〇働き方改革とかワークライフバランスとか前からちゃんちゃら、ふざけんな、だったのだが2020年以降、非常事態でそんなこと言ってられなくなってるだろうから死語だよね。既に戦時下みたいに煽ろうって気か。そう言っといて、そこまで税金搾取したいか。普通だったらわけわかってる知力のあるはずの国民でも、さんざん虐待されすぎたために、精神的に感覚が死んでいて何言われてもわけわかんなくなってるんじゃないか、ていう方がひどい。
以前は土日はそれでも平日と切り離して考えるとか、連絡を絶って自由行動するとかできた。遠くの出張だって物理的に無理なら行かなかった。それが今や祝日も休日も時差も無視してメールは来るわ、Zoom会議は連絡くるわで、ぼーっとしていると、どんどん時間が侵食されてくるのだ。そこへ来て、年に5日以上年休必須で労基署から法人がしかられるとか、矛盾もいいところで、「年休日の名目でも事実は稼動」に決まってる。自分も積極的に休みを取るようにしなければならなくなってきた。攻めの休み、って何だ。
それで今日も日曜なのに同業者の全国会議である。
神社の銀杏の木の脇の階段を行くキイロイトリ
BGM:メイン・テーマ / Evan Call
(「鎌倉殿の13人」#45 八幡宮の階段 NHK-G 11/27 20:00~)
先週は時間がなく書けなかったが仲章、実朝、公暁の悲劇的な連続暗殺回で、予想以上に若手の活躍が凄い大河なのが今年は面白い。銀魂2.5とか言ってごめんね。若手が多くても演劇畑の人が多いせいか大味にならない。確かにアガサクリスティーの劇のように、台詞と脚本が舞台のように動かされていくのでサスペンスが続くのだ。以前からこのページでも何度も書いているごとく、こういう話の場合、昭和的にたとえると藤木孝さんとか松橋登さんや西沢利明さんや岸田森さん的な、教養頭脳派で暗躍する白塗り麻呂系貴公子の美麗な悪役の「怪演」というのが見どころなところである。源仲章はそこまでデフォルメしすぎず鎌倉に下ってきた貴族くらいのリアル感で(三谷劇は基本、台詞が現代的だ)、しかし性格のいけずな悪さは可笑しくも斗真くんはよくやっていた。ラストのグレイトな御最期もむべなるかなである。
もうファミマの店の入口のチキンの人の写真を見ても、「顔はいいのに」の狂歌の一首がすぐ頭に浮かんできてしまって止まらない(爆)。歴史上の本人とか親類の人にとってみればたまったもんじゃないかもしれんが、明治時代や江戸時代の人じゃないもっと昔の人だから大目に見てもらおうということか。そんな鎌倉時代の登場人物が、21世紀の現代の日本で落首となり、今の世の人々のネットで流布され朗詠されるとは。心憎し。(20221204)
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