本日、朝の電話で急遽、姫路に出張。
元請けがある工事範囲を下請けAの1社で全部まとめると思っていたら、単純に費用面の理由で、下請けA,Bの2社にシステムの親側、子側を分割して発注していた。
発注元は今回、費用面の負担だけ。 よって、こだわりはなし。
維持管理側は違う組織であり、トラブルが発生した場合、責任の所在がはっきりせず、たらいまわしにされて修復に時間がかかることが許容できない。A1社でまとめることを要望。
発注する組織、維持管理する組織、設計・工事管理(私1人代表)、元請けゼネコン、下請けA、下請けBで、急遽、打ち合わせ。
こうゆうシーン、欠席すると、欠席裁判で来ない奴が悪くなってしゃんしゃんのパターン多し。
なんだか焦げ臭いと思っていると、自分の背中が火事だってこともある。
出川じゃないけど、「やばいよ・やばいよ・センサー」が働いて、急遽、ほかをうっちゃって、新幹線、レンタカーで現地へ。
話の展開がやや見えないところもあり、近くの高台の甲八幡神社で、まずは神頼み。
なかなかカッコ良い社でありました。 境内は広く、初詣はにぎわいそう。
さて、打ち合わせ。
管理している(はずの)自分にも矛先が回ってきたが、週末に初めて聞いて、週明けの電話で駆け付けた次第。 立場上、設計段階より一貫して維持管理側が苦労しない1社案を支持。 ただし、仕様書で下請けの範囲をくくっていなかったもの事実・・・。
一方、下請け側からは、A、B間で設計協力が固まりつつあり、維持管理上の不備がないことをシステム面で説明して、2社案をフォロー。
最終的に、やや不満があるものの、2社案に落ち着きそうな流れでひとまずお開き。
今回の反省。
①元請がシステムメーカーでなくゼネコンの場合、費用優先でシステムの上下でメーカーを分断する発想もありってこと。
②元請から提出物が出てから確認を始めるつもりで、姿勢が「待ち」になってたこと。
良い勉強になりました。
ふと見上げると改修中の姫路城。
時間があれば、改修工事を見学してブログネタにする目論見は、時間切れでアウチ。
火の用心、カチ、カチ。
火元は火だけじゃありません。
今回は、10000歩に少し及ばず、6kmのてくてくでした。