〇再び11日が来る。昨日仕事帰りに病院に行って薬をもらい、今日は原稿の直しでずっと自宅にいて外に出なかった。こうして年月がすぐ過ぎてしまう。いつも営業対応で気が集中できないと一日がそれで紛れてしまうのだが、こうして原稿に集中していると、もっと余計な事をしないで、仕事を形になるようにあれもこれも組み立てていかないといけないんだった、と思い出す。(写真は博多駅)
この数年、一時期はリモートだけでできるだけ人に会わずにいられたのだが、夏秋と外出制限なく平常活動と感染防止とを並立させるような働き方になっているので、作業が倍増して二重に手間がかかっているところがある。過労の原因になるようなことばっかりが続くような気がする。独居生活だからといって自分が好きなように時間が使えるわけではない。むしろ他の仕事でどんどん時間が浸食されてくる。そのまま放っといてあっというまに数十年たってしまうのがいけないのであって、もっと自覚して時間を使うべきなのである。
BGM:明るい夏の朝に (「詩人の恋」)/ シューマン (ヴンダーリヒ、ギーゼン)
(音楽の泉、NHK-AMラジオ第一 12/11 8:05~)
そんな気分にふとなったのは、家で作業をしていて今朝ラジオから、20代の頃によく聞いてた歌がゆっくり流れてきたからかもしれない。多分尾崎豊よりこっちを聴いてた。今聴くとやはり若い人の歌なんだなと思う。すごく久しぶりに聴いたが意外と覚えているもんで、旋律が鼻歌で自然と出てくる。この伴奏をずっと練習していたこともあるし、この音楽を聴いていた部屋や、街や、その頃の友人や先輩後輩や師匠のことまで思い出されるというような(20221211)