリーを使います

19時30分出港にはまだ時間があるので

甲板から三宮の夜景をパシャリ

カーフェリーは出航迄時間がかかります。

コンテナの積み込みに時間がかかるからです。

今回乗る「ろっこう」は2022年に完成したばかりの

新品フェリーなんです。

だからすべてが綺麗

平日なのでツーリストと言う雑魚寝のスペースもガラガラでした。

ここは二段ベッドですが二階は利用しません。

フェリーの楽しみは何と言っても

持ち込んだ食材でビールを飲むことです。

バタンキューができるので最高です

ちょっと控えめな飲み会

もう一つの楽しみがお風呂。

フェリーの風呂は熱めの湯温です。

 

そう

今回は宮崎県のみで丸々三日間滞在する予定です。

1県に丸三日費やすのは北海道と沖縄以外では初めてかな?

出港までに飲み終わったので

これからが長い夜です~

 

小さな図書館で面白い本を見つけてしまい

ずっと本読みして寝不足のまま朝を迎えます

 

しばらく宮崎紀行が続きます