
アート・ファーマー(Art Farmer、1928年8月21日-1999年10月4日)は、アメリカ合衆国アイオワ州出身のジャズ・トランペット奏者、フリューゲルホルン奏者である。
1959年末から1962年末にかけて、ベニー・ゴルソンとの双頭バンド、ジャズテットで活動。その後はジム・ホールなどを従えて活動。この頃から、トランペットよりもフリューゲルホルンの演奏を重視し始めたと思う。
1980年代にはジャズテットの再結成に参加した。
僕は、このジャズテットで、ゴルソンやファーマー、そしてフラーなどに、かなりどっぷり、とはまる。
丹精で・押さえ気味・破綻の無い、しかし情感豊かに「歌う」ファーマーは好きである。
或る意味、日本人好み?
もち、バリバリと吹く、クリフォードのようなのも好きだが、ゆっくりファーマーって日もね、また良しです。
で、この辺りで、彼とのお付き合いは止まってます。
90年代・・・って、僕がJAZZ以外に、かなりすっ飛んでいた時代でもありました。
さて、この1枚・・・「モダンアート」はいいよね。
でも、2001年に亡くなった名ピアニスト、トミー・フラナガンのトリオをバックに60年に吹き込まれたワン・ホーン・カルテット「ART」がいいかな?ファーマー独特の温かな音色がたまらない1枚であります。