○またしばらくごぶさたですみません。弊社移転工事で作業に追われておりまする。
ちょっと他に何もできない状態ですが、そんな凄まじく殺風景な日常は写しませぬ。
あくまでも現実逃避的に、国道3号線沿いでむすび丸が「♪」散歩中です。(というか、必要品を買いに外に出た時に、表の景色を撮るのがせいぜいの息抜きというか)
歩道なのだがなぜか梅の花盛りなのであります。
ちょいと近郊に走った方にも、だいぶ散りつつありますが梅がいっぱい咲いております。
キイロイトリ「シカシ イナカ デスナ…」
そしてまた社屋に戻ってごみの廃棄と縛るのと大量の資料の箱詰めに…(泣)先が見えなくて気が遠くなりそうである。まあ、物が多いし捨てられない性質だから…
本日のBGM:
Caruso / Lucio Dalla 歌:Luciano Pavarotti(「The 3 Tenors Paris 1998 」)
自分は「人になつかず」「場所の空間になつく」猫的な性格なのか、十年以上馴染んだ空間から移動するという予感だけでじわじわとダメージになっているようで、毎年の春愁以上に堪えて情緒不安定なところがある。そういう時は作業の途中でも、ちょこちょこ休憩して数分また手が止まる。少しニュースを見たり。
ウクライナ情勢は微妙で、なんかちょっとなと思いつつも、しかしソチ以来またもやじわじわとプルシェンコの動画群は見てしまう。パヴァロッティの「カルーソー」はトリノ五輪のEXのアンコールのだ。
もはや言わずもがなではあろうが専門的なことはともかく、素人が見ても、動きが美しいだけでなくすごいスピードだし、とにかく音楽との融合というか「音の取り方」「間合い」が凄いと思う。先日手術が無事終わったらしいので、まだ随分若いし、大事に養生していただきたいものである。
この人がなかなか、ぎりぎりな激渋な曲wを持ってくるのでBGM的にも興味がそそられる。で、聴いているうちに自分も気がつくと、だんだん音楽をあちこちから拾ってBGMにしてたりする。モリコーネだけでなくロシア演歌というかユーロ演歌というか、どの曲もなんだか普遍的にエモーショナルに来るもんがある。このへんがrockな英米と違うコンチネンタルな伝統的音楽文化とでもいうのだろうか。脳内の一時的ブームかもしれんけど、こいつはちょっと癖になるフレーズですね。とにかくそういう春愁以上にアンニュイな昨今だったりする。
だがこれはオペラのアリアでなく1986年の歌で実はPOPな音楽だ。YouTubeでルチオ・ダッラのMVを見たら、しょっぱなにラジオから流れてきたデュラン・デュランのワイルド・ボーイズがぶちっと消されててわろた(コントか)。確かに流行ってた頃だけどね。(20140307)