おジャ魔女どれみと徒然

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バースオブネイションについて、その新しい歌

2019-04-09 15:21:00 | シリアス・サスペンス
アメリカ南北戦争の30年前、1人の黒人奴隷が反乱を起こす。
ナットターナー。人種差別の狭間で、1人の人間として生きた男のお話。

ずっとこの映画見たかったんよ~。予告で引き込まれた。
アメリカだと放映中止になったんよね。これは主演監督のネイトパーカーがスキャンダルを食らったのもあるが、まぁ、タイミングからして杭打ちよね。

題名からしてKKKの出る国民の創生の意趣返しですから。
それから100年後の作品。いくら時が流れても人間の業の深さは変わらんな。

ニュートンナイトも、その子孫が八分の一、黒人の血が流れてるからって裁判にかけられちゃうんよね。
白人が差別した分、黒人も報復するし。いたちごっこというか、シーソーだよね。

一方が下にいたら、一方が上から見下している。
対等な対話なんて、人間には出来んのかもしれんな。

考えさせられる映画ですが、物語としても面白いんよね。
サミュエルを殺した時のナットの間が良かった。胸が締め付けられたな~

いざ反乱を起こす時、母や嫁が何も言わんのも。
涙をこらえて何かを言おうとしたことも。

では、また。