某日・G県O市の「名車平」に20代から50代までの男5人が集まった。
動機は不純にして、あさましい者から、僕の様に「20代の青年と・生きる事・とは?」を話し合う事、まで、一貫性のない集まりだ。
まあ、共通点は「旨い物」や「お酒」か?
メンバー?
本日はF・R・Z・そして青年と僕としておく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/62/f68ee5fed0f43fc4b6999fb08e997f4a.jpg)
先付け・・・・
Rは「ここは、こんなものも旨い!」と言っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/1b/2f01e496f5d1cca6401a85d0fc7ac75a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/99/bb3ef9d9e299ff5b4a913156239c8c3f.jpg)
軟骨焼き・アジのたたき・・・・旨い!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/ae/7a5d3e8c621e710818aa80c61bbcaae2.jpg)
「鴨鍋」
青年と知り合ってからかれこれ、10年か?
僕のコンサートなどに足を運んでくれ、ある意味、若きファンとなってくれていた。
その「純粋な」心と、やさしさは、それゆえ、世間や社会の欺瞞や不誠実な事態に揺れ、僕には、悩み多き彼と写っていた。
悩むのは、若さの特権だ。そして立ち止まることも・振り向くことも・後戻りも許される年代だと思う。
そんな彼は、就業の年になっても、就業することに「ためらい」をもって、或いは「その手段を見つけられず」生きているように、見えた。
僕は「働くべき!」と彼に告げようと、思っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/c6/e6582ab8dd12586b54eb7f80a43c8844.jpg)
「くじらの竜田揚げ」
ロストとも少し関わりがあった。
ロストのメンバーも、彼を愛しく思っていたらしい。
練習で、「彼は、気持ちの優しい子だから、人の為になる仕事がいい」
「介護の仕事などで、彼が人のためになる・・そんな実感を持つことは、彼にとってもいいし、向いてる気がする」
「あっちゃんの職場・紹介できない?」
「職場には相談してみる・監督(俺だ)も青年に話してみなよ」
などの会話があった。
僕は、青年に「ストレートに話そう」と思ったのだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/b5/587253c03ae4876f5b97f0ba140dc448.jpg)
「くじらの刺身」
働くべきだ!
そして、ロストベーベー達の話しを、ちゃんとした。
彼は、悩むことなく、笑顔で「働こうと思っていました」「その話しは、嬉しいです」「具体的になるなら、口ぞえお願いします」と語ってくれた。
悩むことは大事!でも、悩みの中で悩んではダメだ。
行動しながら悩む・そして「お金」を稼ぎ、経済的に自立して、そのゆとりや余裕の中で、もっと素敵な「希望」をかかげて悩む・・それが極めて人間的所産だと、僕は思う。
受けてたった、彼は素敵だった。頑張れ!
僕も、ほんの少しお手伝いだ。
旨い酒が、さらに、旨くなった!
さて、話しは変わる。ころころ変わる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/30/a6520d36bc255e7ad736d6e2fa27cd6b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/bc/99d9ad028d477799752f29e7832c8733.jpg)
だめだな~Fさん・Rさん。
僕のも残しておいてね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/87/ca46db04dcd08ce778af6873e15e2b64.jpg)
おっと、ZさんRさん、刺身に行きましたね?
Rさん、珍味????!か?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/28/589cb3eb46bb72031a4eb3dd53b317e0.jpg)
鴨鍋完成!
この割り下・・・レシピ教えてもらえないだろうか?
今度マスターに聞いてみるんべ。
あっという間に完食!
この後、雑炊に行ったのは、言うまでも無い!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/60/760ef175c84d5daadc36de2d1d83b01c.jpg)
「アラ煮」
甘いが、この甘さは、居酒屋の多くのつまみの塩や醤油・味噌の味に、見事なコントラストで、酒を進める。
目玉の周りの、ゼラチンがたまらないね~
ところで、僕は「ホントに旨い料理を食べる」といつも、石垣りん さんの「童謡」と言う詩が浮かんでくるのだ。
「生と死」「人間が生きると言う事」そんなテーマ。寓話の様なそして、切れ味鋭い言葉で、いつもいつも、圧倒される僕が居る。
童 謡
お父さんが死んだら
顔に白い布をかけた
出来上がった食事の支度に
白いふきんがかけられるように
みんなが泣くから
はあん お父さんの味はまずいんだな
涙がこぼれるほどたまらないのだな
と わかつた
いまにお母さんも死んだら
白い布をかけてやろう
それは僕たちが食べなければならない
三度のごはんみたいなものだ
そこで僕が死ぬ日には
僕はもつと上手に死ぬんだ
白い布の下の
上等な料理のようにさ
魚や 鶏や 獣は
あんなにおいしいおいしい死に方をする
詩集「表札など」・所収
動機は不純にして、あさましい者から、僕の様に「20代の青年と・生きる事・とは?」を話し合う事、まで、一貫性のない集まりだ。
まあ、共通点は「旨い物」や「お酒」か?
