おジャ魔女どれみと徒然

おジャ魔女のこと、

日常のこと、

いろいろ。

エミリーローズについて、その真の故郷

2018-04-07 07:48:00 | ホラー映画
悪魔払いの末に少女が死んだ。ドイツで実際に行われたその責任の是非を問う裁判。
悪魔から少女を救えなかった神父。犯した罪とは、受けなければいけない罰とは……

洋画ホラーのド定番、悪魔払いを描いた作品ですが新しい切り口。
ウォーレン夫妻やメリン神父とか、エクソシストというヒーローをここでは過失致死で裁きます。そんな非科学的な!!w

もうちょい肝心の悪魔払いのとこが長ければってとこ以外は概ね満足。
今までにない映画ですし。神や悪魔の所在を現代社会の法律や科学や医学に当て嵌めて明らかにしようという試み。

欧米では衝撃作として話題になったらしいです。かく言う俺も最後まで見て驚きました。
多分、キリスト教圏の方々とは驚きが違う。これは人それぞれ解釈が分かれると思う。

「真相より可能性が大事!」って弁護士が言うことか? とか。まぁ、それは置いとくとしてw
問題はマリアだよな。皆これをどう見たの? 嘘か本当か。まぁまぁ、それも置いとくとして!!w

目に見えないものを信じるとして、果たしてメアリーの元に現れたのは本当に聖母だったのか……?
だってさ、目の前に苦しんでる人がいるのに助けねーもんなw 信仰って何の為にあるんだろう……

神の在り方を揺るがすことだと思うんですよねー。じゃあ、何の為に神様っているの? 人を殺すため? 苦しめるためか?
メアリーは死して悪魔の存在を証明しましたが……この裁判で一番得したのって悪魔じゃねーのかなって。

実際のドイツの裁判では神父は有罪判決。本来は半年の拘留刑だったらしい。でも、神父は罰金だけ払って牢屋には入らなかった模様。
これで本当に厳罰が下されてたら人の中にある精神世界に楔を打ち込むような……神を信じる人間がもっと減ってたと思うんですよね。

悪魔からしたらそれは商売上がったりじゃないですか。
メアリーに取り憑いたように、深い信仰や神への愛が必要なんですよね。悪魔にとって。

仏教圏とか、日本は宗教観がフワッとしているし悪魔の付け入る隙はありませんよね。
神を信じることが前提であり、そここそ悪魔の住処なんじゃないかなって思う。

試練という言い方。苦しんで信仰に殉じた末にあるのは……
こうやって疑心暗鬼にさせるのも悪魔の利するところか? うわぁー、もう嫌だ!!w

それでも神を信じるか?ってこと。
考えさせる映画です。では、また。



http://oka-jp.seesaa.net/article/418628540.html
『ファティマに現れたのは、おそらく「聖母ではない」ことをヤシンタの霊に気づかされる。さらにそこから導かれた輪廻転生のメカニズム』

この記事を思い出した。
己が身全てを捧げても、それでも神を信じられるかどうかが試練なんでしょうね。

なぜ苦しみを求めるのかは分からんがなw
なんで神様信じてるって対価が欲しいからやってんだろ!!w

ぶっちゃけそうっしょ?
良い事あるかもしんないから祈るんでしょうが!!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