賞味期限中に記事はやって来た。
なんせ、来週も「キノコ記事」は続く・・再来週も・・
ほんじゃ、今年最初のきのこ記事。
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毎年の定点観測なのだが、今回は東京ベーベーが研修にやってきた。
いつになく、早い集合。
怪しい人影は、誰?
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上信越道・下りの「横川SA」の温かい蕎麦は旨い。おらの握った「おかかオニギリ」もあるでよ。
こういう場所でも、芝生で針葉樹の場合、その根元を見てしまう、悲しい習性のささくれ。
不安・不安・不安・期待・・・の比率の頭の中。驚くべき異常な天気の夏だったから・・
いつもは、ナラタケやヌメリスギタケモドキが顔を出す、最初の場所は「オオワライタケ」であった・・・不安がかなりよぎる。
そうなのだ。東京ベーベーとは8時11に軽井沢駅で待ち合わせ。
その駅手前には、毎年の絶好の場所があり、待ち合わせ前に収穫じゃなくて・・調査しなければならなかったのだ。
で、オオワライタケの奥では、倒れた柳に、大量のヌメリスギタケモドキが居たのだ!!
不安が1つ減る・・・
次の某ポイントでは「ムラサキシメジ」が発生を始めていたのだった。
やがて、待ち合わせ成功!
東京ベーベーはスニーカーであった・・・少し悲しい・・・
珍道中が始まった。
まず、アミタケとオオギタケの群生。
東京ベーベー1は、早々と1級の食菌「ハナイグチ(北海道の地方名はラクヨウ)」を見つけたのであった。
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道中記から離れ、今回のきゃわいいキノコを図鑑風に。
エノキタケ・そしてハイイロシメジ。
若い・生え始めのハナビラタケもあった。嬉しい・・旨かった・・・
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タマゴタケ・ナラタケ。
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あまりキャワユク無いきのこ達。
チチアワタケ・樹上は、今年世間を賑わした、墨田区のお祭りで売られた「ニガクリタケ」。
クリタケと間違えるのだが、クリタケは晩秋のキノコ。今の時期、出荷した業者の知識を、ちと疑う。
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チャホウキタケモドキ・カイメンタケ。どちらも、食毒不明。
発見すると、存在感バツグン。
東京べーべーは、サルノコシカケの周りを徘徊していた。
その、何度も徘徊した、すぐ脇の、写真斜線部の倒木には、かなりのナラタケが生えていたのだった・・・
まだ、キノコさんから「あたしよ~~」と呼ばれないらしい。
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哀れ!ハナイグチ幼菌君!ささくれによって、摘まれてしまったのだ。
ベーベーも中盤から発見数が増えてくる。ヌメリスギタケモドキを発見の図。
1時間、野放しにしたら、これだけの食菌を取ってきた。かなり筋は良い。
ハツタケ・ナラタケ・オオギタケ・ハナイグチなどあった。
自慢そうに、タマゴタケを見せるささくれ。右手にはハナイグチを強欲に持っていた。
まだまだ、生え始め!今週・来週・再来週と楽しめると確信した。
9日・10日辺りがピークかな?
んが、クリタケやムキタケ・ムラサキシメジ・シモフリなどは、16日あたりであろうな。
記念写真。
試食も調査では大事!
試食の為に洗われたきのこ達。
先付けは「キノコのひたひた」。青トウガラシの風味とキノコの味わいは最高。
そして、手間いらずの料理だ。
吟醸は秋田の「秀よし・大吟醸」石川の「天狗舞・特別純米」にした。
ヌメリスギタケとハナイグチの刺身。
ハイイロシメジ・ムラサキシメジ・オオギタケのシチュー。
8種のキノコの入った、煮込みうろん!
女房の作った「みょうがの炊きこみご飯」。
美味しく戴くことが、自然の恵みには大事。
キノコ初参加の東京ベーベーも喜んでくれたようで、ホッとしている。