メンバー?
本日はF・R・Z・そして青年と僕としておく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/62/f68ee5fed0f43fc4b6999fb08e997f4a.jpg)
先付け・・・・
Rは「ここは、こんなものも旨い!」と言っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/1b/2f01e496f5d1cca6401a85d0fc7ac75a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/99/bb3ef9d9e299ff5b4a913156239c8c3f.jpg)
軟骨焼き・アジのたたき・・・・旨い!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/ae/7a5d3e8c621e710818aa80c61bbcaae2.jpg)
「鴨鍋」
青年と知り合ってからかれこれ、10年か?
僕のコンサートなどに足を運んでくれ、ある意味、若きファンとなってくれていた。
その「純粋な」心と、やさしさは、それゆえ、世間や社会の欺瞞や不誠実な事態に揺れ、僕には、悩み多き彼と写っていた。
悩むのは、若さの特権だ。そして立ち止まることも・振り向くことも・後戻りも許される年代だと思う。
そんな彼は、就業の年になっても、就業することに「ためらい」をもって、或いは「その手段を見つけられず」生きているように、見えた。
僕は「働くべき!」と彼に告げようと、思っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/c6/e6582ab8dd12586b54eb7f80a43c8844.jpg)
「くじらの竜田揚げ」
ロストとも少し関わりがあった。
ロストのメンバーも、彼を愛しく思っていたらしい。
練習で、「彼は、気持ちの優しい子だから、人の為になる仕事がいい」
「介護の仕事などで、彼が人のためになる・・そんな実感を持つことは、彼にとってもいいし、向いてる気がする」
「あっちゃんの職場・紹介できない?」
「職場には相談してみる・監督(俺だ)も青年に話してみなよ」
などの会話があった。
僕は、青年に「ストレートに話そう」と思ったのだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/b5/587253c03ae4876f5b97f0ba140dc448.jpg)
「くじらの刺身」
働くべきだ!
そして、ロストベーベー達の話しを、ちゃんとした。
彼は、悩むことなく、笑顔で「働こうと思っていました」「その話しは、嬉しいです」「具体的になるなら、口ぞえお願いします」と語ってくれた。
悩むことは大事!でも、悩みの中で悩んではダメだ。
行動しながら悩む・そして「お金」を稼ぎ、経済的に自立して、そのゆとりや余裕の中で、もっと素敵な「希望」をかかげて悩む・・それが極めて人間的所産だと、僕は思う。
受けてたった、彼は素敵だった。頑張れ!
僕も、ほんの少しお手伝いだ。
旨い酒が、さらに、旨くなった!
さて、話しは変わる。ころころ変わる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/30/a6520d36bc255e7ad736d6e2fa27cd6b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/bc/99d9ad028d477799752f29e7832c8733.jpg)
だめだな~Fさん・Rさん。
僕のも残しておいてね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/87/ca46db04dcd08ce778af6873e15e2b64.jpg)
おっと、ZさんRさん、刺身に行きましたね?
Rさん、珍味????!か?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/28/589cb3eb46bb72031a4eb3dd53b317e0.jpg)
鴨鍋完成!
この割り下・・・レシピ教えてもらえないだろうか?
今度マスターに聞いてみるんべ。
あっという間に完食!
この後、雑炊に行ったのは、言うまでも無い!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/60/760ef175c84d5daadc36de2d1d83b01c.jpg)
「アラ煮」
甘いが、この甘さは、居酒屋の多くのつまみの塩や醤油・味噌の味に、見事なコントラストで、酒を進める。
目玉の周りの、ゼラチンがたまらないね~
ところで、僕は「ホントに旨い料理を食べる」といつも、石垣りん さんの「童謡」と言う詩が浮かんでくるのだ。
「生と死」「人間が生きると言う事」そんなテーマ。寓話の様なそして、切れ味鋭い言葉で、いつもいつも、圧倒される僕が居る。
童 謡
お父さんが死んだら
顔に白い布をかけた
出来上がった食事の支度に
白いふきんがかけられるように
みんなが泣くから
はあん お父さんの味はまずいんだな
涙がこぼれるほどたまらないのだな
と わかつた
いまにお母さんも死んだら
白い布をかけてやろう
それは僕たちが食べなければならない
三度のごはんみたいなものだ
そこで僕が死ぬ日には
僕はもつと上手に死ぬんだ
白い布の下の
上等な料理のようにさ
魚や 鶏や 獣は
あんなにおいしいおいしい死に方をする
詩集「表札など」・所収