館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

原発の無い日本へ!今お勧めの本。

2011-08-02 06:05:08 | 読書の記録
昨日日記

1・ちょっと、バッタバタ!の、仕事のしび(日々)。

2・ケムリが出てるが・・・火事場にしないのが、今の課題。

3・楽しい、連休を夢見ながら、頑張るのだった!!!


で、本の紹介。






なんだかブームのように、原発本が広告を賑わす。

「大丈夫!」「恐れるに足りず」「原発がなければ産業が滅ぶ」以外のまじめな本なら、手ごろなのを見つけ、読むことはいいことだ。

こういうブームには乗ってOK!







日本の良心のような方・・高木仁三郎氏の1991年の講義録が出版された。
見事に、原発の構造から、その危険性まで、庶民に分かりやすく書かれている。
真摯な研究と、科学的根拠が、読んでいて腑に落ちる。

じつに手ごろだと、オススメする。

彼が今生きていたら、どんなにか活躍し、僕らが進むべき方向を示してくれたかと、無念だ。

お隣は有名な、レイチェル・カーソンの本だ。1960年代に農薬を含む化学薬品の人類・地球生物への負の影響を論じた名著だ。

出版当時から、無視や激しい揶揄・差別攻撃を受けながらも、やがて沢山の人びとや、良心を持った政治家さえ耳を傾け、変革への礎になった本である。
写真はボケたが、平成10年で四十八刷が、それを物語っている。

生物多様性・・環境・・・21世紀的課題に、1960年の本が、完璧なほど有効で、今だ警鐘を鳴らしている。

どこか、高木氏と似る。

個々人の生き方まで、問われる、原発や化学薬品といった(使わないなら、生活のあり方まで転換を迫られる・・・)テーマだが、無視や迫害を受けながらも、その怖さや、罪深さが、やがて変革のうねりになるだろう。



ちと古いが、あの事故のまとまった取材報告では、貴重で、見事な本である。

チェルノブイリってなんだったか?

改めて、読んでおくことは、今とっても大事だ。

著者が前書きで語る一節

「彼ら(チェルノブイリの人びと・・注はおれ・・)の生存と私たちの生存は、ひとつにつながっているからなのだ。彼らが助かることは、私たち地球の上に生きるものすべてが、未来を持つことでもあるからだ。」

は、そのまま、福島に当てはまる真実ではないか?

コメント (10)
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