金丸・ある日の山菜尽くしの晩酌、テースティングノートその２８２付き。

山菜を食いまっくった5月末の「ある日」の晩酌なのだ。

もう、来年まで食えないのかぁ・・・


沖縄・・・やっと、画像の処理が終わっただよ。





鯖の文化干し・・・好みだ！

さて、文化干しって、なにさ？と気になって、ウィキ！

「文化干しとは、元は魚の干物をセロファンで包み込む手法。後に天日干しの対義語として冷温風機を用いた乾燥手法の意味を持つに至る。

干物の包装材として木箱や新聞紙を用いていた時代、東京都江東区にて1950年創業の水産加工物会社「東京仙印商店」がセロファンに包んでみたところ、非常に仕上がりの見栄えが良くなり、これを販売したのが最初とされている。」だそうだ。

年と共に、脂ののらない魚のほうがよくなっている。



ウドのきんぴら・・旨いねぇ。



お山の蕗・・



ハンゴンソウ・ウド・ハリギリの天ぷら。



ハンゴンソウのごまみそ和え。じつに秀逸な香りと味。



同日、メキシコ単身赴任の知り合いからの「メキシコマンゴー」！



酒は泡盛・伊是名村のクースー１０年古酒であります。





ラベルでは「金丸氏」は、穏やかな政権移譲だが・・・

いわゆる徳川の如く、沖縄も尚氏の時代（1400年代後半）に統一政権が出来る。その尚氏も６代で王権の国乱れる。
王権の横暴で、ついに官僚の支持を失い、家来だった金丸が担ぎ出され、第二尚氏を起こすとある。
時の支配者の作る正史は、疑って正しい・・実際は下克上であろうが、この金丸が「尚円」を名乗り、以降彼の起こした第二尚氏は明治まで続くのであった。

その金丸の故郷がこちら、伊是名島。合資会社伊是名酒造・普及酒は「常盤」、その１０年古酒・・売り出しているこの蔵の酒では最高峰がこちら・・・

高貴な香りと、口に広がるまろやかさは、呑んでみたものしか分からないかもなぁ・・・

まあ、金丸を冠するには、酒造所も力が入るか？

う・ま・い！