
2日目は、首謀者からは、昼に沼田で、美味しいコース料理の昼飯が予約してある、と、示されたのみだったので、水上から、沼田へ向かう約4時間を埋める必要があった。
まあ、今どき真田なので、沼田城址は前に見学してあったので、名胡桃(なぐるみ)城址だろうと、1つは決まった。
道の駅・・・俺の好きな時代の史跡・・・などと調べたら、両方を兼ね備えたGOODな場所があった。
そんなわけで、ここ「八瀬親水公園」にやってきた!

道の駅「月夜野はーべすと」・・・きゅうりが無選別ながら、5本で100円など、購入。はちみつなども購入した。
ここは、この道の駅・広い公園・児童のための遊具・そして、国指定の「八瀬遺跡」からなっていて、かなり広い。
安近短で、地元の憩いの場かもしれない。

3500年から2500年前までおよそ4期にわたり、縄文の営みがあった考古の場所が、復元保存されている。

バックヤードに山・前には川が広がる場所に、住居や墓・祭祀の場所や高床の倉庫と、発掘されている。


かなり大きな住居であった。

発掘された珍しい炉の構造を持つ場所には、すっぽりと建物で覆われて、発掘した姿で見れるのはすばらしい。
ビデオなどで、説明のコーナーもあって、実に良い。


と、こんなところでも、クリなど拾ってしまうやからが・・・


この親水公園から車で2分・・高台を登った場所に、立派な資料館があり、この遺跡含む、近在の遺跡の発掘資料の現物を見ることができる。(日曜のみ開館・土曜日は要問合せであった)

資料館に隣接して、深沢配石遺構が発掘場所から移設され見学できる。縄文の墓の遺構だな。



資料館からすぐのところ(車で1分か)に怪しい小屋が建つ。行ってみたらば、梨の木平遺跡という、地下深くから発掘された敷石住居跡(縄文中期)であった。
地下3mくらいだろうか?発掘されたままを小屋の廊下から見ることができる。
平成の合併前の月夜野町・・今はみなかみ町・・・・月夜野の頃に、頑張って作った施設に違いない。実に立派で驚いた。
見どころがあって、家族にも喜ばれただよ。

さて、次にやってきたのは、同じみなかみ町の「名胡桃城址」だ。
進行中の大河ドラマの舞台である。縄張り争いの裁定で、秀吉がこの城は真田に帰属としながらも、北条がその裁定を破って占領し、秀吉の「北条攻め」の切っ掛けを作った有名な出城である。


ビジターセンターもあり、ビデオで真田の歴史がみられる。なり切り真田もある・・・坊主がかぶってみたが「この兜にはシカの角がついてないので、家臣のだ!」と、不満であった。



わずか、10数年短い城だが、真田の築城の神髄など感じられる良さがある。


両側が切り立った絶壁・・・・防備の城だ。
大河ドラマに情報を得て、町が急きょ発掘調査・見学施設を整えた感があるが、ドラマが終わっても、是非立ち寄るに値すると思う。


昼飯の予約のレストランに近くで、沼田市が「大河ドラマ・真田丸展」などをやっていたので、ついで。


ここでも、衣装が・・・・今度は大将・・・(モデル・坊主)


全く、進行中の大河ドラマの色々が展示してあった。実施使った小道具とか、衣装とか、出演者の紹介とか盛りだくさん・・・
美術の方の、大道具の実物などちぃと、良かったかな?


お店の前がお寺で、なんと!昌幸の長男信行(大泉洋な!)の正室小松姫(吉田羊な!)の分骨されたお墓も見学。


こうして、僕チョイスの見学が終わり、昼飯にやってきたのだった。


スープもサラダも、実にうまい。


パスタはもう少し量がほしいと思ったが、こうしたコース料理ってのは、少しずつ出てくるので、いつの間にか満腹感がある。
サーローインも好みの味・焼き加減!
写真にはないが、パンが旨すぎ・・・・あれなら、毎日でもいいって感じのパンだった・・・・・

こてこては、フルーツだけ食べた。
こうして、格安家族旅行は終わったのだった・・・・今度は来年だろうか?
いや・・来年は、子供がすべて就職とあいなるので、いよいよ、老夫婦2人旅になるのだらうか?
わし・・・1人旅がすき。