「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20100209

2010-02-09 | 矮小布団圧縮袋

○なんかニュースで見ると、近年全然雪が降らなかった新潟市内まで今年はまれに見る豪雪らしく、実家に電話で聴いたら1m以上積もって前の車道など車が入れないとのこと。そこまで積もるのはさすがに自分の子供の頃以来だな確かに。夜間でも氷点下にならない九州の平野部など、うちの親類一族の常識感覚だと外国のようなもんである。雪国は冬、本当に雪が降れば物理的に無理な外出はしないし活動ペースだって人間らしく落とすのだ。ちっぽけな人間が自然に逆らってどうする。上杉謙信だって冬は攻めないのはリーズナブルである。ところがこっちときたら雪が降らない分、冬に休まないとそろそろ人間には年間の疲労が蓄積されてるのだということを愚かにも知らない。休日がなくて納期に間に合わない程の連日残業出勤で、しかもどの位これが報われるのかわからない…今日も朝出勤し、途中で抜けて夕方作業合流して夕方になると目が疲れてくる(そろそろ老眼も来始めてるかもしれないしね!)真剣に、現場の事故や労働災害が心配である。疲弊しすぎだろ。
 一方、気温が高すぎて不気味だ。雪崩注意報だろうな。でも東日本は明日以降また寒くなるらしいとか。なんなんだ。

本日のBGM:「火宅の人」(深作欣ニ監督 主演・緒形拳 1986年)(東映チャンネル
借りて見た。深作監督だから仁義なき無頼派男女の闘い(爆)みたいな感じ。なんか昭和ってこんな無茶苦茶なんかいな、って誤解しないかね平成のお子様たちが(^^;;)な勢いで。肉食系、なんて今言ってるようだが、今の感覚から見たら、何もかもすべて肉体的で暑苦しいのだろうか。というか70~80年代のドラマや邦画はそういうとこあります。ここで太宰治(岡田裕介さんって夢千代日記に出てた)を小突き回す中原中也は真田広之(!)さんで、大河ドラマ「太平記」の前にこんなところで緒形さんと共演してゐたやうです。で檀一雄にぶつとばされると。このへんは『文人悪食』で読みましたな。「人間失格」予告編で中也が葉蔵をぐりぐりしてゐたのはどうもさういふクロスオーバーな筋らしい。中也も相当やな奴だけどね^^。で旅の文筆家といふと今日は立松和平さんが逝去。山も川も泣いてるんだな。合掌。 (20100209)
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