2003年、金星に隕石衝突。金星の環境は一変し、人類の居住が可能になる。2089年、金星はイシュタルとアフロディアの2か国に分かれ、互いに争う戦乱の星となっていた──。
安彦良和監督、渾身にして悲運のアニメ映画。
2019年に30周年を迎え、ようやく日の目を浴びた幻の作品。
残念ながら、興業的に奮わず。
安彦監督もそれを恥として長らく封印していたと言う。
どんな作品かと思ってたが……見たら普通に面白い作品ですよね。
ただ何となく埋もれる理由も分かるような気もするw
まず映像が凄い綺麗。ここはブルーレイ仕様なのもあるが。
でも、元の作画ありきだろうからな。ここは品質の良さが窺える。
後、音楽も良いし、メカニックも。なんかラピュタっぽい感じw
キャラも個性的で特に女キャラがかわいい。独特の色気がある。
外観はしっかりしてるように見える。隙がない。
問題はストーリーなんだろうね。確かにパッとせんからなw
元の作品が未完ってのもあるだろうが。
原作は安彦監督が当時描いてた漫画。未だに完結してません!w
元々の漫画は3部まで構想されてて。
2部までは漫画が刊行、この映画で1部を描いてる。
3部を描こうってとこで安彦監督が休載して。
映画の失敗からか、そっからはフェードアウト。
途中でほっぽり出したみたいなもんだからね。
それがどうしても中途半端というか、尻切れトンボな感じあるよな。
今、続編やっても面白そうだけど。この第1部だけ見させられても。
面白いけど、モヤモヤが残るというか。気持ち悪いんだよねw
続きは気にはなる。
この第1部がアフロディア編。第2部が一応、イシュタル編と。
ここで第3部。想像するとワクワクする。
まぁ、続編は絶望だろうがねw
見ても身になるようなことはないから、正直オススメはしないw
興味本位で、見たい人だけって感じかな。
では、また。
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