館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

稲葉国光・山本剛・原田俊太郎・・・最強のライブだったぜ!

2015-06-23 06:23:28 | 音楽を思う


いや・・すごいメンバーが実現したぜ。
わし、金曜に少し早く会社をとんずらして、東京に向かっただよ。目指すは六本木なのだが、JAZZは宵っ張り。
宿を取らないと聴けないのが、田舎からのお上りであった・・・

チェックイン・・・1Stは8時からなので、宿の側の行きつけの店で、軽く腹ごしらえ。



六本木交差点から程なくの店に着いたぜ。
しかしまぁ・・六本木ってのは猥雑な街になってしまったな。俺が学生の頃には洒落た街だったが・・猥雑。
JAZZでもなければ、まず来ないぜ。



ちなみにバタバタ出てきたので、デジカメわすれて、ガラ携からの画像だぜ。

まずは、シングルモルトだんべ。



JAZZ界隈なら、このメンバー、ぶっ飛ぶな。

ベース・・・稲葉国光。
ピアノ・・・山本剛。
ドラムス・・原田俊太郎。

80は超えたか・・稲葉氏・・・僕がJAZZを聞き始めたころ、すでにその名声は田舎のT市にも響いていたぜ。

何度かライブにも出かけたが、その野太い音・たゆまぬウォーキングの波・奇をてらうことは無いが豊かなフレーズ・・世界に出せる音であった。

山本氏も、70年初頭にデビュー・・・独特のタイム感覚と、どこまでも美しいフレーズに日本中でブレイクしたのだった。

そして、俊太郎!その美しいシンバルレガートは他の追随を許さず、洗礼されたドラマーだ。彼がこの中で一番の若手である。



若い女性ボーカル2名が唄うのだが、まずはトリオの演奏が数曲あるのがお決まり・・・

このクラスになるとリハなど無い。出だし2曲ほどお互い探りあいの駆け引き・・・そのスリルも面白かったぜ。

その後トリオ演奏・歌伴・歌伴中のソロと、目の覚める演奏が続いた。

片岡マミさんと藤田佐奈恵さんというベーベー歌い手だったが、まあまあかな?



それにしても、20年ぶりかな?稲葉氏の生!弦を押さえる吸盤のような指先も健在。
しかし、豊だったなぁ・・・・

夢のようなトリオだったなぁ・・・・

このトリオなら、わし・・・また、東京にゆぐ!

興奮・・その余韻・・・11時はとうに回っていたが、いつもの宿近くのチープながら、旨い中華の店で、余韻を楽しんだ。



11時を回ると、この築地の場末は閉まる店が多く、ここは深夜も営業なので、客は絶えない・・・



紹興酒をお代わりして、頭の中を緩やかに流れる、あのトリオの音を楽しんだ。

都会はいいよな・・・・こんな音楽が、いつでも聴けるんだ・・・


僕の好きなギター弾き&ボーカルのNOBさん・・・柳沢伸之氏も六本木で、山本さんたちとライブを最近結構やってるとわかった。

ここらも、聴きに行きたいぜ・・・足腰立つうちにな!

素敵な夜だった。
コメント (2)
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