「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20160505

2016-05-05 | 矮小布団圧縮袋

〇結局昨日は昼から、外に出かけた。
 GWは例年、遠く県外やいっそ帰省、てなこともあったが、今年は地震以後(今朝も、さっき少し揺れた)、電車やバスは使わず、買物のついでに近場を少し回って来ようと思ってバイクに乗り、まず郵便局で書類発送。しかしその後

 
 たいへんな快晴で気温もちょうど気持ち良く走り始めて、気がついたらあっさり国道3号線から34号線に入ってしまっていた。広大な景色で、果てしなく金色の穂が実っているのは秋ではなく、まさに「麦秋」、麦畑が収穫の時期なのだ(ここが九州の景色の、新潟と全然違うところ)。さらに

 
 ゆっくり2時間位走ったら小城市内へ(例によって県外じゃないかよ!?)
 気分的に、水曜どうでしょうの大泉さん的にあおったアングルで撮ってみるキイロイトリ(ここに「肥前の風」とか大髭書体を入れるわけだ)。

     
 JR小城駅。明治36年(1903)設置時の木造駅舎を昨年また新たに改修して使用中のまさに現役の近代化遺産的建築だ。ここにも仕事で、何度か電車で来たことがあるが、ツーリングで来たのは初めてだ。

   
 ここも鳥栖駅のように瀟洒でモダンなデザインが残っている。ちとくつろいでみた

  
 寅さん映画のロケにも使われたことがあるという駅の周辺。ホームを見るカツオ人間
 前に来た時は、ここから佐賀行きに乗った。

   
 駅前にも古い建築が残っていたりして。
   
 原付移動は一番手軽な旅である(大きいバイクではないので、乗用車だとさほどでない距離でも、遠く旅した気分になれる)。この「別室」にも書いているごとく、連休中にはなんとなく、毎年ツーリング的なことはしている。自分はだいたい、史跡なり産直市なり映画なり美術館なり祭りなり、下車して行く場所の目的、あるいは未開の抜け道のルート探索の目的などがあって行くので、通勤時と同じくバイクはその便利な手段である。
 だが、冬の雪の降る中で作業で閉じこもっている間、原付縦断シリーズをずっと見ていて「目的地での行動に時間をかけるのでなく、こういう“ただ移動するのが主体”というわけか」と思った。そこに意識を置けば、往復の体力配分を気にして距離を狭めずに、予想以上に遠くまで行ける。本当に疲れてどうしようもなくなったら、緊急避難的にどっかで一泊でもすればいいや、位の気分で行けば、それこそ何日もかけてもっと広範囲かつ遠距離に回れるだろう。
 移動手段であれば普通、着いた先でどっと疲労して仕事にならないような移動手段(爆)は使いたくない。だから自家用で乗用車を持たない自分は、出張なら主にできるだけ時間をかけない鉄道や飛行機を使う。どうでしょうの場合、移動手段の過程が、もはや手段ではなく主要目的と化している(しかしそれを深夜バスでも何でもやるところが尋常の域を超えている)。
 それなら今回は「普通だと鉄道で行く」あるいは「車窓からいつも見てた」がわざわざ下りて歩いて行っていない場所に、原付で行ってみようと考えた。その方が、地図上でしか見ていなかった景色の謎(その先の道がどうつながっていて、何があるのか)が分かると思い。

 本日のBGM:
 Funky Drummer / James Brown (「Funcky Drummer」)
 子どもの日だからKidsの日というか「祝・KinKi Kidsの中の人が初対面の日」という伝説のいわれる日である。途中のJA佐賀の即売所で買った柏餅をいただいてしばし休憩(キイロイトリがいるのはその駐車場)(20160505) 
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