
TVで毛利さんが、宣伝をしているね。
「平地林」は人が管理して、成り立つと。
入会の林に、燃料などの薪を求めに、肥料などの下草を求め入らなくなって、荒れ果てた山(関東平野の只中では、平地の林を「山」と呼びます)になった。
最近、この林を取り戻そうと、行政や、民間ボランティアが頑張りだした。
防風林の松の林・雑木林が僕の家の、北に・南に数キロの長さで、広がり、散歩出来るように整備された。
時々歩く・歩いても「切り株」を眺めてしまうのは、僕の悲しいサガだ。

冬は「エノキタケ」の季節だ。そして、キクラゲも見つけやすい季節だ。
歩くとすぐ、大きな桑の根元には「エノキ」だった。
最大の寒波到来の日だった。

カワラタケに覆われた、切り株。切り株ウオッチングは楽しい。
山の中を、ジグザグに歩いて、2時間はすぐすぎちゃう。

ヒラタケもまだ、生えていたね~

このエノキは見事だった。採りごろ・食べごろの完璧な大きさだ。
天然と栽培で、見た目・味の隔たりが一番大きなキノコだ。
お吸い物・佃煮風・刺身、どれでも信じがたい旨さだ。


ぶなシメジは、桐の木に生えていた。T市で初めて見る!
で、エノキもまたまたあった。

赤松の立ち枯れは酸性雨や松くい虫が原因らしいが、広葉樹はカミキリムシの被害痕を良く目にする。この切り株の穴は、3年住み着いて、成虫になって、飛び立った、カミキリムシの3年の棲家痕である。芯まで食べるので、木は死んじゃうのだ。

すっかり葉は落ちて、見事なジュータンだ。


立ち枯れの古木のそばには、新しい命が、育ち始めている。

まったくな~~20メートル先からでも、キクラゲが分かるほど群生だ。
2年連続、群生にめぐり合った!
このあたりでは、「ニワトコ」の大きな木があれば、必ずと言って良いほど、キクラゲが寄生しているのだ。


蔓植物は、木に巻きつき、やがて、絞め殺す如く、本体の木を枯らすものもある。
やがて、枯れた木は朽ち、間抜けな姿で、蔓植物は垂れ下がっている。
ブランコ・絵になるね。

こちゃらも、キクラゲ天国だった。


絡んで、本体の木を殺さない蔓植物もある。
自然は造形の天才だ。

大きなサルノコシカケも大好きだな。
楽しい、ウオッチングが終了。今度は、東の林に行きたいと思っている。

キクラゲは洗って、石付きを取って、乾燥。
野菜炒め・八宝菜・中華旨煮・ラーメン・・我が家のキクラゲの消費量は多い。
佃煮は、どうだろうか?

まったくな~~
エノキも大量だった!
どうして、採れるか?
山の中歩いていると「あたしよ!」って、キノコが呼ぶでしょう?
聞こえない?