今では世界的に有名になった白川郷の
合掌造り集落へ行ってきました。
ここは岐阜県。
岐阜県と言っても富山県との県境、
豪雪地帯で2mは雪が積もるそうです。
多いときは3mとか・・・
この日はまだ12月に入ったばかりだったので
雪は有りませんでした。
この駐車場に車を停めて
橋を渡っていきます。
前来たときは集落の中に車を停めることができたのですが
通行禁止になっていてここに案内されました。
綺麗な水が流れていて目の前に何匹もの鯉が泳いでいます。
もう世界遺産に登録されて22年になるんですね。
すっかり有名になり
この日も半数以上が外国人観光客でした。
近代化が遅れた秘境の地ですが
今は陽気に賑わっているように見えます・・・
写真でよく見る全景が見える展望台がないかと
ぐるり見渡すと800m先に人影が見えました。
痛い腰を我慢し展望台へ
『これだ これだ この風景が見たかったんだ』
100mmと 24mmのレンズを交換しながら
何枚も収めました。
あと数週間すると
ここも真っ白な雪化粧で美しくなるんでしょうね。
村人の努力で茅葺屋根が維持されてるんですね。
手のひらを合わせて合掌する形から
合掌造りと言われているそうで
70年近く持つそうですが2~30年の寿命と聞いたこともあります。
雪下ろしが楽なようにするため45度から60度の傾きも凄いですね。
部屋の中には囲炉裏があってその煙で防虫・防カビの役割もしてるんだから
先人の知恵と工夫には驚かされるばかりです。
現在は高速道路もノーマルタイヤでは走行できない時期ですが
雪景色でライトアップされた白川郷も一度行ってみたいものです。