2022年7月公開、大ヒットアニメ『ゆるキャン△』の劇場版。
何となく見るの先伸ばしにしてて、1年経ち、やっと視聴w
映画自体ヒットはしましたが、内容は何か賛否両論らしいですね。
それで見るの億劫になってましたが……見たら見たで面白い作品でした。
まぁ、前評判でよく言われてた、まさしく鉄腕DASH。
ただキャンプをやるアニメから、キャンプ場を1から作る!
思い切った内容。キャラもそれぞれ高校を卒業し10年後の世界。
リン→名古屋で出版社。
千明→やまなし観光推進機構。
なで→東京でアウトドア用品。
あお→山梨で小学校の先生。
恵那→横浜でトリマー。
ストーリーは、
山梨県庁に勤めるリンが高下地区での町おこし企画を考えていたところに、リンが「キャンプ場作れば?」とポロッと言ったことから端を発し、野クルー再集結キャンプ場作るぞオー!!
といったお話。
どえらい話w 最初はホント辟易しましたw
上映も2時間というたっぷりボリューム。これは疲れそうやなと気合入れて見始めたけど、意外や意外、テンポ良くてサクサク見れる。
もっと引っ掛かる内容なんかなと思ってましたが、そこはまだ見易いように作らてましたかね。駄作では全然ないです。
ただ、賛否両論が出てくる理由も見てたら分かります。レビューで文句つけたくなるのも分かる内容。
俺もガチファンではないとはいえ、どっちかと言うと否の方。
もちろん面白いんだけど、これを手放しで絶賛する奴の気持ちもちょっと分からんw
まぁ、ifとして楽しむならってレベル。
まずキャンプほぼやってないという。本当にキャンプ場建設の話だから。
これはこれで面白いにしても……わざわざこういうストーリーにするかねって感じ。すっげー回り道の変化球の異色作。変な話だよホントw
のんのんびよりの映画みたいに、普通にアニメオリジナルで海外へキャンプ行きました~って話で全然良かったと思うんだが。
JKの青春を見せるきららワールドから、もう一段凝った話を作りたかったんかな。
それにしては中途半端な仕上がりなのも否めない。ご都合主義な展開もあるし。
そもそものストーリーの柱になるキャンプ場建設。
公営キャンプ場を建設する公共事業を5人でやるという。しかも期間は半年。
……ここをツッコむのはヤボというものだから、別にいいんですがw
5人はそれぞれ仕事してて休日に交代で山梨まで来て、無給のボランティア。
ここら辺はさすがに鳥肌立った。寒気した。しんどっ!
友達のためやキャンプが好きってだけで、ここまでできるかな~?w これも言うのヤボなんかね。
作画や描写は凄い美麗で、そこは楽しめたし話を引っ張ってくれるんやが。
何か誤魔化されてる気がしないでもないw
後、よう言われてる大人設定。俺は別に気になりませんでしたが。
なんならもっと踏み込んでも良かったかな。皆都合良く、独身で時間もあって~というのは……。
誰か1人くらい、ママになって子供がいて~だったら、より現実的だったんじゃない?
どうせやるならもっと突っ走てくれたら良かった。
何にしても、高校生からいきなり大人の話だから飛躍しすぎなんはあるかも。もっと原作が固まってから作ってほしかった。
ただ、原作者のあfろ氏がちゃんと監修に入ってるんで、これ以上文句は言えないすかね。
てか、てっきり完結かと思いきや、来年シーズン3やるんかいw
じゃあ、なんで大人編なんて中途半端なことやんの?
完結なら最後に大人編もありかなと思うけど。謎は深まるばかり。
シーズン3の弾みになる作品でもなし。本筋とは違う外伝作品だし。
よう分からん、立ち位置が謎の作品だったわw
まぁ、見て損はないけど、イマイチ腑に落ちなかった。
では、また。