
江戸の時代から防風林として植林され、赤城おろしから農地を守ってきた松林がある。
我が家から車で5分か?

平地林を、農業(肥料や家畜のえさ)や生活の燃料に使わなくなって、荒れ放題だった林を、行政が自然景観を利用した公園に整備をはじめ、綺麗な自然公園にして10年にはなるか?
まだまだ整備の途中、すべてあわせると東京ドームどころではない広さで、かなり素敵になった。
年に2度は下草を刈って、遊具が並ぶスポットや水辺・彫刻が並ぶ小径など、市民が散歩やジョギングを楽しんでいる。
こうなって、環境が落ち着くと、キノコが生え始める。


「フクロツルタケ」「ニガイグチモドキ」・どちらも食べられない。ってか、フクロなど、猛毒。


こうしてみるとキノコは、カビなどの仲間だなぁ~~と分かる。
茶色のふさふさは「ムラサキホコリ」。
赤いのは「チシオハツ」。
どちらも食べられません。

昔、養蚕が盛んだったこの地には、名残で古木になった桑の木が林には結構ある。
桑の古木には、キクラゲやヒラタケが生える。
我が家の3年分はあるに違いないキクラゲは、こうして採り・保存している。

実は、女房が授業で子供とここに来た折「ハタケシメジ」が、多分生えていたよ・・
と、情報があった。
で、見つけに来たのさ。
あった!
見事な群生だった。
子供に踏まれた、かなしい株も多数あった。


同じような環境を探すこと40分。
都合4箇所の発生場所を見つけた。
もう、俺の場所だ!
来年から、楽しみだったら、たのしみだ。

こんな場所の、近くに「シメジ」。

ムジナタケも群生。こりゃ、食べれば食べられるが、そんなに旨くないので、僕は採らない。

桑の古木の頭上には、ヒラタケ!
道具を持って着なかったので、収穫できず。

もっと驚いたのは「ハツタケ」!
まさか、ここにハツタケが蘇るとは!!
楽しみだね~~これからここは。

僅か1時間半。
家族には2回分の恵みであった。
ハタケシメジのバター蒸しが、美味!
酒は旨い!