南阿蘇にあるペンション「森のレンガ館」で朝食を迎えました。
普通の朝食ですが、これがここで食べる最後の食事かと思うと
感慨深い物があり、以前ここで宿泊した事など
走馬燈のように思い浮かびます。
優しいオーナーさんの体験話も思い出の一つとなりました。
人参のスープも一際優しい味に感じます。
ここで飲んだ濃厚な味の牛乳も忘れません。
森のレンガ館とはここでお別れし熊本へと向かうのですが
美しい風景と地震の爪痕の風景が対照的でした。
時々車を停めてシャッターを切ります。
お土産を買うなら阿蘇と決めていたので
復興の祈りを込めてしっかり、たっぷり買わせていただきました。
中岳、高岳を中心に6つの山が連なっていますがこの風景だけは震災前と何も変わりません。
地産地消のキャラクター 「かなばあちゃん」です。
年齢 もうすぐ90歳
趣味 フラダンス
好きな俳優 ペ・ヨンジュン
「私の作った野菜喰うてみらんかな、・・・」
モンベルのショップがあるんです。登山家が多いのでしょうね。
レオが水車に近づいて行きます。
左折すると益城町方面だったのですが、立ち寄る勇気がありませんでした。
ナビの設定は熊本城へ。
ひたすら走り続けると 急に目の前に熊本城が・・・
なぜだろう
急に涙が出てきました。
何もしてあげられないけど
行くことしかできないです。
生きてるかな?
かなばあちゃんみたいに90まで生きて
どんな日本になってるか見てみたいです。
その後が気になって行ってきました。
熊本県人の失望感を察します。
勇壮な姿に感動したのですが
震災の被害にただただ悲しさを感じます。
地域のシンボルですから
一日も早い復旧を願います。
もうすぐシートに被われるとか、完全復元まで20年?
「かなばあちゃん」、お歳にしてはお肌つるつるですなぁ。(^_^ゞ
熊本に実際に足を運ばないと
感じない空気感があるのでしょう。
行って体感した者しか感じないもの
それはいくらテレビの報道を見てても
伝わらないのでしょう。