場所は両国・江戸東京博物館に来た。
今日は、ロバ君と東京江戸探訪なのだった・・・
日本橋のレプリカを渡って、いよいよ突入である。
写真撮影も、フラッシュなしならOKってのは良い。実に良い。
やや、順路などの表示が曖昧だが、100万都市江戸ゾーンから、始まって、東京遷都・戦中・戦後と、その復興などのテーマで、ジオラマや、遺品遺物の現物や、レプリカなどが並んでいる。
江戸のゾーンが半分を占め、江戸という町の都市機能や生活をドラマチックに見せる。
上水道や下水道が施され、糞尿も肥料として買い取られるシステム(大名の糞尿は庶民より高い・・栄養の違いな)。
1657年の明暦の火災の、ある意味おかげで、広大な池や、庭園を配した都市計画。
幕末では、70%に上った識字率など・・
糞尿の処理のシステムや下水の施設が無く、疫病の発生で遷都を繰り返した平安などの時代や、同じような理由で混乱した中世ヨーロッパと比べ、質の高さが分かるね。
東京のゾーンでは、ややバラエティで、深みに欠けるが、嗜好はこらしてある。
写真・江戸城と松の廊下のジオラマな。
本物の刀に釘付けのロバ君。
確かに、名のある名刀はどこか違う・・・
江戸期に使われた(寺子屋の教科書で)、ご成敗式目の本物。
纏をあやつるロバ・・15キロくらいある。
千両箱を持ち去ろうとするロバ・・・
ロバの所業に反省する俺。
こうした、触れる・乗れるなどの工夫が随所にある。
吉原の詳しい説明。
吉原のベーベーたちは、毎日2・3時間の睡眠しか出来なかったのには驚いた!!
庶民の楽しみ、芝居小屋が復元されていて、ちょうど実演が行なわれていた。
獅子舞やカッポレが観られた。
実に良い・・
五日市憲法の展示。
昭和43年東京経済大学教授色川大吉氏らにより、五日市深沢家 旧宅の土蔵より発見されたものであるが、その中味・人権意識の成熟度において、既存する民間憲法中屈指のものとされている。発見者らによって「五日市憲法草案」と名付けられた。
明治憲法と比べて、その人権や自由の希求といった、内容の先進性はすごい。
一見の価値ありである。
東京大空襲の遺物。恐ろしいばかりの熱だったんだな。
三種の神器・・・
新しい生活・・・・
そんなこんなで、来てよかった!と思いつつ、江戸東京博物館を後にした。
ざっくり2時間だったが、3時間は居たかった・・・・
今ね、(2011年1月18日(火)~2011年3月6日(日))・140年前の江戸城を撮った男 横山松三郎展という、特別展が始まっている。見に行こうと思っている。
さて、わりわりは上野に向かった。
写真・ストリートミュージシャンの演奏を焼き芋を食べながら鑑賞のロバ君。
東京都は、「ヘブンアーティスト」制度をとっており、ライセンスを保持している人には手厚いですが、そうでない人には取締りが厳しく、スグお巡りさんがやってきて退去を求める精度になってるのね。
その分、ライセンスを取った人たちは、さすが上手。こちらは、フォルクローレであった。
で、ここに来た。
動物園は猿が良い。
上野は50万年ぶりだったが、見せ方などに工夫が足りない!明らかに、昨年行った、東山動物園のほうがGOOD!
こやつ!
ハシビロコウだけは、絶対見るべし!
すごい存在感で、まったく動かね~んだ。
ロバ君は、両生類・爬虫類にご執心だった・・・
俺はここでも、反省を怠らなかった・・・
最後は、買出し・・・
年度末整理か?
名だたる名盤が期間限定1000円のセールであった。
しかも、特典も仰山・・・
がっつり、仕入れした。
この後、わりわりは、夜の新年会のために、ホテルに向かった。
まずは、少し休憩して、夜街に繰り出すのだ!